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第6話 「スパゲッティミートソースとチョコレート」

 八日目・九日目


 アナタは、『食材に感謝』したことがありますか?


 ○夢の中、たもつの体内――

 パラパラっパラ~!

 たもつはレベルが上がった!

「やった、レベルアップだ!」

「やったなたもつくん」


 名前: たもつ

  レベル: 22

  HP: 250

  MP: 120

  力: 75

  賢さ: 55

  体力: 60

  素早さ: 50

  健康状態: 良

  必殺技: 『ごちそう波』取得


「やった、必殺技も覚えたよ。なになに……『ごちそう波』だって」


「『ごちそう波』か、確かたもつくんの、食材や料理に対しての『感謝』の気持ちで、威力が増減する技のハズだ」

「俺の、『感謝』の気持ちか……」


 たもつは、さっそく使ってみることに。


 名前: カンメン×3体

  レベル:18 HP:100 素早さ:30


 名前: ポォークキング

  レベル:20 HP:100 素早さ:15


 名前: ニンジン娘

  レベル:10 HP:11 素早さ:8


 名前: 玉ねぎ子爵×2体

  レベル:10 HP:10 素早さ:9


 名前: トマトン×4体

  レベル:12 HP:15 素早さ:9


 名前: オリーブオイルスライム×2体

  レベル:16 HP:55 素早さ:48


 名前: チョコーレム×2体

  レベル:15 HP:30 素早さ:25


「あ、間食で食べた、『チョコレート』のモンスターまで出てきちゃった。

 ようし、俺の『ごちそう波』で……」

 ヒイィィン……


 たもつはエネルギーを集中して、両手を前へ突き出す

「『ごちそう波』!」


 バシューーン!

 ボンッ


 たもつの両手からエネルギー波が飛び出し、チョコーレムに直撃! でも威力はイマイチ

「たもつくんの食材に対する感謝が、まだ薄いってことだなぁ」

 酸味イエローの鋭い指摘。


「うっ、以前に比べたら、格段に感謝しているんだけどなー」

 その後、全員で戦い、食材モンスターは全て『消化』した。



 たもつは甘味ピンクに、イヤミを一つ

「お菓子類は、食べると血糖値が上がるし、太るし、いいことないよね?」


 ピンクはたもつをギロリと睨むと、すぐさま反論

「そんなことないよ、脳の栄養は『糖分』だし、疲れたときは糖分を吸収するのが一番いいのよ、それに……」



 ◆次の日、現実世界のたもつの職場――


 たもつは仕事中、変な冷や汗をかく

「なんだこれ、手に力が入らないし、立ってるとクラクラする……」

 たもつはフラフラしながら、近くの椅子に座る


「これってもしかして、『低血糖の発作』の症状……?

 そんな、最近の俺は、『血糖値』は基準内で安定していたのに……?」


 バタッ


 たもつはそのまま、仕事中に倒れてしまう。

「どうした? たもつ? おい!」

「たもつくん、しっかり!」

 遠くの方で、ワルオとタカオの声が聞こえる……


 ○夢の中、たもつの体内――

 たもつはそのまま夢の中へ


 メンバーが駆け寄ってきた

「大丈夫か、たもつくん?」

「うん、仕事中に倒れちゃったけど、周りに人がいるから大丈夫だと思う」

 メンバーたちも、ほっと一安心。


「でも、血糖値が基準内でも、『低血糖の発作』が起こることはあるんだね」

「そうだな、何かのきっかけで、突然血糖値が急激に下がると、今回のような発作が起こる可能性は高い」

 辛味レッドの説明に、周りのメンバーも頷いている


「でも、ピンクのおかげで、倒れる直前に『アレ』を食べたよ」


 たもつとメンバーの前には、食材モンスターの『アメダマン』と『チョコーレム』が。


 名前: アメダマン×2体

 レベル:10 HP:20 素早さ:20


 名前: チョコーレム×2体

 レベル:15 HP:30 素早さ:25



「よし、全員で『消化』だ!」

 メンバー全員で、モンスターを攻撃!


「おはしソード、『一味ブレード』!」

 ズバッ!

 辛味レッドの攻撃!


「『爪楊枝ショット』!」

 ドスドスッ

 苦味ブルーの吹き矢攻撃!


「スプーンバッシュ!」

 ドガァッ

 酸味イエローのスプーンでの攻撃


「ナイフブーメラン!」

 ヒュンヒュン、ドスッ

 旨味グリーンのブーメラン攻撃


「スピニングフォーク!」

 ギュルルルーー、ドスッ

 甘味ピンクの、回転フォークでの突き!



 ヒイィィン……

「行くぞ、『ごちそう波』ーーッ!」


 バシューーンッ

 ドガァーーンッ!

 たもつの『ごちそう波』は、前よりもさらに巨大なエネルギー波となり、チョコーレムを一撃で粉砕した!


「ガオオォォン……」

 アメダマンとチョコーレムは、バラバラになり、消えていった……


「よし、モンスターを『消化』したぞ」



 たもつは、前にピンクに言われたことを思い出す。

「そんなことないよ、脳の栄養は『糖分』だし、疲れたときは糖分を吸収するのが一番いいのよ、それに……

『低血糖の発作』の時も、甘いものをとると治まるのよ、凄いでしょ?」

「へぇ~」


 たもつは、食材のいろんな効力や効能に、今までよりもっと『感謝』をするのだった。



 ◇今回の献立

 「スパゲッティミートソースとチョコレート」(総カロリー: 約731)

  カンメン(100)×3

  ポォークキング(100)

  ニンジン娘(11)

  玉ねぎ子爵(10)×2

  トマトン(15)×4

  オリーブオイルスライム(55)×2

  チョコーレム(30)×4

  アメダマン(20)×2


 ◇今回の健康カルテ

  体重: 66キロ

  BMI: 22・6

  血圧: 150/100

  中性脂肪: 207

  LDL: 170

  HDL: 35

  尿酸値: 7・8

  γ-GTP: 185

  血糖値: 135→140

  ストレスレベル: 標準


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