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明日は寝て待て
僕は私立の中学校に入った。
新しい環境で、新しい仲間との日々が始まる!
「おはよう!」
返事がない。
「グッモーニン!」
あれ?同じ制服を着た皆が目を合わせてくれない。
初日、僕は購買で焼きそばパンを6個買って学校では初めて一人でご飯を食べた。
国語の問題を解いていると、覚えていない漢字書取りの穴埋め問題があった。
(問6 左の一文は太宰治の小説の抜粋である。適切な漢字一文字を当てはめなさい)
〈(?)の多い生涯を送ってきました。)〉
何だっけ……?でも、生涯って人生でしょ?ハッピーな方がいいよね!まあ滑って上等でギャグで書こう!
〈(夢)の多い生涯を送ってきました。)〉
次の問題は……
(問6 次のことわざの空欄を埋めなさい)
〈(?)は寝て待て)〉
これも分からない……最初のテストだから前向きに書こうか。
〈(明日)は寝て待て)〉
テスト終了後に、担任の先生から呼び出された。
「白川、そういうことじゃないって分かるよな?」
半笑いで苦笑いの袴田先生は、25歳の若い先生だ。 ワイシャツの裾を両方捲っていて、腕はやや白くてツルツルだ。
「えっと……何のことですか?」
袴田先生は帰っていいぞ、そう言って僕から視線を逸らした。
職員室から出ると、少し離れたところから来た上級生が待ち構えていた。




