表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
9/29

中学で初めての友達

「面白すぎねえ?」


上級生たちに囲まれた。私立の名門校だからわかりやすい不良ではない。だからこそ陰湿な感じ……。


困ったな、そう思っていると「待てよ!」と声がした。


背が高くて、ガタイが良くて、柔道とかやってそうな坊主頭の男の子。同じクラスの後ろの席にいた気がする。


「そういうの、止めろよ。陰湿だぞ」


上級生の一人が舌打ちした。


「池本が言うなら、仕方ないな」


囲んでいた上級生たちが去っていった。


「大丈夫かい?」


NHKのドラマにも見ないような手の差し出し方に若干の違和感を感じながらも、僕も手を差し出す。池本君と握手をした。


「うん……僕、なんだか浮いちゃってるみたい」


「君が素晴らしい奴だってことは見ればわかるよ!友達になろう!」


寂しかった僕は、その申し出を快く受け入れた。


それが人生最大の間違いになるとは、思ってもいなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ