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俺を異世界に召喚した悪い魔女の婆さんをロリババアにしたら何処までも粘着して来るようになったんですけど!?  作者: アステロイドV2
第三章 恋のライバル出現

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騒がしい風呂

アリアステル王女の待つマルテミ城に戻って来たディザベル。


アリアステル王女の計らいで、ヤマダ・ハナコの仲間達と一緒に、城の風呂で入浴する事になったのだが……。


パーティー会場でドレスを着ている時もそうだったが、服を脱いだ今は、それ以上に皆の視線がディザベルの胸に集まる。


「……あの、ルルさんって今何歳なんですか?」


アリアステル王女は、ディザベルの豊満なバストをまじまじと見つめながらディザベルに質問する。


「12歳」


───という事にしている。実際は、一桁飛ばしておるが。


「す、凄いですね……」


「ま、まあな……!魔力保有量の多い人間は身体に出やすい。女ならワシの様にな!」


「そうなんですか?」


「う、うむ」


アリアステル王女の羨望(せんぼう)の眼差しに、ついワシは、あることないこと言ってしまった。


だがしかし、あながち間違いではない。


ワシの知る人物で強力な魔法使いは皆、胸が大きかった。ワシだって大きかった。だから嘘は言っておらん。……うむ!


「何か食べてないの?」


裸のヤマダ・ハナコが横から聞いて来る。


「別に食べておらん」


「じゃあ何かしてるとか?」


「別に何もしておらん」


胸を弄り過ぎたせいで大きくなった訳ではない。断じてない。


「なんじゃ、お主?胸を大きくしたいのか?」


ワシはヤマダ・ハナコの身体を見る。


あの長い剣を振り回せるだけあって身体つきは、しっかりとしてい背も160以上はある。


背の低い今のワシからすれば羨ましいくらいだ。


そしてヤマダ・ハナコの胸だが、ワシ程ではないがそれでも十分大きい。


今の身体つきでも十分満足出来そうなものじゃが……。


「私は別に。これ以上大きくなっても戦うのに邪魔になるし」


「じゃあ何で」


「リュララが知りたいと思って」


「んなっ!?な!な、な、な、な、な!!何を言ってるんですかッ!?」


急に飛び火したリュララ王女が顔を真っ赤にしながらヤマダ・ハナコを背中から突き飛ばす。


「んぶっ!ぶぶぶぶぶ……」


背中を押されたヤマダ・ハナコはバランスを大きく崩し、浴槽のお湯の中に沈む。


「私がいつ!そんな事を言いましたか!?」


「気にしてるかなって思っ───ごぼぼぼぼ……」


浮上したヤマダ・ハナコは、またリュララ王女に沈められた。


もしかして、こやつは馬鹿なのか?それとも天然か?子供の様に思った事を全部言ってしまうのか?


ディザベルは、再び浮上して来た所をリュララ王女と一緒に風呂に入っていたゼクシレンに怒られているヤマダ・ハナコを見ながらそう思った。


……しかし、リュララ王女と仲間のゼクシレンか。


ディザベルはリュララ王女とゼクシレンの身体を見る。


リュララ王女はヤマダ・ハナコ程では無いが、筋肉もしっかりあって、ちゃんと戦う事が出来る身体をしている。


魔力の方は普通か、それより少し多い程度だが、王女ならばこれくらいあればいいだろう。戦うのは国民じゃしな。


胸の方は少し膨らみがある程度。この風呂に居るメンバーの中では、まだ7歳のアリアステル王女を除けば一番小さい。


まあ歳は15くらいのようじゃし、ここから大きく成長する事もあるじゃろう。


一方、ゼクシレンの方はヤマダ・ハナコと同様のしっかりとした身体つき。


垣間見える仕草やリュララ王女への態度からして王女の為に身体を張る騎士か何かじゃろうな。


胸はワシと同じくらい大きい。ワシと違って身長が高いから、かなりのボリュームじゃな。


この二人が近くに居たらヤマダ・ハナコの言う通り、気にしててもおかしくはないか。


「ルルさん!」


「な、なんじゃ!?」


急にリュララ王女に声を掛けられてディザベルは思わずビクッとなってしまう。


「私、気にしてませんからね!?」


「お、おう……」


魔法を使われた訳では無いのに、リュララ王女に頭を覗かれたかのように力強く否定されてしまった。


「それじゃ気にしてるって自分から言ってるような───ごぼぼぼぼ」


またまた余計なことを言ったヤマダ・ハナコがお湯の中に沈んで行った。


「お主は学習しないのぅ……」


「あの……ルルさん」


沈みゆくヤマダ・ハナコを眺めていたらアリアステル王女に声を掛けられた。


「ん?なんじゃ?」


「魔力保有量ってどうやったら増やせるんでしょうか……?」


リュララ王女はともかく、アリアステル王女の方は気にしているようじゃった。


「それは、まあ特訓じゃな。筋トレと一緒じゃ、鍛えれば増えて行くぞ」


「そうなんですか?」


「うむ。風呂から上がった後で、トレーニングの方法を教えよう」


「ありがとうございます」


「うむ」


ワシはアリアステル王女に約束をして、ゆっくりと湯船に肩まで浸かる。


……しかし、こんなに騒がしい風呂は何時振りか……。


家族と入っている時、先生の所に居た時振りか?


いや、先生の所に居た時はアレが五月蠅いだけじゃったな。


キョウが居た時は……別の意味で五月蠅くなっていただけじゃからカウントはせん。


…………あやつ、本当に今何処におるんじゃ?

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