スリーサイズ更新
ストレス発散の為に行っていたスイーツのやけ食いをそこそこに切り上げ、冒険者ギルドにやってきた。
ディランが言うには、ワシのドレス制作の為に王家御用達の仕立て屋が冒険者ギルドで待機しているらしい。
ワシは受付の人間に仕立て屋は何処かと尋ねると応接室で待っているという。
ギルド職員に連れられ応接室に入ると、仕立て屋を名乗る裾の長いメイド服を着た5人組の大人の女性達が自分を待っていた。
「パーティーまで時間が無いので早速採寸を始めて行きましょう。服を脱いで下さい」
「はーい」
ワシはメイド達の指示に素直に従い、衣服を脱いで下着姿になる。
「下着も、お願いします」
「はーい」
まさか下着まで脱ぐ事になるとは思わなかったが仕方ない。
ワシは言われた通りに下着も脱ぎ、一糸纏わぬ姿となる。
この部屋には同性しかいないとはいえ、流石に少しだけ恥ずかしさがあるな。
「それでは身長から測って行きますね」
「はーい、よろしくお願いしまーす」
身長から腕や足の長さ、スリーサイズと全身隈なく測ったのだが、1つ問題が起きた。
「バスト……91」
メジャーを使ってワシのバストサイズを計測しているメイドが出た数値を記録係に伝えた。
「えっ!?」
91という数字を聞いてワシは信じられず、思わず声が出てしまった。
確かに、ここ最近胸がキツイと感じる事が多々あった。
でもそれは成長期のせいだと思っていた。この若返った身体で成長期と言うのも、おかしな話だが。
身体の成長に合わせて新しいのを買わなければならないと。
しかし、いくら何でも91cmは無いだろう!?
以前測った時は確か87cmだったはずじゃ、それが成長期といえど急に4㎝も大きくなるか!?
そもそもワシが昔この身長だった頃……大体100年くらい前か?その頃は91cmも無かったぞ!?
『信じられない』と思ったが、ワシには3つ程、思い当たる節があった。
1つは昔より食品の質が全体的に向上し、食生活が改善された事。
当時は食にそこまで気を使っていなかったし、復讐やらでそれどころでは無かった。
だからワシのこの胸の急成長は、食生活の改善、昔より栄養のある物を多く食べられるようになったことが原因だと思う。そう思いたい。
2つ目は……キョウとえっちするようになった事。
……多分これじゃろ…………いや、そうに違いない!愛情を一身に受けた結果じゃな!
キョウの奴め、人の胸を好き勝手揉んで!後で文句の1つでも言ってやる!
…………3つ目は……自分でも触っていたこと…………。
だ、だって!まさか胸であんなに気持ち良くなれるだなんて思わなかったんだもん!
キョウに触られた時、とっても気持ち良くて……私も興味本位で触ってみたら気持ち良くて……。
それからキョウとしてる時も気付いたら触ってて……。
一人でいる時なんかは、キョウの事を考えながら弄るのが好きで……って!何を考えとるんじゃワシは!!
と、とにかく!これからは、むやみやたらに胸を触るのは止めよう。
キョウにもあまり触るなと……いやそれは可哀想か。
キョウって会話してる時も暇さえあれば、ず~っと触っているし、私もキョウに触られるの自分で触るより気持ち良くて大好きだし……。
…………ともかく!これ以上大きくなってしまっては戦闘に支障が出かねんからな!これ以上、自慰行為は止めるぞ!……うむ!
───しかし、私が自分で立てた、この誓いは守られる事は無かった。
キョウが修行を終えて帰って来るまでの間、私はキョウに会えないストレスを自慰で発散し続けてしまった。
「う”う”~~~!キョウ!キョウ!キョウ!!」
キョウに抱きしめられているような感じがするからと、重めのブランケットに包まり、暗闇の中で彼の名前を呼びながら胸を重点的に攻める、私のお気に入りの自慰方法。
「ん……あっ……あっ♡……ふーっ♡ふーっ♡」
これで最初の方はストレスを解消出来ていたのに、日が経つにつれて満足出来なくなってしまった。
そうなると当然、私の自慰は、より激しくなっていき───
その結果、私の胸のサイズがどうなったのかは、キョウが帰って来た時に……。




