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俺を異世界に召喚した悪い魔女の婆さんをロリババアにしたら何処までも粘着して来るようになったんですけど!?  作者: アステロイドV2
第三章 恋のライバル出現

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念願の家の鍵を手に入れたぞ!

俺達は再び不動産ギルドに戻り、応接室でギルドマスターのアリダに金貨10億枚分、ポンと渡す。


───と言っても金貨10億枚を渡した訳じゃない、()()()を渡した。


それがこの青白い『ミスリル硬貨』これ1枚でなんと金貨1000枚分!


金貨は日本円で1枚1万円だから、ミスリル硬貨は日本円で1000万!


それを100枚、アリダに渡したって訳です。持ち運び便利で助かるよ。


一応、偽物じゃないか確認されたが問題は無し。


───という事で!遂に!念願のマイホームとそのカギを手に入れた!


「ってなわけで、早速部屋決めだ!!」


愛しのマイホームに戻った俺は、リビングで声高らかに宣言した。


『別に何処でもいい 外でもいい』


スライムのクリスタル・ボゥルが筆談で俺と会話する。


「君ねぇ、一応魔物なんだから、外に居られたら何も知らない人はビックリするでしょ。変な誤解生んでいざこざにならないように家に居なさい」


『わかった』


クリスタル・ボゥルは、そう紙に書いて自分の部屋を決めるべく何処かへ跳ねて行った。


「ワシは取りあえず自室と研究室、それから書斎に3部屋貰おうかのぅ」


「うん、分かった。この後、家具買いに行くからちゃんと見ておいてよー」


見ておいてっていうのは、何処にどの家具を置けるのか、どのサイズなら問題無いかって事だ。


「うむ」


ディザベルはそう言って家の何処かに消えていった。


「よーし!じゃあ俺も自分の部屋、決めちゃいますか!」


この家は3階建て、それも日本の家と違い無駄にデカく無駄に広い。デカい犬も余裕で飼える海外の家って感じだ。


…………そっかぁ、デカい犬、飼えるな……飼おうかな……?


ふと脳内に流れるデカくて白い犬と戯れるイマジナリービジョン(空想の光景)


いや、いいなぁ!飼おうかな!?


…………いや止めておこう。確かに家は買ったが、別にここに定住する訳じゃない。


俺としてはもっとこの異世界を見て回りたいから他の国に積極的に旅する訳で、中には危険な場所やダンジョンにだって行くことがあるだろう。


そうなった場合、不幸が起きる可能性だってある訳で……やはりペットを飼うには『最後まで面倒を見ることが出来るか』『そのペットが最後まで幸せでいられるか』この2つを守れそうにないなら飼うべきじゃない。


うむ、デカい犬を飼うのは止めよう……あれ?何の話だっけ?


……ああ、そうだ部屋を決めるんだった。


3階建てだろ?やっぱ3階とか上の階とかいいよなぁ。3階のどっかにしようかな?


……いや、やっぱ1階でいいや。毎日毎日3階に上るのも3階から降りて来るのも面倒になりそうだし。


という訳で1階で目ぼしい所はないかと探索していたらディザベルと鉢合わせた。


「お主も1階か?」


「まあね、毎日階段を上り下りするの面倒になりそうだし」


「ふっ、確かにな」


「ディザベルはもう決めたの?」


「うむ」


「お、早いな。じゃあ俺もさっさと決めないと───」


不意に腕をディザベルに掴まれる、ディザベルの求愛行動だ!


「よ~~~し!早く決めて家具を買いに行かないとな~~~!」


しかし無視!俺は強引に家を探索し無理矢理自分の部屋を決める。


ここでもし誘いに乗ったら絶対家具を買いに行けなくなる!


「ようし!部屋も決めた事だし家具でも買いに行くか!スライムのボゥルくん!行きますよ!!」


俺は大声を出して家の中にいるディザベルの求愛行動を発動出来なくさせる頼りになるスライムくんを呼び寄せる。


暫くしてクリスタル・ボゥルが俺達の元へ戻って来た。


俺は、このスライムが余計なことを書かないうちに片手で鷲掴みにして勢い良く家を出た。


「リヴァータ!出掛けて来るから留守番よろしく!!」


厩舎にガールフレンドといる白馬のリヴァータに声を掛ける。


「ヒヒーン!(早く行け、邪魔すんな)」


どうやら自分の雌とよろしくやってたみたいだ。


おうおうおう、どいつもこいつも盛ってやがる。


「オススメの家具店をディランとアリダのおっさんから聞いてるから早速そこに向かうぞ!!」


俺はベッドもテーブルも無いすっからかんの寂しい我が家に別れを告げる為、マルテミの街に躍り出た。



───ディザベルに腕を掴まれた状態のままで。


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