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バカしかいない異世界で最強軍師になってみた  作者: 鉄道の人
チート嫌いのソウタの昔話
50/70

チートと異変

遅れた&短め済まない。


50話短編はもう暫くお待ちください。


「以上、これが僕の話だ。 流石に無理に覚えろとは言わないけど、頭の片隅にでも置いていてくれれば幸だよ」


「エイタさんにもそんな事が……しかも僕より過酷だし……」


僕はエイタの事がとても心配になっていた。


無理も無い。僕だったらエイタがいなくなったら絶望と喪失感で二度と立ち直る事は出来ないだろう。


「心配要らないさ。今はその事を泣かないで語れる様になったしな!」


胸を張って言う。こんなメンタルを持てるようになりたい。


「さて、そろそろ僕達も帰ると……」


そう言ってエイタは転移しようとした時だった。


「……!!」


「どうしたの?」


今まで僕には笑顔しか見せなかったエイタが、突然苦虫を噛み潰したような顔を見せた。


エイタのあんな顔を見たのはこれで最初で最後だ。


「急いで戻るよ」

焦ったのか、僕が聞き取れない程早口で言った。


「え? ちょっ……」

僕の返答を待たず、エイタは転移を起動させた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


転移中。


「どうしたの? エイタさん」


不安になった僕はエイタに尋ねる。


「分からない。だけど施設の仲間達から『・・・ーーー・・・」とだけ聞こえたんだ」


「何ですか?その『・・・ーーー・・・』というのは?」


当たり前だが、(そろそろくどいかな?)

その時の僕はモールス記号なんて存在を知らない。


「簡単に言えば、『助けてくれ』の意味を知らせるモールス記号という暗号だ」


そして当たり前のように僕をフォローする。


因みに、何故『・・・---・・・』が『SOS』なのかは『少ない時間で打ちやすいから』らしいね。


今モールス記号なんてそんなに知る人がいないから(一部のミリオタ及びその他除く)イメージは湧かないだろう。


「到着するよ……身構えて!」


エイタがそう言った瞬間、転移の結界が消え、施設の近くに辿り着いた。


「おいおい、なんだよこりゃあ……」

「これは……!」


僕とエイタは、目の前の光景が真実とは、俄かに信じられなかった。


何故なら……


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