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バカしかいない異世界で最強軍師になってみた  作者: 鉄道の人
チートは便利だけどたまに毒
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ソウタの想像と本気

俺つえー展開あるかも。

苦手な人は注意。

(何を使って引きずり落とすべきか?)


ノープランでこの世界に飛び込んでしまった為、俺は敵の位置の確認と使うスキルについて考えていた。


出来るだけ手早く済まそうとしていたので、どのスキルをいつ発動するかも考えなくてはならない。


「考えようか……どうするべきか」


「ちょっと? 俺のアイデンティティ盗るなよ」


この発言で察したアカギ君が僕に訴えている。


「知らないですよ。他に何か得意な事探して下さい。あとアカギ君より上手くはないから下位互換なので安心して下さい」


精一杯のフォローをしながら考えた。


「こんな所……ですかね……」


粗方考えがまとまった。


「少し待って下さいね。 すぐ引きずり落しますので」


行くよ。


「『急速接近(クイックアプローチ)』『暗澹の呪縛』」


まず相手の動きを封じる。これ戦場の基本だよ。


さて、次は攻撃だ。


「『ペイン・ワールド』『光線銃(レイ・バレット)』『幻想大剣:閃光』」



敵の実力が分からないので肩慣らし程度にと中くらいのスキルを連発している。


しかし、見た感じだとまだ元気そうだ。


流石はその辺にいる雑魚だったら瞬殺できるアカギ君が苦戦したのもあるな。


あまり時間は掛けたくないし、僕が今すぐ使える最強のスキル使うか。


「じゃ、これでどうですか? 『断罪』!」


僕が詠唱を終えた途端、死神によるジャッジが行われる。


その罪の重さは今迄に使った攻撃スキルの回数・威力によって変わる。


今回の魔物はお気の毒だが、遠隔攻撃スキルの多用により、尋常じゃない程のダメージを食らった。


「5万は行くかもしれないですね」


魔物の様子がみるみる変わっていく。


元々僕達といった侵入者を威嚇する為の咆哮が。


降り重なる痛みや苦しみに悶え喘ぎ散らす叫びに。


僕達を見下し、遠隔攻撃で嘲笑する大胆そうな姿構えが。


ひっくり返った団子虫の如く惨めに痙攣して。


流石に可哀想になってきた。早く終わらせよう。


「じゃ、おまけに『落ちて来た流れ星(スターブレイジング)』」


約束通り、後はアカギ君に任せるとしようか。


魔法によって降り注ぐ星々が喚いていた魔物の押しやり、アカギ君のいた地面に落ちた。


「可哀想に。僕が召喚したとは言え、なんとも酷い最期ですね」


地面では、アカギ君の『アカギスペシャル』によって倒され、光となって蒸散しかけていた魔物だった物があった。


「どうやら決着は付いた様ですね」


僕は(故)魔物がいた小部屋みたいな所から飛び降りた。


アカギ君はここで死にかけていたが、僕は落下ダメージ無効にする装備がある。(チート不使用)


特に予想を裏切る展開なんてなく、ノーダメージで着地した。


「取り敢えずおめでとうございます。感動してるとこ悪いけど先を急ぎましょう。時間がありません」


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