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バカしかいない異世界で最強軍師になってみた  作者: 鉄道の人
チートは便利だけどたまに毒
40/70

ソウタの想像と出撃

ソウタ視点です。

少し話が巻き戻りますよ。


ーーsideソウターー


僕の家兼図書館で起きたちょっとした不祥事。


僕は資料整理の片手間程度にアカギ君の様子を観ていた。


「僕がヘマしてアカギ君を転移させて大体2時間くらいか」


予めソウタの監視と会話ができるようにした中継器で監視と会話をしている。


もちろんこの中継器はずっと前に創り出した物。ある程度この世界の絡繰を組み込み、チートは必要最低限に抑えている。


卑怯?そんな事気にするのは野暮ですよ。


兎に角、暫くの間アカギ君の様子を見ていたのだが、これはもう酷かった。


勿論だけどそこら辺のバカと一緒にはしていない。


「知識や作戦の建て方は素晴らしいですが、実戦はまだ不慣れなようですね……。 最近ここに来たから仕方ないのか?」


この問題は僕はどうしようもないな。 慣れてもらうしかないだろう。


その後何回か、アカギ君が左手を負傷した時やら落下した時に手救け程度の後方支援のみで監視していた。



まあ新米さんにトラブルは付き物なのか、下降気流が発生してる所に炎を発生させてしまった。


「あー……もう見てられないですよ……」


今回は流石に後方支援だけじゃどうにもならなそうだ。まあ実戦始めてか二回位ならまだいい方なのだが。


僕は少し悩んだ後、自分が助けに行くということとなった。


「あんまり使いたくないんだけど……この際仕方ないですね。アカギ君には色々借りがあるし」


借りとは何だって? それはまた追々話すよ。

案外早かったりして。


「じゃ、行きましょうか」


こうして、僕は現在進行形でピンチなアカギ君を助けるべく仕方なく(ここ重要)転移した。


転移中はエレベーターに乗っている感じの空間の中にいる。


其処には何度見ても慣れない感覚がある。エアタイムか気圧が違っているのか、なんにせよ普通ではありえない力が働いてる。


数十秒後、その不思議な空間は消え、中継器で観ていた景色が眼に映る。


(ボロボロな遺跡、大広間の構造、ボスの位置把握完了)


アカギ君と周りの境遇を僕は瞬時に理解した。


緊迫していて判断力が欠けた様だ。これは後でみっちり教えておこう。


「全く……見てられないですよ。これが貴方の実力ですか?」


少し煽るくらいでいいか。


「ソウタ……何で来たんだよ……! チートは使いたくないって言ってたのに!」


「貴方の戦闘を見させて貰ったのですがね、それはもう酷い有様ですよ。 幾ら才能は有っても実戦が駄目な様じゃ脳味噌だけの穀潰しですよ?」


「あー、はいはい。 んで? どうするのコイツ」


自然な流れで話をすり替えたな。まあ反省は後で聴くとするか。


「取り敢えずアイツを地面に引きずり落とします。それまでSPでも貯めて置いて」


久しぶりに本気出してみるか。




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