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バカしかいない異世界で最強軍師になってみた  作者: 鉄道の人
チートは便利だけどたまに毒
25/70

ソウタと電脳世界

タイトル詐欺?

気にしませんそんなこと。

「頭と体同時に鍛える? そんなこと出来るのか?」


此処は街の図書館兼俺とソウタの家。


『魔獣』討伐で疲れている俺に、『頭と体がすぐ強くなる方法』なる如何にも怪しいキャッチのらしい物をソウタから提案された。


「うん。僕の生まれ持った才能?かなんかで『願ったことは絶対に叶う』とか言うチートみたいな何かを手に入れたんだ」


「へ〜。そんなことが……待ってお前さらっとチートって言った?」


チートか。なんかチャチなラノベの主人公にありそうな展開だなおい。


「うん。れっきとしたチートさ。それこそ無双系の物語にありそうでしょう?」


『有言実行』ってここから来ているのか。


「んで? それを使ってどうするんだ?」


「まぁ……いちいち説明するのも面倒だし? 体で慣れてね」


そう言うと、ソウタは詠唱を始める。


直後、俺の足元に転移用の魔方陣が浮かび上がる。


「存分に楽しんでね」


俺の体はまた何処かに飛ばされた。



魔方陣の周りは靄がかかって見えない。


まだ手を出さない方がいいだろう。


暫く経つと、靄が晴れ白い壁が永遠と続く空間に飛ばされた。


「聞こえる?」


ソウタの声だ。何処から聞こえてくるのだろうか。


「ああ」


辺りを見回すが、何もない。


そのほうこうにはダレモイナイ。


「簡単に説明するよ。この世界は、

1.無限に敵が湧き続ける。

2.敵には、それぞれ一体づつに問題を持つ。

3.問題を解かないと、敵に攻撃出来ない。

4.不正解の場合、その敵から攻撃を受ける。

5.HPが0になるまで続く。

6.回復を含めた全スキルの使用禁止。


以上。頑張って」


スキル使用禁止? ふざけんなよ?


その時、最初の敵が湧いた。


問題「25+76」


「そんな感じの問題かよ? しかも暗算? 101! ほいっと」


こんなのが永遠と続くのかよ……


次々と敵が湧きだす。


「548×64」


「−54−154」


「85.654−52.7」



「35702! −208! 33.002!」


今のところ簡単に進めてるが……


また湧きだす。


「7X−42−24X+23」


「54−7X=93」


「48.54×3.141592」


「だんだん難しくなって行ってるし……

−29X−19! 7分の19X! 45.398408!」


このくらいなら……なんとか暗算でも……。


え? 常人にはそんなの無理?


知らないよそんなの。


まだまだ出てくる。


こちらの事情なんて知ったこっちゃ無いと、そう考えてそう。


「5437618+84273845×5423」


「5498127812842の素因数分解」


「84249の二乗+54213」


「526(42X+158)=541y

X=524y+7486」


更に難しい問題が出てくる。


「やばいな……よく考えないと……難しいか?」


幸い、時間制限はないようだ。


じっくり暗算しよう。

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