27 古代龍が住む鉱山と無数の目
山の麓にある村へ到着したタツヤたちは、馬車から降りると、さっそく周囲を見回した。目の前にはドワーフたちが行き交う炭鉱があり、その奥には鉱山の頂上へと続く険しい道が伸びている。
「よし。まずは耐性を上げておかないとな。前回は俺らも忘れちゃってたしさ」
ヴィルがそう言うと、タツヤは苦い顔をした。
「やっぱりそうなるよな……。セレナードの街でも苦労したし、今回はちゃんと上げておかないと」
「分かってるならいいけどよ。お前、痛いからって途中で逃げるんじゃねえぞ?」
「いや、だって痛いもんは痛いじゃん? できれば一生やりたくないんだよな」
「自分の能力を活かすためだろ。そんなこと言ってられねえよ。タツヤとノノが主戦力だしな。それはそうと、効率よく耐性を上げるならやっぱり……」
ヴィルはゆっくりと顔を横に向けた。
その視線の先にいたのは、鞭を腰に携えた女――ミレイアだった。
「……えっ? なに?」
自分が見られている理由が分からず、ミレイアは首を傾げた。
「いや、実は俺の能力って、実際に攻撃を受けると耐性が上がるんだよ。だから、ちょっと鞭で叩いてもらいたいんだけど」
「…………何だって?」
ミレイアの目が輝いた。
「つまり、あたいに叩いてほしいってこと?」
「まあ、そういうことだな。もちろん、能力を鍛えるためだから、手加減は――」
「やっぱりこれじゃなきゃ、気合いが入らないわよね!」
タツヤの言葉を最後まで聞かず、ミレイアはどこからともなく取り出した衣装に着替え始めた。
「いや、着替える必要ある!?」
「あるに決まってるでしょ!」
やがて、鞭を振るうのに都合がよさそうな服装になったミレイアは、村の開けた場所へとタツヤを引きずりながら連れていった。その周囲には、作業の手を止めたドワーフたちが集まり始めていた。
「おい、何が始まるんだ?」
「さあな。人間どもが何か見せてくれるらしいぞ」
「見世物か? 仕事の休憩にはちょうどいいな!」
「いや、見世物じゃねえからな!」
タツヤの抗議をよそに、ミレイアは鞭を手に取り、満面の笑みを浮かべた。
「それじゃあ、いくわよ!」
ヒュンッ!
《打撃耐性+3を獲得しました》
「ア゛ッ! オゥッ!」
鞭がタツヤの背中を打ち据えた。
「どう? これが欲しいんでしょ!」
「いや、そういう言い方やめろぉぉ!」
ヒュンッ! バシィッ!
《打撃耐性+4を獲得しました》
「ア゛ッ! オゥッ! ア゛ァァッ!」
タツヤは奇妙な声を上げながら、必死に耐えた。
「おおっ、なんか効いてる気がする!」
「そうでしょ! ほら、もっといくわよ!」
「待て待て待て! 効いてるけど、普通に痛いんだって!もう少し優しくしてくれー!」
バシィッ! バシィッ!
《《打撃耐性+6を獲得しました》》
「ア゛ァァッ! オゥッ! オゥッ!」
「これが欲しいんでしょ!」
「だから言い方ぁぁぁ!」
その光景を見守っていたドワーフたちは、そろって首を傾げていた。
「……あいつら、こんなところで何をやってるんだ?」
「女が男を鞭で叩いてるようにしか見えねえが……」
「いや、男の方も妙に嬉しそうな声を出してないか?」
「ワシも叩かれてみてえ……!」
「お前は黙って仕事しろ!」
一方、少し離れた場所では、ヴィルとノノ、リナが揃って顔を覆っていた。
「うわぁ……。あちゃー……」
「王子様ったら、みんなの前で大胆なんだから♡」
「ノノさん、そういう問題じゃありません……!」
リナは真っ赤な顔で視線を逸らした。そんな中、騎士団長のゴリィだけは、腕を組みながら感心したように頷いていた。
「うむ。見事な鞭打ちだ。あの振りの鋭さ、無駄のない動き……鍛えられているな」
「そこを評価すんのかよ!」
ようやく耐性上げを終えたタツヤは、地面に膝をついて肩で息をしていた。
「はぁ……はぁ……。もう十分だ……」
「えー、もう終わり? まだまだいけると思うけど」
「俺の身体より先に、俺の心が限界なんだよ!」
タツヤは震える足で立ち上がると、周囲のドワーフたちの視線に気づき、そそくさとその場を離れた。
耐性は上がった。おそらく、ちゃんと成果もあった。だが、代わりに失ったものもある気がする。主に、俺の尊厳とか、そういうものだ。
「……もう二度と、こんなところで耐性上げはしねえ」
「えー? また必要になったら、いつでも言ってね♡」
「多分頼まねえよ!」
タツヤは即座に断った。
気を取り直した一行は、近くで鉱石を運んでいたドワーフに声をかけた。
「すみません。山頂へ行くなら、どの道を通るのが一番近いんですか?」
タツヤが尋ねると、ドワーフは背負っていた袋を地面に下ろした。
「山頂までなら、最短ルートはこの先の古い坑道を抜ける道だど。ただな……今は、あんまりおすすめできねえ」
「おすすめできない?」
「ああ。数年前から、あの洞窟にとんでもねえモンスターが出るって噂になってるんだ」
ドワーフの表情が険しくなった。
「つい先日も、聖命草を取りに行こうとした冒険者が五人で鉱山に入ったんだど。ところが、途中でそいつに襲われてな……帰ってきたのは、たった一人だけだったらしい」
「五人中、一人……!?」
タツヤは思わず声を上げた。
「そいつ、どんなモンスターなんだ?」
「詳しいことは分からねえ。生きて帰ってきた冒険者も、まともに説明できる状態じゃなかったそうだ。ただ、洞窟の奥から聞いたこともねえ鳴き声がしたって話だど」
別のドワーフも話に加わった。
「最短ルートなら、山頂まで六日もあれば行ける。だが、そいつが出る場所を避けて遠回りするなら、早くても二か月はかかるだろうな」
「二か月……」
リナが不安そうに呟いた。
祖父を救うための聖命草。できることなら、一刻も早く手に入れたい。だが、五人の冒険者が挑んで何も得られず一人しか帰れないような場所だ。簡単に決められる話ではなかった。
タツヤは仲間たちの顔を見回した。ヴィル、リナ、ノノ。そしてゴリィとミレイア、騎士団員たち。誰もが不安を隠しきれない様子だった。タツヤ自身だって、怖くないわけではない。だが、ここまで来たのだ。今さら引き返すわけにもいかない。
「……まあ、ここまで来たんだ。行くしかねえだろ」
タツヤがそう言うと、ヴィルが口元を緩めた。
「だな。危険なのは分かったけど、何もせずに帰るわけにはいかねえ」
「私も行きます。聖命草を手に入れるためなら、できる限りのことをします」
リナも決意を込めた声で答えた。
「王子様が行くなら、あたしも行くわよ♡ 面白そうな魔物もいるみたいだしね」
「面白そうって……お前なあ」
ノノはいつもの調子だったが、その目には油断のない光が宿っていた。
ゴリィも腰の剣に手を添える。
「護衛として同行する以上、危険があろうと引き下がるつもりはない。俺たちも力を貸そう」
ミレイアもムチをしならせ苦い顔をしながら微笑んだ。
「そうね、街の恩人たちのために貢献しなきゃ」
「よし……!」
タツヤは拳を握りしめた。
「じゃあ、みんな! 気合い入れていくぞ!」
タツヤが手を上げると、仲間たちも次々と手を重ねた。
「おー!」
その声が村に響き渡る。
ドワーフたちは、そんな一行を見て苦笑した。
「お前ら、威勢だけはいいなあ……」
「まあ、せいぜい気をつけていくだど」
案内役を引き受けてくれたドワーフは、先頭に立って歩き始めた。
「ほんじゃあ、いくど!」
タツヤたちは村で購入した松明を一人ずつ腰にぶら下げ、ドワーフの後を追った。
炭鉱の入口を抜け、しばらく進むと、周囲の景色が少しずつ変わっていった。壁には採掘用の道具が立てかけられ、脇には鉱石を運ぶためのトロッコが何台も並んでいる。天井からは水滴が落ち、足元には薄く水が溜まっていた。
ジメジメとした湿気が肌にまとわりつく。
「うわ……。思ってた以上に湿っぽいな」
「山の内部だからな。場所によっては水が溜まってることもあるど。足元には気をつけるんだぞ」
ドワーフの言葉に従い、タツヤたちは慎重に歩を進めた。
壁には一定間隔で松明が設置されており、最低限の明かりは確保されている。やがて、頭上からバサバサと羽ばたく音が聞こえてきた。
「……ん?」
タツヤが顔を上げる。
天井付近を、コウモリのような生き物が何匹も飛び回っていた。大きさは普通のコウモリより一回りほど大きく、口元からは鋭い牙が覗いている。
「あれは毒牙蝙蝠だど」
ドワーフが説明した。
「モンスター図鑑にも載ってる魔物だ。チート能力は猛毒の牙。噛まれたら、数分以内に処置しねえと命に関わる。だが、こいつらは基本的に温厚だからな。こっちから攻撃しなければ、まず襲ってこねえど」
「猛毒って……そんな物騒なもんが飛んでるのかよ」
タツヤは頭上を見上げたまま、そっと歩いた。
毒牙蝙蝠は彼らを気にする様子もなく、洞窟の奥へと飛んでいく。
「……本当に襲ってこないんだよな?」
「だから、刺激しなければ大丈夫だって言ってるど」
「その言葉、信じるからな……!」
それからさらに進むと、壁の松明が少しずつ減っていった。トロッコの姿も見えなくなり、鉱石を採掘する音も聞こえなくなっていく。そして人の気配も、遠ざかっていった。
「よし、そろそろだど」
ドワーフが足を止めた。
「ここから先は、おいらたちも普段は近づかねえ場所だ。お前ら、腰にぶら下げてる明かりをつけるんだど」
タツヤたちは松明に火をつけた。揺らめく炎が周囲を照らす。その先にあったのは、上へと続く古びた洞窟だった。壁や天井には蜘蛛の巣が張り巡らされ、足元には崩れた岩や枯れた枝のようなものが散らばっている。長い間、人の手が入っていないことが一目で分かった。
「……ここから先が、最短ルートか」
タツヤはごくりと唾を飲み込んだ。
「おいらが案内できるのはここまでだど」
ドワーフは一行を振り返った。
「この先は何が出るか分からねえ。無理だと思ったら、すぐに引き返すんだぞ。聖命草も大事だが、命を落としちまったら元も子もねえからな」
「分かりました。ここまで案内してくれて、ありがとうございます」
リナが頭を下げると、タツヤたちも礼を言った。
「おう。ほんじゃあ、健闘を祈るど!」
ドワーフはそう言って踵を返した。歩き去っていく背中は、途中で一度も振り返らなかった。ただ、最後に片手をひらひらと振ってくれた。その姿が見えなくなると、洞窟には一行の足音だけが残った。
「……さて、と」
タツヤは松明を握り直した。
「行くか」
誰もすぐには返事をしなかった。
目の前に広がる洞窟は、松明の明かりを飲み込むように暗かった。湿った空気が肌にまとわりつき、どこからか水滴の落ちる音が響いている。その中を、タツヤたちは慎重に登り始めた。天井付近では、毒牙蝙蝠が相変わらず飛び回っている。
「……なあ、リナ」
「はい?」
「毒を回復できる魔法があるって言ってたよな?」
「はい。ですが、先ほどのドワーフさんも言っていた通り、毒が回ってしまうと危険です。数分以内に処置しなければならないそうなので、もしもの時は、なるべく私から離れないようにしてください」
「分かった。みんなも聞いたな? 毒牙蝙蝠には絶対に手を出すなよ」
タツヤが念を押すと、仲間たちはそれぞれ頷いた。それから数分ほど進んだ、その時だった。
『ギャオオオオオオオオオオッ!』
突然、洞窟の奥から凄まじい咆哮が響き渡った。
「うおっ!? な、なんだ今の声!」
タツヤは思わず足を止めた。リナが息を呑み、ノノは杖を握りしめる。ヴィルも周囲を見回し、ゴリィたち騎士団員は一斉に武器を構えた。だが、何も見えない。前方は暗闇。後方も、松明の明かりが届かない場所は真っ黒だった。
「……おいおい、いきなりかよ」
ヴィルが低い声で呟く。
「まずいんじゃねえのか、これ……」
「全員、警戒しろ!」
ゴリィが声を張り上げ、先頭へ出ようとした。
「俺が先に様子を見てくる。お前たちは――」
その瞬間だった。
ゴゴゴゴゴゴッ!
「なっ……!?」
足元から、鈍い音が響いた。次の瞬間、地面に大きな亀裂が走った。
「地面が……!」
タツヤが叫んだ時には、もう遅かった。
バキバキバキッ!
足場が一気に崩れ落ちた。
「うわあああああっ!」
「きゃああああっ!」
ゴリィ、タツヤ、リナ、そして騎士団員たちが、崩れた地面とともに暗闇へと落ちていく。
「みんな! この手に掴まれ!」
タツヤが必死に手を伸ばしたが、誰にも届かなかった。
「タツヤ!」
ヴィルが叫ぶ。しかし、伸ばした手が届くよりも早く、仲間たちの姿は暗闇に消えていった。
ドドドドドッ……!
崩落の音が遠ざかり、やがて洞窟に静寂が戻った。残されたのは、ヴィルとノノ、そしてミレイアの三人だけだった。
「……おい! タツヤ! ゴリィ! 聞こえるか!」
ヴィルは崩れた穴の縁に駆け寄り、下へ向かって叫んだ。返事はない。ただ、自分の声が何度も反響して戻ってくるだけだった。
「くそっ……! どこまで落ちたんだよ……!」
ヴィルが穴を覗き込む。下は深く、松明の光も届かない。落ちた先がどうなっているのか、まるで分からなかった。
「ヴィル、どうする? ここから下りられそうかな」
ノノが不安そうに穴を覗き込む。
「こっから落ちたら下手したら大怪我になりそうだぞ。けど、このまま放っておくわけにはいかねえだろ」
ヴィルは周囲を見回した。崩れた穴から下りるのは難しそうだ。無理に降りようとして、自分たちまで落ちてしまえば元も子もない。
「待って。闇雲に下りるのは危険よ。まずは一度、来た道を戻りましょう。別の通路があるかもしれないし、上から回り込める可能性だってあるわ」
ミレイアが冷静に提案した。
「……そうだな。ここで考えてても仕方ねえ。来た道を戻って、別の通路を探すぞ」
ヴィルは穴から目を離し、二人に向き直った。
「ノノ、ミレイア。行くぞ。絶対にタツヤたちを見つける」
「うん……。王子様、無事でいてね」
ノノは崩れた穴を振り返り、杖をぎゅっと握りしめた。
「あたいも手伝うわ。急ぎましょう」
ミレイアは鞭を握り直し、松明を掲げた。三人は来た道を引き返し始めた。仲間たちを救い出すため、少しでも早く別の通路を見つけようと、足早に洞窟の奥へと進んでいった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
一方、その頃。地面の崩落に巻き込まれたタツヤたちは、暗闇の中を落下していた。
「うわあああああっ! ちょっ、待て待て待て! これ、どこまで落ちるんだよ!?」
タツヤは必死に手足をばたつかせた。足場を探そうにも、周囲は真っ暗で何も見えない。
「全員、落ち着け! 無理に動くな!」
ゴリィの声が響いた。彼は空中で身体をひねり、何とか受け身を取ろうとしていた。だが、落下距離は想像以上に長かった。
ドォンッ!
「ぐあっ!」
地面に叩きつけられた衝撃で、身体中に痛みが走る。
「いってぇぇぇっ! くそっ、尻が割れるかと思った……!」
「元から割れてるだろ!」
近くにいた騎士団員が思わず突っ込んだ。
「そりゃそうか......」
「おい、ふざけている場合ではないぞ! 全員、無事か!?」
ゴリィが声を張り上げた。
「俺は何とか……。ゴリィは?」
「問題ない! リナ、お前はどうだ!」
「私も大丈夫です!」
「他の者も返事をしろ! 怪我をした者はすぐに申告しろ!」
騎士団員たちも呻き声を上げながら、次々に起き上がっていた。幸い、今のところ致命傷を負った者はいないようだった。
「……よし。ひとまず全員、無事のようだな」
ゴリィが安堵の息を吐き、周囲を確認する。だが、彼らがいる場所を見回した瞬間、その表情が険しくなった。
「……なんだ、ここは」
そこは、先ほどまで歩いていた坑道とは比べものにならないほど広い空間だった。天井は遥か高く、松明の明かりでは全体を照らしきれない。壁面には大小さまざまな穴が開き、地面には折れた骨のようなものが散らばっていた。そして――広間の奥に、何かがいた。
最初、ゴリィはそれを岩だと思った。壁にへばりついた、黒く巨大な岩の塊。だが、違った。その表面が、ゆっくりと蠢いたのだ。
「……おい。あれを見ろ」
騎士団員の一人が、震える指で奥を示した。黒い塊の表面に、白いものが浮かび上がる。
一つ。二つ。三つ。それは、眼だった。人間の目に似ているものもあれば、獣のように縦長の瞳孔を持つものもある。大きさも形もバラバラな眼が、黒い肉のような表面に無数に埋め込まれていた。
それらが、一斉に動いた。
ギョロリ。
無数の眼が、広間に落ちてきた侵入者たちを見つめる。
「……っ!」
リナは息を呑み、タツヤも思わず息を止めた。黒い塊の下部から、細長い脚のようなものが何本も伸びる。岩肌に突き刺さるほど鋭い爪が、ゆっくりと地面を引っ掻いた。
ズ……ズズ……。
巨体が動くたび、地面に散らばった骨が音を立てて砕けていく。その中央に、ひときわ大きな眼が開いた。赤黒い瞳が、獲物を品定めするように細まる。
『ギ……ギギギ……』
喉の奥で何かが擦れるような音が響いた。やがて、その異形は大きく身体を持ち上げた。無数の眼が、タツヤたちを捉える。逃げ道は、前方の異形の奥と、背後の暗い通路しかない。だが、その通路の入口にも、いつの間にか細い糸のようなものが張り巡らされていた。
「……全員、武器を構えろ」
ゴリィが剣を抜いた。その声は、わずかに震えていた。
「こいつは……ただのモンスターじゃない」
無数の眼が、一斉に瞬いた。そして、広間を揺るがす咆哮が響き渡った。
『ギャオオオオオオオオオオッ!』
タツヤたちは、逃げることさえ許されないまま、異形と対峙することになった。




