26.私の未来
26.私の未来
私の強迫性障害はきっと治らない。
治った時のことが想像もつかない。
もうずっと当然の様に強迫観念があって、それを感じない状態が理解できない。
私の症状は時間をかけて、ゆっくりと着実に進行してきた。
その進行が停滞してる時もある。
もし仮に、これ以上酷くならなかったとしても、もう十分重度なんだけど、酷くならなかったと仮定しても、時間は容赦なく進んでいく。
時間が過ぎて、私はどんどんと年老いていく。
年老いていくが、症状は変わらないのであれば、それはきっと酷くなっているのと何ら変わりないと思う。
自分が老人になった時、果たして今の儀式をこなすだけの体力があるのだろうか。
一日に何時間もシャワーを浴びたり、危なっかしい着替えをしたり、きっと無理だ。
食事も真面にとれないし、煙草に逃げているしで、不摂生この上ない。
休日なんかは大抵何も食べない。
一日一食以下の日も結構ある。
食べると言ってもコンビニで買ったパンだとか、おにぎりだとか、決して体に良いとは言えないだろう。
このままだと、70歳だとか80歳だとか、長くは生きられない気がする。
こんな生活では、大病を患ってもおかしくないんじゃないだろうか。
体力的問題で強迫行為をこなせなくなる前に死んでしまうなら、もしかしたら、そのほうがいいのかも知れない。
それに、もっともっと症状が重くなったなら、自殺という選択肢をとるかもしれない。
とれるかもしれない。
なんにしても、不潔恐怖を抱えたままじゃお先真っ暗で、人並みの幸せも掴めないんだと思う。




