23.再度就職した私
23.再度就職した私
年間休日120日、時間外労働0時間の測量会社に私は就職した。
面接でも落とされてもいいと割り切って時間外労働について詳しく聞いた。
結果から言うと上手くはいかなかった。
私は強迫性障害を抱えて世間一般的に言うところの、社会生活をおくる事に限界を感じてしまった。
初めて出社したその日に明日から30分早く来るように指示された。
これにより、月10時間の時間外労働が約束されたのだ。
それでも私は1分1秒早く帰るために懸命に働いた。
私が業務内容を改善して効率化した分もかなりあるし、売上だって上がった。
業務が効率化されたら、その分早く帰ればいいのだが、そうはいかなかった。
その分仕事量は増えて行った。
1年が過ぎて私は現場の管理者を任されるようになった。
もう、時間外労働無しなんて不可能だった。
だいたい月40時間~70時間程の残業時間が発生し、今度の会社は残業でつく時給が愛知県の最低賃金を下回る600円だった。
残業0という言葉を信じて入社した私は綺麗に裏切られたのだ。
残業0ならたとえ、昇給が3500円と安くても構わないって妥協したところまでかわってくる。
昇給3500円では20年経っても月収30万にも満たない。
残業時間と引き換えに給料を妥協したのだ。
それに、そもそも、とにかく残業は嫌だった。
そうして不満が募っているときに、上司の給料を知る機会があり、それが退職を決意させた。
搾取されるのはごめんだった。
当初の約束と違うことをさせられ、上司と同じような業務内容で、月収が2倍近く違ったのだ。
私が辞めたことで17時に退社できていたのが、22時になったとぼやいていたが、それは仕方がないと思う。
この会社を辞める時にも私の厄介な性格が出た。
辞めると宣言をしてから2か月我慢した。
求人を出し、新人が入り、それから一月たってやっと辞めることができたのだ。
辞める際にも散々引き止められたし、「仮に面接の時に残業時間がわかっていたら入らなかったのか」と聞かれた。
入社するわけがない。
二人いる上司の内一人が非常に不潔な人間であったのも私をおおいに苦しめた。
そのせいで、新たに追加されてしまった儀式もある。




