(初稿版)最終章:1974年
務室】
> 「アポロの演出資料……
偽ドルの流通図……
南極の作戦コード“ORPHEUS”……
これは全部、どういうことだ……!」
机を叩くケネディ。
傍らにいるのは、国家安全保障会議の調整官を名乗る男――実はOIAの特別補佐官。
> 「大統領、あなたの安全と国家の安定のために…この件はご記憶から削除された方がよろしい」
「貴様……脅しているのか?」
> 「いえ、ただの提案です。“国家”とは、夢を信じる者によって動いております。
あなたが真実を暴けば、彼らは絶望し、混乱し、敵に足元を掬われることになる」
> 「ならば私が、夢の正体を明かしてやる。
国家は幻想ではない。現実と責任に立脚した理性の上にあるべきだ!」
静かに、補佐官が懐から一通の封筒を取り出す。
中には、一枚のカードと、そこに記された文字列。
> 「ECHO-IRON-DELTA-11」
ケネディの顔が凍る。
それは――**アメリカ合衆国大統領が、唯一“知らされるべきでなかったコード”**だった。
それから半年後――
1963年11月22日、ダラス。
銃声。
混乱。
沈黙。
夢の国家は、“理性を選んだ大統領”を拒絶した。
---
a.n.hの分析(1974年)
> 「真実を知って消された者。
嘘の中にいながら泳ぎ続ける者。
そして、真実を暴こうとする俺。
…さて、次に死ぬのは誰だ?」
クレアが静かに囁く。
> 「ねぇ、a.n.h。
あなた、サンタクロースを信じてた?」




