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my life  作者: zengen
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何かの縁は天からの教え

story NO.4


「人助けは坊主の道さかい。修行に精進することや。まぁ、今の時代に坊主になりたいなんて言って飛び込んでくる者も珍しいわ。変人か真人間かのどっちかやな。ほな、明日は5時から仕事さかい。早よ寝て寝坊したらあかんで。」


赤松院にたどり着き和尚様は俺にそうゆうと奥の部屋に入っていった。寺の坊主の瀬利さんが部屋へ案内してくれて作務衣を与えてくれた。


「ありがとうございます。」


「ほな、また明日です。おやすみなさい。」


俺は服を着替えて布団の中に入って横になった。なんとか寺に入れた事と布団で寝れる事に俺は安堵したのか気付いたら夢の中だった。


寺の業務は朝が早い。5時に調理場に集合したら宿坊で宿泊してるお客様の朝ごはんの準備。朝のお祈りが済んだらお客様を大広間に案内してご飯にお茶の配膳。食べ終わったら片付けて掃除してやっと自分たちの朝ごはん。ちょっと休憩したら宿坊の掃除と次の宿泊客の準備をしてお昼ご飯を食べに来るお客様の準備。午後からはお客様の部屋案内をしながら空いた時間は掃除。晩御飯をまた大広間に用意して片付けて9時になったら風呂を閉めて本日の業務は終了。


あっという間に初日は過ぎていった。

布団に入り電気を消して天井を見つめながらふと思った。

「果たしてこれから俺はどうなるんだろ?」

ガラッと変わった生活環境に未来も変わった気がした。

渋谷で突然聴こえたお父さんの声を信じて動いて今は高野山赤松院にいる。昔書いたリリックを思い出した。


「何かの縁は天からの教え。不思議と点と線が繋がって。過ごした日々、心に響き。また素晴らしき一日にpeace。また会った時はjust wanna chill。限られた時間、瞬間に生きる。出会いと別れ、再会を信じる。」


そうだな。俺に今できることは今を生きることだ。人生には大切な人達と別れる場面が必ず訪れる。生きてる内なら会いたい人や行きたい場所へ行ける。

お父さんが亡くなって、同じような悲しみや痛みに苦しんでる人達へ少しでも前向きな気持ちになれるように書いたリリックが今になって自分へのメッセージのように感じた。



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