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ぽしょなれ異世界  作者: ぽしょなれ


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937/1005

937.再び異世界(31) マイア帝国(1) シッデル

私、皇舞亜(すめらぎ まいあ)は召喚神の分体No.2である。

No.2と言っても序列ではない、2番目に作られた分体であるというだけ。

オリジナルとは意識を共有しているので、特にNo.2という自覚はない。私は私だ別人ではない。


オリジナルは “ヤミゾラ帝国” 改め、“マイア帝国” を既に去っている、まだ探偵ごっこをつづけるらしい。


遊んでるオリジナルも私だし、仕事をしているNo.2も私である。問題はない。・・そっちがいい。


マルチタスクのマイです。


・・・・・


今日は新しい領地の代官候補の面接日である。


「私に任せておけば領地は一生安泰ですぞ、是非私めを」・・・・「不採用」


お前はそんなに長生きなのか? こういうやつは得てして無能。


「あの、ブリリボー地区のワインの生産地を、是非私におまかせを」・・・「不採用」


お前が飲みたいだけだろ


「私は領地ではなく、デストラード教の司祭を目指しております」・・・「不採用」


いい心がけだけど、それなら教会に行ってよ。全教会を仕切りたいってこと?

教皇狙いか、そういうやつには任せられないな・・・教会に通報しておこう。


現教皇は私だもんね。ダカンは伝道師だし。


「次!シッデル補佐官」


「不毛の地、ヤルデラン星の代官を私にやらせてください」


「なぜその地に?」


「私の出身地なのですが、現状をなんとかしたいと」


「採用、やってみなさい・・・あそこには有望な鉱山資源が眠っているかもよ」


「そうなのですか?」


「うまくやれば繁栄するでしょう。 今後も経過を見ていきます精進なさい」


ま、鉱山資源が眠っているのは噂で聞いているが、採算性とかが疑問詞されてあまり開発されていない。

有望な鉱山が見つかれば繁栄すると思う。


・・・多分こいつ知っているな、心当たりがあるに違いない・・それでもいい、繁栄するなら。

誰かがやらねばいけないなら、地元出身者が良いだろう。

おそらく優良物件に心当たりがあったけど、報告した所で前領主の私服を肥やすだけで意味がない。今回のチャンスで自分で開発できるようになれば国のためになる、と考えたのだろうと。


あ、ちなみに領主というのは星単位で、一つの星に1つの国がある。その下に地方領主が居る。彼はこの星の領主=国王の代官に就任することになる。代官なので世襲制ではないが、権力はある。

一方地方領主の多くは世襲制で代々その地を治めている。

いくら地元出身の代官といってもしょせん雇われ領主、地方領主との間には軋轢が生じるに違いい。


・・・面白そうだ。


監察官を送り込もう、もちろん私の召喚体の監察官が担当する。

オリジナルの私の様に他の神の加護極大はないので他の神の持つ力の片鱗は無いが、召喚に関してはオリジナルの持つ元来の能力なので、分体でも同等の能力を持っている。

ところがもし分体である私が何らかの理由で他の神の加護を貰ったとしよう、そうなるとその加護はオリジナルも持つことになる・・・不公平だ。


もちろんオリジナルはその力が必要になれば力を貸してくれる。自分を守るためだからね。


まあいいか、それはオリジナルの私が悪いわけでもなんでもないのだから。もし悪いとしたら分体の私の責任とも言える・・そういうものだからと諦めるしかない。

諦めるというのもおかしいか、どちらも自分、そういうものなのである、それが私。


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に登場する猫ちゃんのみゃーちゃんが探偵になって、主であるジーン達の助けを得ながら活躍します。
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