837.番外編(3) 皇舞亜の場合(48) ロントロの末裔(40) コンパス帝国(8) コンパスβ(8)
コンパスβでの視察は終わりだ、いろいろな作物は造られているが、それはここで消費するものではない。
この星の食料自給率は1000%だ。
この星特有のものはあまり無い。
自然災害などによってその自給率が下がったときが問題である。
一つの産業だけに頼っていてはいけないと思う、他の産業も取り入れるなど、リスク対策を代表に言い聞かせて視察を終える事にした。
いわゆるKYT(危険予知トレーニング、なんで日本語と英語が混じってるんだろ)を徹底させる事。
ここでいう危険とはリスク(不確実性)の事で良いこともあれば悪いこともある、
自然災害、品質、災害、事故、操作ミス、想定外の出来事 など全てだ。
“予想よりもたくさん儲けられた” は 良いことだけど、“その事で税金などが増える” は悪いことだ。
その場合、損益分岐点を見極めるという対策が必要になる。 などなど
これって“予知”では無いけどね、名付けがおかしい、 今で言う “リスク管理” でいい。
そしてトレーニングである。 事例を想定して結果に対して対策を考える。 そういったトレーニング自体が大切である。 そこで必ず入れないといけないのが、“想定外の事が起こった時の対処法” である。
よく事故の会見で 『想定外の出来事でした』 という言い訳をする人が居るけど、それでは駄目だ。
もっと駄目なのが『対策をしてあるから絶対大丈夫』というバカだ。 その対策は想定した事例に過ぎないし、何事も絶対はありえない。『絶対大丈夫』という輩は『嘘つき』と思って間違いない。積極的な嘘ではなく言い逃れの嘘だ。
今回もあった煽動家によるデモもそうだ。何も想定していない、ただ聞こえの良い言葉だけを強く言う。
『独立する!』 と言えば何か変わってくれるだろうと勝手に期待する、
そしてその根拠のない期待に賛同する
確かに変わる、それが良い変化か? そんな議論はひとつもなかった。
そして『想定が甘かった』と逃げる。
「グスタ、そこに居るのはわかっている、お前のことだぁーー
これは独り言じゃなくて、お前に言っているんだぁ」
隠れて聞いているのには気づいている
「返す言葉もありゃしない」
何いってんだ
「しっかりリーダーの仕事をしてほしいものだね、期待しているよ」
「煽動家は捉えたぞ」
「多分そいつは賢いから味方につけたら?」
「俺を裏切ったやつをか?」
「これをあげよう」
アイテムを渡す
「なんだこれは?」
「拷問のアイテム、私は使ったこと無いけどね・・先に心を折るから・・」
「お前・・悪だな」
「そんなことはないですよ・・本当に悪なら見捨てます」
「見捨ててくれたほうが良いと思う人も居るんじゃないかな・・」
「わかりました、じゃあこれは回収します」
「いやいや、使うよ、有効利用しなくっちゃな」
「お主も悪よのう」
「お前ほどでは・・かっかっかっ」
「マイ様、グスタ様、寸劇は終わりですか、行きますよ次の惑星」




