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私達、『パーティ鷺宮』です。  作者: ai-emu
第2章 魔法の修行と神の神子
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第7話 魔法の修行をしよう①

今日は、ギルドの仕事はお休みして、魔法を勉強することにしたわれらが『パーティ鷺宮』一行は、キャロルが指定した町はずれの草原に来ていた。

「おはようございます。今日は初日ということで、魔法の基礎について修行をしましょう。

まずは、『魔術』、『魔法』、『魔力』について話します。

『魔術』とは、『魔法』を発動させるために、術者が行う術式全体を指す言葉です。『魔法陣を描く』行為、『呪文と唱える』行為、『発動キー(カオスワード)』を唱えて、魔法を発動させる行為です。

『魔法』とは、術者の発想力と、術者自身の『魔力』を使って行います。また、魔法には、『属性魔法』と、『契約魔法』の二種類に分類できます。

『属性魔法』には、光闇風水火地の6属性があり、術者は己が持つ属性の魔法のみ使用することができます。

『契約魔法』とは、神族である龍神、精霊や魔族と契約し、契約した者に術者の魔力を与えて行う魔法です。神族と契約して行う魔法を『白魔法』、魔族と契約して行う魔法を『黒魔法』と区別します。聖霊の力を使って行う魔法を『精霊魔法』と呼びます。

最後に『魔力』ですが、これは、体の中にある生命力、体力を除く普遍的な力を指します。

ここまではいいですね。」

「…はい。」

光莉たちは、とりあえず返事をした。魔術や魔法については何となく理解をしているのだが(ゲームや小説などで、おなじみの設定と大体似ているから)、魔力については、理解の範疇外だった。

体の中にある体力、生命力以外の普遍的な力と言われても、どんな力なのか想像すらできなかったのだ。

キャロルは、光莉たちを見ながら、「やはり、最初につまずくのはここか」と思い、手を差し伸べる。

「そうですね。まずは、身の内に宿る魔力を感じ取ることから始めましょう。

まずは、一番楽な姿勢になって、全身の力を抜いてください。横になりたい人は、横になってもいいですよ。とにかく、あなたたちが一番リラックスできる姿勢になってください。」

キャロルは、この世界での魔力の発現の仕方を教えていった。

「次に、無心になって、俗世のすべての柵や雑念を捨ててください。

ここからが大変な作業に移っていきます。

まずは、自分の姿を思い浮かべてください。思い浮かべたら、そこから生命力、精神力などの身に宿る『力』のみで思い浮かべた体を構築していきます。頭の中で結構ですよ。まだ具現化させることは無理だと思いますので。

『力』とは、普遍的な存在です。形があって、形のない存在。

まずは、『生命力』から行きましょう。『生命』の源は、『息吹』です。つまり、呼吸。空気の流れを体の中で見つけます。」

光莉は、この『空気の流れ』を『血液の循環』と捉えた。『感覚』や『気配』と言った概念じみたモノを捉えるのは、光莉は昔から何故か得意だった。そしてそれを念頭に血液の流れを構築していく。すると、体中に、空気の流れ道のように血管が張り巡らされていき、その中を空気が澱みなく流れていく。

キャロルは、光莉たちが各々考えて構築した『空気の流れ』を確認すると次に移った。

「では、思い浮かべて具現化した『生命力』を、思い浮かべた体から取り除いてください。

次は、『精神力』です。精神力とは、『心の力』。心を形作るのは、膨大な『智』のエネルギー…。」

そうして思い浮かべた体の中から、次々と『力』として示されたものが取り除かれていく。

「これで最後になります。今皆さんの手元に残っているのは、いろいろな力を取り除いていった純粋な『光』の塊だと思います。それを今度は、具現化させてみましょう。…。」

そうして、キャロルに教えられたように実行していったら、本当に光の塊が目の前に現れた。色や大きさは、人それぞれだったが、どれもとてもきれいだった。

「今目の前にあるのが『魔力』です。光の球体の大きさは、身の内の秘める『魔力量』を現しています。大きいほど魔力を多く持っている証拠です。色は、それそれ属性を現しています。白色は『光』、黒色は『闇』、緑色は『風』青色は『水』、赤色は『火』、黄色は『地』の属性を現しています。それぞれの色が混ざった斑模様は、複数の属性を持っていることになります。」

光莉は、目の前にある球体を見た。大きさは、自分の体ほどの大きさがあり、さらに、その輪郭がぼやけていて、実際の大きさが解らない。色は、すべての色がまざいあった斑模様をしており、どうも全属性を持っているようだ。

後のメンバーを見てみると、ほとんどのメンバーが、複数の属性を持ち、球体の大きさも、それなりに大きかった。それでも、光と闇の属性を持っているメンバーは、いないように思えた。まあ、しっかりと見ていないから解らないが…。

「皆さんの魔力量と属性は、すべて把握しました。これからはその属性にあった魔法の修行をしていくことになります。

しかし、光莉はすごいですね。全属性な上に、魔力量は無限大ときましたか。光莉は、どんな魔法も、制限なしで発動させることが出来ます。他のメンバーも、その魔力量は誇ることが出来る量です。普通は、たくさん持っている人でも、頭ぐらいの大きさしかありませんから。

その魔力球は、『消えろ』と念じればすぐに消えます。また、一度でも具現化できたのならば、いつでも具現化できます。まあ、あまり具現化はしませんが。

さてちょうどお昼になったので、昼食にしましょう。午後からは、初歩的な魔法を使えるようにしていきましょう。」


話の矛盾点を修正しつつ、加筆しています。

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