2022年7月・異世界恋愛・100pt以下で検索して読んでみた!
はじめましての方ははじめまして!
好きなラノベをおすすめするVtuberになりたい夢路すやと申します。
気温の変化に体が付いていかず、ぐずぐずとちょっと体調の悪い日が続いております……。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。体調を崩している夢路の言うことでもありませんが、コロナも増えておりますし、お気をつけてくださいませ。
今回のテーマは、「異世界恋愛ジャンル」「100pt以下」「3時間未満」「2022年7月1日以降投稿」で検索して読んでみた感想です。
「評価が低い=面白くない」じゃないという話はよく見かけますが、たしかにその通りだなと実感しました。ですがランキング入りしている作品と比べると、少しわかりづらいかなという印象です。
予想外に目についたのは、登場人物や固有名詞。
ランキング作品は「リリー」とか「アーサー」とか短くて聴きなじみのあって読みやすい名前が多い印象なのですが、今回読んでみた100pt以下の作品では「エメティリア」とか「ベレニケ」とか「アジュガ」とか、普段あんまり見ない名前がけっこう出てきました。
リリー、アーサー、エリザベスあたりはむしろ出てきすぎて、リリー=ヒロイン、アーサー=王子、エリザベス=悪役令嬢みたいなイメージまで付いてしまっているのですけれど。
それはともかくとして、珍しい名前というのは目に付きやすいですが、主人公とヒーローと国名と全部が馴染みのない単語だとわかりづらさが勝っちゃうんだなあと思いました。
二つ目はは改行が少なく余白が少ないこと。
『1話が短くて会話が多く、さらさら進んでいく』作品が少なかったです。中にはなぜか読点がなくて全部改行で代用してあるものもありましたが、ぎっしり書かれているものが多かった印象です。
夢路が無意識に選んだとしたら謎にすごい。
三つ目は「ゆるふわ設定で書きました」がなかったこと。
検索でヒットしたのは270件くらいはあったので全部をチェックできたわけではないのですが、読んだものは世界観に個性があるものが多くてとても面白かったです。
おそらく3時間以内で検索したせいもあって、連載作品などはまだ完結していないものが多いようですが、止めずに続けていただければ嬉しいなと思います。
結論!
100pt以下でも面白いものはたくさんありました!
まだ連載作品などは始まったばかりなので評価が難しいところですが、ただ前向きに「破滅回避頑張らなくちゃ!からのハッピーエンド!」みたいなのはちょっと飽きてしまった夢路は続きをとても楽しみにしております♪
最後に夢路が読んだ中からおすすめ紹介~!
リンクは下にまとめておきますので、そちらから飛んでくださいな!
敬称略で失礼いたします。
①【短編】断罪された公爵令嬢は全裸で魔王城に追放されて無双する』華咲 美月
失礼なのは百も承知ですが、作者様のお名前がすごく綺麗なのに、小説はとてもお馬鹿で下品で好きです。
よくある夜会での断罪で、その場でドレスも下着も切り刻まれて裸にされた上、そのまま魔王城に転移させられるという中々鬼畜で下品なところから始まります。そしてそこからがお馬鹿で面白いです。おすすめ。
②【連載】『悪女と呼ばれたもと王妃はもう恋愛も結婚もコリゴリなのです』及川えり
ガチ悪女だった主人公が死後神様にやり直しさせられるお話。
まだ序盤なので、家族の関係改善というか環境改善?みたいなところがメインです。ただ『断罪されたくないから心を入れ替える』というのではなくて、こううまく言えませんが地に足の付いている感じがとても好きです。
プロローグ3話だけでもぜひ読んでみてください!
③【連載】『転生令嬢は、ドレスをかなぐり捨てた』雨宮 梓
主人公が召喚された聖女に嵌められて追放されたのに、その追放した元婚約者と聖女が謝罪に来たというお話。
正直なところ、まだ色々不明点が多くてあんまり説明できません。ですがそれがとても気になるので、続きを楽しみにしている作品です。
14日から毎日更新されています。
④【連載】『悪役令嬢とモブ男子』ありや
何やら強制力のある世界で何度も死んでループしている悪役令嬢のお話。
オートモードというレベルではないものの重要イベントは避けられないため、強制力の働かない自由時間に色々試してみた結果、少しずつ婚約者との関係が変化していく――のに主人公が冷め切っているのが面白いです。
まだタイトルのモブ男子が誰を指しているのかはっきりとしていないので、楽しみにしています。
⑤【短編】『シャリーネン結婚相談所を利用した結果~モブ視点~』最後まで描きたい
婚約破棄もののモブ視点のお話。
「モブなのに主人公になってしまった!」みたいな話ではなくて、最初から最後まで完全に他人事の第三者目線なのが面白いです。
⑥【連載】『女神様に召喚されたけど、理由もチート能力も酷くて泣きそうです』杜槻 二花
まさにタイトルそのままのお話。タイトルに惹かれて読んでみたら、むしろよく泣かないでいられるなってくらい酷かったです。
まだ2話しか投稿されていないのですけれど、ぜひこのまま連載続けてほしいなあと思っております。