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Paradise Sixth ―楽園適性試験―   作者: 針々
第四章

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Stage4-3 偽りの童話、半身の林檎。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『白雪姫と7人の小人』



【クエスト失敗】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


白雪姫NPCを守り切れなかった僕たちのもとに、無機質なシステムメッセージが届く。


(失敗した……)


初めてのクエスト失敗。

この失敗が取り返しのつかないものなのか、

それともまだ挽回できるのか、今の僕には分からなかった。

それは、このクエストを共に受けたプレイヤーたちも同じだったようだ。


場には、重い沈黙が落ちる。

数分、いや、十数分ほどの沈黙ののち、

ようやく気持ちの整理がついたのか、鳳が口を開いた。


「みんな、すまない。今回のクエストについて、失敗した責任は私にある。」


鳳の言葉に、プレイヤー達はざわめき、ちらほらと声が聞こえ始める。

それは、仕方がないという声や、

この先のストーリーへの影響を不安視する声などさまざまだ。

中には少数だがクエストの失敗について糾弾する声も聞こえてくる。


そうしてプレイヤーの集団の中から、一人の男子生徒が鳳の前に立った。

「すまない…ではすみませんよ。《白のカルミア》のリーダー、鳳君?

 この責任はしっかりと取ってもらわなければなりません。」

そう言い放ったのは、眼鏡を掛けたやせ細った男子生徒。

確か名前は…


「ええと、君は確かギルド《白夜》の橋本君、だったかな?」


「そうです。副リーダーの橋本(はしもと) 理玖(りく)です。

 今回のクエストがボス攻略に繋がるものだった場合、

 最終的に僕達プレイヤーの安否にも関わるのですからね。」


「なるほど、確かに、今回のクエストがボス攻略に直結する者だった場合、

 今回のクエストの失敗はフロアの攻略を滞らせるものだ。

 君の意見も一理あるだろう、それで、具体的にその責任はどう取れば良いのかな?」

鳳は橋本の意見を素直に受け取りつつ、冷静に返答する。


「そうですね。まずはこのフロアの攻略の指揮権を、僕達に譲ってもらいます。

あなたたちの指揮のせいで失敗したのは事実ですから。

まあ、トップギルドのあなたたちが、自分たちより順位の低い僕達に従うのは、

屈辱的かもしれませんけどね(笑)」

ギルドランクに納得いっていないのか、

橋本は意地悪な笑みを浮かべ、鳳にそう言い放った。


その時――


「さっきから黙って聞いてれば、好き勝手に言ってくれんじゃねーか!!」

今まで鳳の背後で鳴りを潜めていた《白のカルミア》の榊が、

鳳と橋本の間に割って入り、

怒りに顔を歪めながら橋本の胸倉をつかんだ。


「っ、い、いきなりなんですか!」

急に胸倉を掴まれた橋本は、慌てふためいた様子で榊に言い返す。



「なんだじゃねーよ、自分のことを棚に上げて言ってくれるじゃねーか。」



「だ、だって事実じゃないですか!失敗したのは、指揮を執った君たちの責任じゃないですか!」

橋本はしどろもどろになりながらも、なお食い下がる。



「はあ?じゃあ、黙って従っていたお前らには何の責任もないってのか?ああ?」

榊は怒りの勢いのまま、橋本を睨みつけた。



(まあ、榊の言っていることも一理ある。

 クエスト開始前に意見を出さなかったくせに、結果だけに口をだすのは卑怯ってもんだ。)



「も、もちろん責任がゼロとは言いません。

 て、ていうか暴力行為ですよ?」



「あ?なんならこのままやってやろうか?」

口答えする橋本にさらに腹を立てた榊は、胸倉をつかんだまま、もう片方の手で剣を抜こうとするそぶりを見せた。


「おい、いい加減にしろ榊!」

一触即発のそのタイミングで、鳳は小さく、それでいてはっきりと響く声で榊を制した。


「……………チッ」

榊は納得していない表情のまま、鳳の仲裁と周囲の視線に気づき、ようやく橋本から手を放す。

急に胸倉を離された橋本は、その場にしりもちをついた。


「乱暴な人だ……。これがランキング2位っていうんだから、嫌になるよ、ほんとに」

榊に聞こえるか聞こえないか微妙な声量で、橋本は負け惜しみを呟いた。


「あ?またなんか言ったな?」


「ヒィッ!」


「榊!!」

再び臨戦態勢に入った榊を鳳がたしなめる。


(あんな厄介な人間がいると、鳳も大変そうだ……)


リーダーが糾弾を受けているにもかかわらず、助け舟を出さない他のメンバー。

自分の感情を抑えられず、他のプレイヤーとの火種まで作ってしまう榊。


《白のカルミア》の団結力のなさに、流石の僕も少しだけ鳳に同情してしまった。


「すまなかったね、橋本君。」

いまだ地面にへたり込んでいる橋本へ手を差し伸べながら、鳳は静かに謝罪した。


バシッ。


その手を振り払い、橋本は一人で立ち上がる。

「謝罪は結構です。

 それで、責任はどう取るつもりですか?」


「そうだな…少し考えさせてくれ。」

そう言い、橋本からの詰問に考え込む鳳、


考え始めて5分ほどたった後だろうか、

いつの間にか、鳳の背後に現れた《白のカルミア》夜城 零が鳳に何か伝えている。

夜城からの情報を聞いた鳳は橋本含めたプレイヤー全員に大声で語り掛ける。


「先ほど、このクエストの開始時点に戻ると、白雪姫NPCが再度ポップアップしていることを確認した。

 どうやらこのクエストは一発勝負ではなく、何度か挑戦をできるものらしい!」


(さっきから姿が見えないと思っていたら、確認しに行ってたのか…

 流石、「れい」という名前の人物は優秀だな(ウンウン))


相手を称賛しつつ、ついでに自分を褒めることも忘れない。

これが僕の百八の特技のうちのひとつ、「隙あれば自分語り」だ。


「橋本君今の説明の通りだ。そこでなんだが、次の挑戦では君たち《白夜》が指揮をとる。

 そういう落しどころでどうだろう?」

冷静さを崩さない鳳は、迷いなく口を開き、橋本に今後の方針を提案する。


「う、ま、まあ、そういう事なら…」

橋本はあまり納得できていない様子だが、

鳳の提案を受ける。


「よし、プレイヤーの皆、まだ日が暮れるまで時間がある、

 出来るだけ条件を変えながら、クエストに再挑戦しよう。

 これからの指揮は、ギルド《白夜》が請け負う!」

鳳は指揮権の交代など気にしていないよう、的確かつ手短にプレイヤーに指示を出す。

その姿は流石トップギルドのリーダーといったところだった。


「ギ、ギルド《白夜》の副リーダーの

 は、はし、橋本です…

 で、では今後の流れを…」

鳳に代わってプレイヤーたちの前に立ち、

しどろもどろになりながら作戦の説明をする橋本。

その口調には、先ほど鳳を糾弾していた時の勢いは見る影もなかった。


(いるんだよな……前に立つ人を責める時だけは饒舌なくせに、

いざ自分が前に立つと途端にダメになる人。……まあ、それ、僕もなんだけど。)

橋本をディスるつもりが、気づけば自己紹介になっていた。

僕は、小さくて聞こえづらい橋本の声に耳を傾けた。


「何?全然聞こえないんだけど?」


「おい!声ちいせーよ!」


「もっとはっきり喋れ!」


先ほどの口論でプレイヤー達からのヘイトを買ってしまったのだろう、

矢面に立った橋本は、プレイヤー達に詰められていた。

その光景は自業自得とはいえ、少しかわいそうであった。


(適材適所。鳳はキザで嫌な奴だが、人前に立つ才能はちゃんとある。

 そういう潜在的な能力な点で、君は負けてるよ…)


プレイヤー達のサンドバックになりながら、説明を続ける橋本。




こうして、白雪姫護衛クエストの再挑戦が始まった。


===========================================

世紀歴20×0年4月23日 9時13分 フロア4 魔女の森


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『白雪姫と7人の小人』



【クエスト失敗】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「また失敗か……」

聡の疲れに満ちた、呆れにも似た声が耳に響く。


何度目かも分からないシステムメッセージに、もう誰も驚かなくなっていた。

疲労の色が濃くなっていく顔ぶれの中、淡々と隊列を組み直すだけの時間が続いている。



白雪姫護衛クエストに失敗し続けた僕達プレイヤーは、6日という時間を消費していた。


(不適合者数は、この6日間でまた数百人増えていた。

 僕たちが足踏みしている間にも、脱落していく人間がいる……)


だが、いまだこのフロアの攻略法を見いだせず、フロア4《Half a Fairy Tale》の攻略は暗礁に乗り上げていた。




世紀歴20×0年4月23日 10時30分 フロア4 エーベン村 森の宿



「これより、フロア攻略会議を始める。」

そう声を上げるのは、《白のカルミア》鳳。

人員、隊列の編成を試行錯誤してもなお、クリアできない白雪姫護衛クエスト、

そして、いまだ誰もその姿を見ていないフロア4のボス。

この現状に焦りを感じ、現在の有力ギルドを集めたボス攻略会議が《白のカルミア》主導で開催された。

そこは「ランキング1位のお前たちがやるべきでは?」という声もあるだろうが、今はひとまず置いておこう。



会議の開催場所である、ライココット村<森の宿>には、どこかで見たことのある顔ぶれがそろっている。

そこには、もはや顔見知りと言ってもいい《Queen's Board》や《祭囃子》のメンバーも顔を揃えていた。



「現在我々は、計22回、白雪姫護衛クエストに挑戦した、

 しかし、いまだ護衛を完了できていない。

 さらに悪いことに、このフロアのボスを発見したプレイヤーもいまだ現れていない。」

鳳は苦虫を嚙み潰したような顔で言葉を続ける。


「このことより、このフロアの攻略には、白雪姫護衛クエストのクリアが必要という仮説が立つ。」


「このクエストをクリアするために、EDENのトップギルドである皆の力を貸してほしい。」


そうして、鳳は今までの挑戦内容を説明し始めた。

指揮は各ギルドの持ち回りだったため、ところどころで他のギルドから補足が入る。

そして、今までの情報は一通り集まった――が。


「正直、これ以上やるべき事が見つからないわね…」

《Queen's Board》のリーダー九条かぐやは、情報が羅列された黒板を眺めながら口を開く。


(そうなんだよな、人数を多くしたり、少なくしたり、隊列を変えたり、

 本当にいろいろなパターンを試した、だけど小人達が素早すぎて白雪姫を守り切れないんだよな。)


「我々も、ただ回数を重ねるのではなく、試行錯誤を重ねた。

 だが、いまだに攻略の糸は見えてこない、正直手詰まりに近い…」

この一週間弱で流石に疲れたのか、鳳の元気がないように見える。



「発言良いか?」

沈黙していた会議室に低く、落ち着いた声が響く。


「君は《Blue Horizon》のリーダー蒼井君だね?どうぞ。」


「ああ、俺達はこのクエストに計12回参加したんだが、

 なんだかたまに、いつもよりも護衛出来た距離が長かった回があった気がするんだ。」


「それはつまり、白雪姫の生存時間が長かったということかな?」


「ああ、そういうことだ」


「なるほど、その回がいつだったのかは覚えているか?」


「い、いや、すまん。記録は残していない…」


「そうか、でも有益な情報だった。ありがとう。」




(んだよ…役にたたねーじゃねーか…)


(目立ちたいだけかよ…)


プレイヤー達のために、積極的に声を上げた蒼井に向かい心無い発言が聞こえてくる。

幸か不幸か、小声のため、本人には聞こえていないようだ。


(本当に、こいつらは…)


自己中心的なプレイヤー達に怒りを覚えつつ、先ほど蒼井の発言を思い返してみる。

そういえば、誤差程度であったが、少しだけ守り切る時間が長い回があった。

でもそれは、AIの行動プログラムによる誤差だと思っていたが…

これまでの挑戦を、最初から思い返してみる。――ちょうどそのタイミングだった。


「どうだろう、《黒猫の宵》の諸君?

 なにかいいアイデアはないだろうか?」

鳳のその一言で、プレイヤー達にざわめきが走る。



「え、あいつらがランク1位の?」


「こいつらが《黒猫の宵》…」


「なんか、フツーだな…」


ざわめきとともに、プレイヤー達の視線が一斉に僕達4人に注がれる。


現在ランキング1位の僕たちがどんな発言をするのか、

期待と興味を持った視線でプレイヤー達は僕達が口を開くのを待つ。

その様子を見ながら、4人で目くばせをする。


(これがランキングトップになった者の、責任か…)


そして、あの鳳が僕達に意見を求めた、

その事実に少し驚きつつも、《黒猫の宵》を代表して僕が口を開く。


「蒼井君の情報は重要だと思う。違和感があった回の記録を、各プレイヤーから集めてみよう。

 そこから何か法則性を見つけられるかもしれない。


 それと、このクエストは他のサブクエストを進めることで、攻略のヒントが得られるタイプかもしれない。

 いったん護衛クエストへの挑戦は止めて、この村のサブクエストを手分けして調べるギルドと、

 これまでの挑戦記録から法則性を探すギルド。二手に分かれて調査するのはどうかな?」


(むやみに挑戦しても時間の無駄だ。正直、今できることはこれが関の山だろう…)


「なるほど。確かに理にかなっている。

それでいこう。役割分担はこちらで請け負う。」


その後、《白のカルミア》《Queen's Board》、そして僕たち《黒猫の宵》を中心に、各ギルドの役割が決められていった。

プレイヤーたちから多少なりとも批判や不満が出ると思っていたが、それは杞憂に終わった。

組み分けは驚くほどスムーズに進んだ。


組み分け完了後、鳳を見る、すると彼もこちらを見ているようで、目が合った。

鳳は僕を見ながら、口元に薄い笑みを浮かべている…

(コイツ…ランキング1位の僕達を引き合いに出すことで、自分の発言権を強めたな。相変わらず嫌な奴だ…)



=============================================


チーム分けの結果、僕達はサブクエストの攻略を行う事となった。

といっても、この村で受注できるクエストは無数にある、

どのクエストが攻略に繋がるかは運によるところが大きい。

そのため、各ギルドで手分けして、しらみつぶしにクリアしていこうという作戦だ。



「なんか、めっちゃ人ついてきてね?」

僕の前を歩く樹が、少し迷惑そうにつぶやく。


僕たちの後ろには、いくつものギルドがついてきている。

恐らくそれは…


「ランキング1位の手並みを拝見ってところなんじゃない?」


「まじかよ…見られるとやりづれーな。」

まだクエストは開始していないのに、樹は少し疲れ気味に話す。


「で、どのクエストを受ける?」

僕の左横を歩く優が、顔をこちらに向けて語りかけてくる。


「うーん、いろいろ考えたんだけど、もう一度白雪姫に会いに行こうと思う。」


(蒼井の話を思い返すと、きっと"護衛の仕方"じゃなくて"何をしたか"に鍵がある気がする。

だとしたら、僕たちがまだ試していないことは――)


「は?まさか俺達だけで護衛する気か?」


「一部正解。白雪姫へのアクションで、まだ試していないことがあるから、それを確かめに行く。」


「…………なるほど、日常会話だね?」

察しのよい聡は、一瞬の思考ののち正解を言い当ててきた。


「そう、みんな護衛に集中していたから、護衛クエスト中の白雪姫の話にそこまで注目していなかった。

 もしかしたら会話の中に何かヒントがあるかも。」


(護衛中、白雪姫とプレイヤーが会話をしているシーンは何回かあった。

でも、あの時は小人の襲撃を警戒するのに必死で、ちゃんと聞いていなかった気がする……

もしかしたら、あの言葉の中に、見落としていたヒントがあったんじゃないか?)


「確かに、それはアリだな!

 で、後ろについてきている奴はどうする?撒くか?」


「このままでいいんじゃないかな?

 もうバレてるものは仕方ないし、どうせ得た情報は後で全員に共有するんだし。」


「確かにそうだな!」



「ていうかさ…」

樹が少し真剣な顔で僕たちの方を見る。


「うん?」


「何で、白雪姫って森の奥で眠ってないんだ?」


「「「………」」」

樹のあまりにも突拍子の無い疑問に、思わず3人とも黙ってしまう。


(こいつまさか…)


「樹…白雪姫と眠れる森の美女は別の話だよ?」

優が驚きを含ませた声で樹の勘違いを指摘する。


「え?ガチ?」


「白雪姫は、美しさを妬んだ継母に命を狙われた少女が、

七人の小人に助けられながら幾度もの危機を乗り越え、最後は王子と結ばれる物語。

眠れる森の美女は、魔女の呪いで百年の眠りについた王女いばら姫が、王子に目覚めさせられる物語だよ。」

聡は少し早口で、得意げにそう説明した。


(お前はWikipediaか!)


「え、そうなの?」


「別々の話だったんだ…」


僕達の後ろで聞き耳を立てている、他のギルドのメンバーの数名にとっても、

初めて知る事実だったらしく、驚きの声がちらほらと聞こえる。


(まあ、正直この二つの話は似ているし、混同しても無理はない…)


そんな下らない話をしていると、村の端に到着し、

目前に白雪姫NPCの姿が見えてきた。



白雪姫NPCの近くまで歩き、

一瞬4人で顔を見合わせた後、『白雪姫と7人の小人』クエストの受諾ボタンを押す。


すると、白雪姫は僕達を一瞥した後、ゆっくりとその足を魔女の森へ進める。


(小人が来る前に話を聞いた方が良いか…)


「あの~」

意を決して白雪姫に話しかける、NPCといえど大人のお姉さんに話しかけるのは緊張する。


「私、リンゴが食べたいわ。」

白雪姫は足を止め、こちらを振り向いた。

雪のような白い頬に、赤い唇だけが妙に鮮やかに映える。


「へ?」


(半分?)


「私、リンゴが食べたいの。

 それもただのリンゴではなく、半身のリンゴが。」


「リンゴ、それも半分ですか……」


「ええ、この森の奥にリンゴの群生地があるわ、

 そこに行ってきて、採ってきて。」



白雪姫は、魔女の森の奥をすっと指さした。

その先では、木々が不自然なほど密集し、まるで外の世界を拒むように枝を絡め合っている。

濃い影と湿った空気が入り混じった、底の見えない闇が口を開けていた。



第4話に続く!





 

 








 

 












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