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夢の刻  作者: 和希
62/78

(続)浅井戦 完

 浅井勢は敗走を始めた

囲まれた兵たちは力なく討たれてしまう


久政自身は消息は不明だったが、

のちに家臣により戦場にて自刃し

首は近くの集落で埋められたのを

織田勢に確認された


秀吉はそのまま横山城を落とし

丹羽長秀は佐和山城を開門させ降伏させた


和希と信長は小谷城へ進み城門へ

お市の方と長政がいた

(面目ありませぬ)長政

ひれ伏す長政に信長は

(よく加担は避けてくれた)信長

書状を差し出す長政に

(上様や和希殿の配慮のおかげ)長政




◎信長の書状は、、、、、

浅井家の当主はお主だ義弟よ弓を引くな



◎和希もまた、、、、、

長政よ共に生きよう

朝倉家との関係も分かるが

浅井家の命運はお主次第だ

久政殿は出陣なさるだろう

おまえは反対派と城に留まれ

おぬしと刀は交えたくはない

友よまた酒を飲もう



史実上、久政、長政親子、自害は

長政の生き残りにより大きく歴史は変わる


丹羽和希は安堵の気持ちの中

開きし城門から中に入し時

忍びよる、その時が和希には予知出来なかった


浅井政之それは長政の実弟だった父、久政と出陣し

小谷まで逃げ延びていたのだった


( 兄上ぇ)浅井政之

長政に近づき胸を一突きし

政之も自ら刀を首もとへ

自害して果てた


(ながまさぁ)信長

(うわぁ)和希

( あなた)お市

弟、浅井政之は姉川の戦いにて

戦死している

和希は、その事まで頭が回って

いなかった!


若き浅井長政が倒れ

浅井戦がここに終結した。

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