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中途採用
丹羽家の家臣に採用され部署は、次男長秀殿の課に配属
採用の際に馬を1頭与えられ朝から夕方まで長秀の側近として
常時、護衛の任に付く事が決められた
丹羽家は頭領、長政がすべての実権
長男、長忠が跡取りとして父、長政の手足として動く
次男、長秀は国主、織田信長に19才から従軍し歴戦する
私の住まいは屋敷に一室、準備されたが丁重にお断りし
先のお世話になった、農家の村に準備される事になった
馬に乗れない私は馬を受け取る際、乗馬を習った
走る事はまだ出来ないが、ゆっくり付き従う事は覚えた
その晩、長秀と酌み交わす事が出来た
兄貴と弟みたいな感じで酒がすすみ
(そちは、なにものだ)長秀
(長秀殿が家臣、和希にございます)
(ちがう、本当は何処から参った)長秀
すべてが分からぬじゃ、不信を感じるかも、多少は
(かすかな記憶の中に、天山や背振の山を思い出します)和希
(してその山は?)長秀
(肥前の山々が浮かびます)和希
(西国のか)長秀
(さようで)和希
(どおりで言葉が変じゃと感じていたわ、はっはっは)長秀
その夜は屋敷に泊まり明日からの我が身の行く末を考え床についた。




