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夢の刻  作者: 和希
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弓道

 別室にて、かの丹羽長秀との会話

(これから、私の与力として今後を頼む)長秀

 

 数日前、普通の会社員だった私が、織田信長の家臣

丹羽殿の家来としてのスタートした瞬間だった


(腕前を見たい、弓比べをしょう)長秀


 長秀は部屋から弓を取り出し、そのまま外へ

 

 (いざ、先に放つぞ)長秀

 

 屋敷の外壁の奥に木にぶら下がる的へ一気に矢を射た

 中心から僅かにそれ、その矢は刺さった


 (お見事)和希


 (さぁお主の番だ)長秀


緊張が走る、中学高校と弓道をしていたとは言え

戦国の弓、初めて触る感触に冷や汗が出る

 高校の県ベスト3の実力を22年ぶりに発揮する時がきた


 いざまいらん和希は目に力を入れ眉をほそめた

すると辺りの景色がスローモーションみたいに時が緩やかに流れた


放った矢はビデオのコマ送りみたいに緩やかに的をめがけ飛んだ

自分だけが超スローな中、普通に動け行動にも移せる


眉間のシワが和らぎ目の力が弱くなるにつれて時が早く戻りつつ

矢は見事中心を得た


 (見事、和希)

長秀は大きく頷いた

 (一回で充分だ)


 (明日から頼むぞ)


丹羽長秀の与力武将、弓の和希の誕生









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