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妖精?らしきオバサン。

妖精?らしきオバサンが語り出した


【…私が見えるんですね…?】


『見えるよ』


【やっと…やっと見つけた…本物の勇者…】


『え…?』


【アナタが…本物の勇者様なのです!】


『え…、、ええー!!オレが!?』


【そうです!アナタが!】


『オレはただの宿主ですが…』


【アナタは本物です…何故なら、今さっき魔王に倒された勇者たちには私の姿が見えなかったからです…】


『へ…?じ、じゃあなんで一緒にいたんだい?』


【この人達こそが本物の勇者様たちと信じ、私の姿をいつか見抜いてくれると信じて付いてきましたが…結局ダメでした…でも!アナタは私の姿が見えます!アナタこそが本物の勇者様です!】


『ま、まじか…。オレが…。』


【お願いします…!アナタ様のお力をお貸し下さい!アナタ様のお力で世界を救うのです!】


『オレじゃなきゃ…ダメなんだよな?』


【はい!】


『…よし、分かった!やってやろーじゃないか!』


【あ、ありがとうございます…!】


『じゃあ旅の準備だ!』


【はい!】


『と、その前に…』


【どーしました?】


『あんたのその露出が激しい格好…無理し過ぎじゃないか?化粧も少し濃いよーな…あんた結構いい年なんだろ?もう少し身の程をわきまえた方が…』


【黙って旅の準備しいやオッサン】


『……!!!!……………はい。』





このオバハン…




怖い…




こうして、

こんな感じで、

こんな成り行きで、


オレは(45歳、独身のオッサン)は、


勇者にされてしまい、


旅に出るハメになったのであった…。

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