脳が動かないなら体も動かない
皆さんお久しぶりです。
最近インフルがはやっているので気をつけて下さい。
隊長が断ってからもう2日たった。でも隊長からは何の連絡もない。どうしようもない焦りと不安がぐるぐる回っている。
「はぁ…。」
「ため息なんかついてどーしたの?」
「え?アイストさん!」
「ヤッホー、サイ。何?隊員にいじめられたの?」
「いや、隊員とはとっても仲が良いんですけど。」
そう言うとアイストさんは首を傾げて
「あれ、前は仲良くなかったよね?」と言った。
「でも誰かが誤解を解いてくれたんですよ。」
そう言えば誰だろ?
「ふーん。…あ!用事があったんだ急がないと!サイ、バイバイ〜。」
急いで走りさっていたアイストさん。凄い急いでたんだな。
なのに気にかけてくれるなんて優しいなぁ。
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「ロス、お前の居場所は第一部隊だからな。しっかり帰ってこいよ。」
「はぁ。」
それが最後にしっかり話したことだった。1人になった今も守っていること。
たとえ隊長が居なくなろうとも、絶対に。
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「…と言うことなんだよ。」
「アニータ、それあたしに言っていいと思ってるの?」
「思ってるよ。ニュートなら問題無いって。」
学長室でアニータとあたし、2人だけのお茶会だ。
「じゃああんたらはこの国から出ていくと?」
「とりあえずそうなるかな?」
「…あたしがそれを軍に報告するとか考えないわけ?」
「ニュートなら大丈夫だよ。」
ニコニコと笑うアニータにため息をつきたくなった。本当にこの子は。
「でもロスが渋ってるみたいなんだよね。」
はぁ。とため息をつくアニータ。
「…知らないわよ。あんなやつ。」
「えー!、ニュートそれはないでしょ。」
ないのはお前だよ。
まぁ、知らないから当然だけどね。
あれを、ね。
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あれは第一部隊との合同任務のときだった。
その頃から第一部隊に入ったら死ぬまで出れないとかの噂が流れていた。
あたしは丁度地雷を踏んで死にそうなときだった。
あぁ、これは死ぬわ。助かる気がしない。
そんなときにあいつは現れた。
「お前がグレイヴ・ニュートか?」
「…そうだけど。あんたは」
「俺は第一部隊隊長ファントム・ロスト・クラスターだ。本当は上からの任務でお前を消すように言われてきたんだが…その必要も無いな。」
「そうね。あたしは死ぬわ。
あんたそんなことしてたのね。あんたのとこに行った隊員は皆上にとって邪魔な奴でそれを駆除してるんでしょ。」
「あぁ、そうだ。」
クラスターは暫く悩むように考えていたがやがて顔をあげた。
「実はお前の他にもう1人依頼が来てる。名前はビースト・アニータだ。」
「‼︎…あの子はもう関係なくなるわよ。もうすぐあの子は医者になるだから階級はあんまり上がらなくなるわ。だから上の邪魔にはならない。」
「それは良いこと聞いた。」
じゃあ今日は店仕舞いだとか言いながらもまだその場にとどまったままのクラスターに嫌気がさした。
「なによ。」
「今日は気分が良い。お前もたとえ命があっても足がなかったらどうしようもないだろ。」
そう言ったあとにあたしは浮遊感がした。しかし血が足りないせいで目が霞んですぐに意識を失ってしまった。
そしてあたしはアニータによって助けられた。ほぼ死にそうで誰もが見捨てたころまだ医者になる資格もないアニータが治療をしたのだ。
あたしを運んできたときにクラスターとアニータは仲良くなったそうだ。
なんであたしを助けたかはまだ知らない。
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「ねぇ、ロス。どうしてそんなことをしたの?」
「別にいいだろアイスト。…お前らはこの国から出ていくんだし。」
「そう言うことじゃないんだってば。」
ロスの顔は相変わらず、いや前以上に無表情だ。ロスは前から表情の少ない人だった。それが何故か嫌で昔から構いまくった覚えがある。そのかいあり少しは心を開いてくれている、と信じたい。
「どうして憲兵部隊に話を通してサイバーやアニータ。ブレイドを助けたの?」
「そりゃ憲兵部隊が俺が報酬にだした条件じゃ割に合わないって言うからあまり分を使っただけだろ。」
「…その代わりに憲兵部隊が君に求めたものは?」
「シャイニングの首。あ、物理的なやつ。」




