僕はいないと思います
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えっ!解散?
うちら、どうなんの?え?
「シャイちゃん、それ本当なの⁈」
「うん、本当だよ。
ま、いっときだけだけどね!」
あれ?
「いっとき、ですか?」
「そうそういっとき!」
そう言うと皆がほっと息を吐く。
「なんだぁ。そうならそうと早く言ってよ!」
びっくりした!とアニータが言った。でもいっときっていつまで?
「いっときっていつまでだ?てか何をする気だ?」
「それは秘密だよ!まだ少し待って。」
「僕らはその間どうすればいいの?」
「…申し訳ないけど一回元の隊に戻ってもらう。」
「分かりました。でもなるべく早くお願いします。」
彼処に長居はごめんだ。
「分かった。あ、皆なるべくメンバーとの接触は控えて。特にシャイには絶対話しかけないでね!
じゃあ、解散!」
解散を受けて必要最低限の物を持っていく。私物は置いてこう。どうせまた戻ってくる。絶対に。
「じゃあ、いってきます。」
そう言い基地をでた。
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そうしてシャイと2人になった。
「お前は行かないのか?本部だろ。」
「うん、もう行くよ。ただ…ロスまた君は1人になってしまった。」
「気にすんな。どうせまた前に戻るだけだ。」
「でも…」
「ほら、行けよ。忙しいんだろ?頼りにしてるよ司令塔さん。」
「〜〜っ‼︎ロス!頑張るからね!」
頼られて嬉しいのか恥ずかしいのか直ぐに居なくなった。
「あいつ、頭良いのに単純だな。」
1人になった基地を改めて見直すと何か物が多いな。あいつら必要なものしか持ってかなかったな!
掃除が大変だ。
その前に手紙と書類だと机に座る。
別に書類は嫌いだができ無いわけじゃない。でもシャイニングにしなくていいと言われた。
あれは何でだったんだろう。あー、眠い。
ふと、書類の下に何かを見つけた。
「あ、懐かしいなこれ。」
そこには学生時代の俺ら4人がいた。
シャイニングと俺とアイストとフランの四人。
そういえばフランは結局何処のやつだったんだろう。
まぁ、恩人のことを疑えはしないが。ただ道を教えてもらっただけだけど。
「じゃあ頑張るか。」
とりあえずこの書類の山を切り崩すところからだな。
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解散を受けて僕らはそれぞれの隊に戻っていった。
僕は諜報部隊に、ブレイドは暗殺部隊、シャイちゃんは本部、隊長はそのまま殲滅部隊だ。
荷物を全部置いておく。明日からはまた任務だ。一日暇だなぁ。とりあえず外にでも出よう。
ふらふらと廊下を歩くと見たことある頭を見つけた。
「おーい!アイストさーん!」
「ん?あぁ。サイちゃんヤッホー!」
そう、最近やたらと話にでてくるアイストだ。シャイちゃんとか隊長とかから聞いてる。
僕はこの間ある包み(シャイちゃんに頼まれた)をアイストさんに渡したときに知り合った。気さくで優しい人だと思う。
「柳箕廻隊、解散したんだって?」
「そうなんですよ〜。明日からは諜報部隊に逆戻りです。あの隊と上手くやってける気がしません!」
「あー、揉めてたもんね。」
揉めてたなんてものじゃない。殺し合いまでしました…。
ニコニコしてるアイストさんは知らないだろうけど。
「あー、明日からの任務憂鬱だ。」
「大丈夫だよ。もうほとぼりは冷めたんじゃないかな?」
「いや、喧嘩じゃないんですから。」
「喧嘩だよ?少なくとも俺はそう思うなぁ。」
「はぁ。そうですか?」
思わず気が抜ける返事をしたがとくに気にしてはないようだ。
「大丈夫。もうすぐお母さんがどうにかしてくれるから。」
「⁇。」
全く分からん。お母さん?…師匠か?
「ハハッ!分かんないか!まぁしょうがないよね。あ!俺もう行かないと!」
「はい!お疲れ様です!」
あの隊ではすることのなかった敬礼をする。
「そんな畏まんなくていいのに!」
そう言いながらアイストさんは去っていった。
またふらふらすると今度はアニータを見かけた。まぁ、医務室なんだから当たり前なんだけど。
「そいつ取り押さえて!」
「はい!」 「アニータ軍医!次はこっちお願いします!」
「了解!」 「おい新入り薬たんないぞ!」 「すいません。」
いやー、忙しそうだなぁ。
バタバタとアニータを含めた8人くらいの人が走りまわる。あれ?また人数が減っただろうか。
忙しそうだから尋ねるのをやめておこう。
アニータも明日からは救護部隊に行くんだろう。いじめられないか心配だ。あー、救護部隊に所属しているのに医師なのは珍しい。だいたい救護部隊にいるのは医師のなり損ないみたいな奴ばかりだから。
まぁ、なんとかなるでしょ!
そう思いながらまたふらふらしだした。
それからまたふらふらしたが誰にも会わなかった。まぁ、それが普通か。明日からの任務僕死にそう。
仲間が信用できないとか!…もう寝よう。疲れた。
不安な思いとともに僕は眠った。




