医務室は戦場だ。
「今日は潜水艦を沈めにいきます!」
昨日の平和が嘘のようにロス達は任務に行ってしまう。
「じゃあ頑張ってね、みんな。」
「はい、分かりました。」
「アニータもね!」
「なるべく怪我しないように帰ってくるわ。」
「今日はシャイも近くには行くからよろしく!」
「了解、基地のことはまかせてね。
行ってらっしゃい。」
パタンっ
ドアがしまり基地には私以外誰もいなくなった。
「じゃあ、私も仕事に行くかな。」
誰に言うでもなく一人呟き白衣を翻した。
ここから医務室までは余り遠くないので楽でいい。
誰が走ってくる。あれは新入りの子かな?
「ビースト軍医!第八殲滅部隊が帰ってきました!」
「分かった、すぐ行く!」
ゆっくりしている暇はなさそうだ。
「それで負傷者の人数は?」
「ざっと数えると180人程です。」
確か第八部隊は第七部隊と一緒にフロスイに居たはずだ。
「じゃあ軽傷な人はお願い。緊急な人からこっちに案内して。」
そのまま医務室ではなく緊急治療室に移る。
ロス達には怪我しないでほしいなぁ。
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僕と隊長は潜水艦を沈ませるために海の中を潜っていた。ブレイドは今回はやくに立たないので岸で待機をしている。
この海の近くにはモンブと言う島がありそこから石油をとっているのでその島の偵察用の船だろう。
こんな近くに来るまで気づかないほうもバカだし、気づかれるまでずっといるほうもバカだろう。
シャイちゃんの考えによるともうすぐ潜水艦は物資を貰うはずなのでそのときに侵入するらしい。
侵入しないで爆発させたいところだが今回もう一つの任務のため、それができない。
あ、潜水艦から人が出てきた。
そして少しの間無防備になる入り口に隊長と僕は突っ込んで行った。
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一人の医師が叫ぶ。
「心肺停止です!」
「電気かけなさい!電気!」
「数が足りません!」
「じゃあ、とりあえずマッサージだけして!話しかけろ!」
バタバタともう一人がくる。
「電気持ってきました!」
「じゃあはやくしなさい!」
叫びながらやってたら弾丸をとりそこねてしまいそうだ。
あの後結局緊急治療室に移る時間はなく、みんなで仲良く医務室にいる。
患者は沢山いるのに医師が私を入れて10人とはどうゆうことなんだろう。
本部には倍はいるんだから前線までもっと持ってきなさいよ!
そんなことを思っても人は増えないので手を動かす。
「いたい!いたい!」
「大丈夫ですよ〜。もう少し我慢すればすぐ終わりますからね。」
騒ぐ兵士に優しく言うが骨に響くように撃ち込まれているんだから痛いだろう。ここではよっぽどのことがないと部分麻酔なので骨まではサポート出来ないのだ。
「意識ありますか!…しっかり!」
他の軍医の声を聞きながら素早く縫っていく。
「はい!もう大丈夫ですよ、おやすみ。」
一人が終わってまた一人。
「血が足りなくなってる輸血パック変えて!」
「O➖型の血液はもうないです!」
「じゃあ、そこの患者からとれ!」
色々な患者に最善のことをして段々静かになった医務室でギャーギャー騒いでいる声が大きくなった。
いったいなんだ?




