オマケ:市街地に行こう!
久しぶり過ぎる投稿。
本当にすいません、テスト期間と大会が重なってしまい忙しかったので。
お詫びに少し長めです。
無事に何事もなくアニータの授業が終わり全員が学長室に集まる。
「はい、じゃあ任務はこれで終わり!ありがとうね。」
ニュート大将にお礼を言われ俺らは任務を無事におわらせた。
めんどくさかったが中々ためになる任務だった。もう2度とごめんだが。
皆がぞろぞろと門を出て行く後ろからゆっくり歩く。
此処から基地までは大分時間がかかるから市街地でどうにかした方がいいな。
「あー!シャイちゃん、今日新作のアイスが出る日だよ⁈」
「え、ほんと⁉︎じゃあ帰りに寄らないと!」
サイバーとシャイニングが騒ぎ始めた。どうやら帰りにどっか寄るみたいだな。あー、先帰ろうかな。めんどくさい。
「うちも行きたいです!」
「あ、私も!」
2人がそう言った所でシャイニングがこっちむいた。
「ロスはー?」
「パス、めんどくさい。」
一応拒否するがきっと意味ないだろうな。
「えー!隊長行きましょうよ!」
「そうだよロス!協調性は大事だよ?」
「アニータ、協調性なんて知ってたんだね。」
「びっくりした顔でこっち見ないでサイ!」
サイバーとアニータが騒いでるのをぼーっと見てると腕を誰かが引っ張った。
「隊長。行きません?」
アイスが嬉しいのかニコニコと微笑むブレイド。
「…分かったよ。」
ため息を吐くように言ったのにブレイドはやっぱり嬉しそうにそのまま腕を引っ張りシャイニングの横に並んだ。
「よし!じゃあ柳箕廻隊出動!」
シャイニングお願いだから市街地では騒がないでくれ。
****************
折角市街地に来たんだからと言うことでアイスを食べてから少し店を回ることにした。
うちとシャイちゃんは服屋を見ている最中だ。最初は隊長も一緒だったんだけど途中で何処かに行ってしまったみたいだ。多分あっちのグループに行ったんだろう。
2人でいろんな服を買った。…めんどくさいからどんな服を買ったとかは全部カットで!
じゃあ店から出ようと言う所でシャイちゃんが知り合いを見つけたみたいだ。
「あ、フランじゃん。」
「あぁ、シャイひさしぶり。」
シャイちゃんはそのまま店を出てそいつの方に行こうとしているけど、あれ誰?
黒髪に紫の瞳でどう見ても軍人みたいにしっかりした身体つきではない。一般人?…の割りには何か変だな。
「おーい。ブレイドもこっちおいで!これと一緒にお茶しよう。」
「おい、これって言うなよ!」
「えー、ダメ?まぁいいでしょ。」
「はいはい、分かったよ。」
なんか仲良いな。そう思いながらついて行った。
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3人で席にすわりそれぞれの飲み物を頼んだ。
シャイちゃんとうちはいつも通りでそいつはコーヒーだ。
「いやー、本当にひさしぶり!いつぶりだっけ?」
「あー、多分6、7年前ぐらいだと思う。…てかそいつ誰?」
こっちを指さしするなよ失礼なやつだな。
「おい、さっさと名乗れよお前。」
は?何いってんのこいつ。
「人に名前を聞くときはまず自分が名乗れ。」
「あーもう!何でそんなに喧嘩ごしなの⁈」
だって何かむかつく。
シャイはそれを指さしながら
「いい、ブレイド!この人はフランだよ。旅人で変なもの片手にいろんな国をまわってんの!」
と言った。
旅人…戦争中なのによく入れたな。
そう思うと今度はうちを指さした。
「こっちはブラッディ・ブレイド。シャイの部下でめっちゃ強いんだよ!」
「へー、強いんだ。まぁ一応よろしく。」
「こっちはよろしくしたくない。大体なんで戦争中のこの国に来た。」
「うん、確かに何でまたこの国に来たの?大変だったでしょ?」
「いや、うーん、えっと…」
何だこいつはっきり言いなよ。
「いや、お前らが生きてるかと思って確認しに来た。」
…ツンデレか、ヘタレだな。
「心配してくれたの⁈ありがとー!」
「お、おう///」
あ、ヘタレか。と言うかこの反応は絶対あれだな。
「みんな元気だよ!ロスもアイストも!」
「アイストは今どこ配属なんだ?」
アイスト?誰だ?
「本部だよ!中将ぐらいにはなってんじゃないのかな? シャイとロスはついこの間殲滅部隊になったよ!」
「…知ってるよ。めっちゃ有名だよ。そこのやつも、おまえもロスもあと2人も。柳箕廻隊だったよな。」
「やっぱり、有名人なんだね!」
シャイちゃんは嬉しそうだがそれはかなり不味いんじゃないだろうか?
「はぁ、喜んでんなよ。…こいつこんなんで頼りになるの?」
「いざって時にはやっぱり頼りになる。」
「そう言うもんか。俺には分からん。」
「フランはふらふらしてるだけだしね!」
「ちげーよカメラで写真撮って回ってんの!」
「カメラって何?」
「何か景色とかを紙に写せるやつだよ!」
「…まだこの国にカメラないのかよ。」
がっくりしたように言うそいつ…フランの顔は何だか残念そうだ。
「この国に技術はないからね!戦争のため軍事だけは発達したけど。」
「戦争ばっかすんなよ。50年近く続いてんじゃないの?」
「そうだね。もうそろそろ終わりにしようかな。」
「…お前が終わらすの?」
「うちらで終わらすんですよ。そのために戦争してんだから。」
そう言った瞬間に何か光った。
「っ‼︎、⁈」
閃光手榴弾かと思いハンドガンをとりだそうとするとシャイちゃんに急いで止められた。
「カメラ、カメラだから!」
へ? カメラ?
「ぷっ!マジか、お前!」
フランがふき出したかと思うとそのまま大笑いしだした。
そして機械から一枚の紙がでてきた。見てみると真剣な顔したうちが写っている。
「凄いだろ?カメラ。まさかロス見たいな反応するなんてな!」
「ロスは確か反射的にカメラにナイフ投げて壊してたよね!」
「あれはやばかった!死んだと思った。」
さすが隊長、反射神経いいなぁ。
「あ!そろそろ時間大丈夫?」
「あー、ダメだな今帰らないと他国者だってバレるわ。」
「それ不味いんじゃない?はやく帰れよ。」
「…お前、本当に俺のこと嫌いだな。はいはいはやく帰りますよ!」
別に嫌いじゃないが好きには慣れなそうだ。
「また喧嘩して!もうダメでしょ⁈シャイ怒るよ!」
「はい、すいません。」
「はいはい。…あ、そうだこれアイストによろしく。」
そう言って小包をテーブルに放り投げてそのまま席を立った。
「じゃあ!」
「うん、また今度!」
「帰りに捕まんないでね。」
ふらふらと歩いてくフランを見て違和感の正体に気付いた。
あいつ、身につけてる服とかが高価品なんだ。
「シャイちゃん、フランって何者ですか?」
「うーん、分かんない。旅人みたいな感じのよく分かんないやつだよ。でもあいつには昔助けてもらったから。」
懐かしそうに笑うシャイちゃんは何時ものシャイちゃんとは違って見えた。
「じゃあ、シャイ達も帰ろ。さぁ皆は何処かな?」
空を見上げると鳥が南に向かって飛んでいた。




