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エリートがいる!2



うちらは生徒に混じって授業を聞いていた。 ばれないように制服をきて適当な席に座っている。周りの生徒にも騒がないようにお願いしたので完璧だ。


シャイちゃんの授業は意外に分かりやすかった。

今は軍隊を動かしかたを説明中だ。それももうすぐ終わる。


「よし、こんな感じかな?時間は…あと30分あるね。じゃあ質問をある人!なんでも答えるよ!」



それを聞くと皆ざわざわしていた。そして目立つ髪の色をしている生徒が手をあげた。…赤の髪か、撃ちやすいな。

「あの!どうして憲兵部隊には入ってないんですか?」


「うーん、憲兵部隊に入ったら戦争を終わらせないからね。それに机に座っているより、戦争で指示だしてるほうが良いからね。」


また違う人が手をあげる。あ、女子だ。珍しい。

「やっぱり女子が軍にいるのは難しいですか?」


「そうだね、難しいといえば難しいかな。でも自分の仕事をしっかりやれば皆認めてくれるよ。」


そんな感じでいろいろな質問に答えていたときに1人が質問した。


「どうしたらそんなに早く大将まで慣れるんですか?」


少し、笑顔が少なくなったシャイちゃんは

「え?知らないの?」

と答えた。


「あ、そうかぁ。まだ軍学校には知らせられないよね。うん、特別に教えましょう。」


そういいながらチョークを持った。


「まずは、僕らには国王がいるよね?」


まぁ、国王がいなかったら戦争なんてしなくて済むだろう。


「そんな国王だけどはっきり言ってサイテーな奴なんだよね!」


いきなり何言ってんの⁉︎


「でも、国王は尊敬すべき存在だと!」


「うん、そうだよ。だからこれは秘密ね!…まぁそんな国王から一時期独立しようという動きがあったんだ。」


さっきの赤髪が

「そんな話は聞いていませんよ⁉︎」


「当たり前だよ、今から軍にいく人にそんな話したら反国王軍が増えちゃうでしょ?」


確かにそうだ。

そしたらサイバーが手をあげた。

何してんのサイバー!


「いつの話ですか?」

席を立たなかっただけましだけどばれたんじゃない?


「そうだなぁ。8年前ぐらいかな?シャイが16歳の頃に収まったから。」


「勿論国王が阻止したんだけどね、方法が悪かったんだよ。」


皆が静かにシャイちゃんを見つめる。


「片っ端から殺して行ったんだよね。そしたら大変、結構規模が大きかったから軍の人間が足りなくなっちゃったんだ。

だから残りのお偉いさん達がとった行動は軍学校の生徒の卒業を16歳にして取り敢えず人数だけ増加させた訳。…その時にたまたま成績が良かったはシャイがいきなり大佐の地位をもらい、それからは鰻登りだよね。」


「シャイの地位をさっさとあげたのはいい操り人形になると思ってのことだろうね。ならなかったけど!」


シャイちゃんは笑っているが相当大変だっただろう。やっぱり凄い人だこの人は。



「…君達が入りたいって言っている憲兵部隊はそういうところだよ。入るなら気合いと覚悟が必要だ。国王の犬になる覚悟が。まぁ、シャイにはそんな覚悟がないから向いてないんだよね!」



「じゃあ、もうそろそろ時間だね!授業はここまで、バイバイー!」


凄い速さで居なくなってしまったシャイちゃん。

うちらもそろそろ退散しないと。


「ブレイド、もう行こっか。」


「うん。」


あの話はうちらも知らなかった話だ。 学校とは難しいところだな。行かなくて良かったかも。


「サイバー。このあとどうする?」


「うーん、任務終了時間まではまだあるんだけどすることないんだよね。」


「アニータの授業でも見る?」


「解剖でしょ?血がでないからあんまり楽しくないんだよね。」


2人で何をするか決めているとサイバーがいきなり

「あ!屋上行こう!」

と言った。

いきなり何なんだ。

「なんで?」


「いいからはやく!」


嬉しそうに笑うサイバーとともに思いっきりドアをあけた。

バンッ!


「いやー、この時間て日なたが少しだけ少なくなるから寝やすいんだよね。」


「眠くなるね。」


2人を無言が包む。


「…ねぇ、僕ら助けて貰いっぱなしだよね。」


「そうだね、そのおかげてこうやって生きてるからね。」


「…でも、僕ら隊長達に恩返し出来てないよ。シャイちゃんがあんな事してたなんて知らなかったし。」


「そうだね。でも隊長達も人間だ。これから先もしかしたら助けが必要になるかもしれない。」


寝っ転がりながら拳を差し出す。


「…そうだね!その時は一緒に頑張ろうね。相棒!」


「うん。」


コツンと拳を合わせてお互い笑った。

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