壊れた夢
少し設定追加しました。
暇なときにどうぞ。
私は久しぶりに戦場に立っている。でも、今回はそんなに戦わないかもしれないなぁ。
一応準備万端にして置いたが。
上の2階では諜報部隊の人達がパソコンをいじっている。数十人いるのでかなりのシュールだ。
そういえばサイのほうはどうなっているんだろうか?連絡手段は無いが何処にいるかは分かるので双眼鏡で覗いてみる。
あれ?何か戦ってない?
大変報告しないと!
なんて思い急いで上の階に行こうとしたらロスの姿が見えた。
こっちの建物に来たらしい。
「ロス!大変だよ、あっちが襲われてるよ。」
「分かってる!お前はそっち行け!」
急いで準備して飛び出そうとしたときに上の階から人が何人も降りてきた。
「そっちの建物には行かないで下さい。」
「何で?サイがピンチかもしれないのに。」
「こっちの建物は誰が守るんですか?」
「それは俺がやる。」
「1人で?」
「俺ならできる。」
「とにかく行かないで下さい。」
これは可笑しい。同じように思ったロスが
「ここは俺が何とかする。お前は行け。」
ロスの言葉を受けて私は飛び出した。
走るに連れて銃声が聞こえてくる。
それに合わせて自然と足がまた早くなっていく。短刀を引き抜いてその中心と思われる建物に突っ込んだ。
「サイ!何処にいるの⁈ 状況は⁈」
叫ぶように言うと周りの諜報部隊と思わしき人達が辺りを取り囲んだ。
様子が可笑しい。明らかな敵意を向けられてる。
「なに仲間割れ?」
「あいつは仲間じゃない。」
「サイは何処?」
「俺らが知りたいところですよ。何処かに潜んでいるようです。」
良かった。サイはまだ無事なようだ。
「貴方達何が目的?」
そう言うと1人の男が前に出て
「サイバーには罪を償って貰わなければいけません。」
「罪?」
何にそれ。
「そう、罪。僕達の女神を奪った罪を…」
その男は何だか目が虚ろで恐ろしいと感じた。
周りを囲んでいたやつらが襲ってくる。
1人を鞘で殴り、1人を銃でうつ。
刀の部分で戦闘不能にする。
殺さぬように、殺されないように。
相手は本気だがこっちは殺してはいけない。めんどくさいがしょうがない。シャイからの指示だから。
なるほど、だからサイは戦わず隠れているのか。
あの子は武器を持つと敵をバラバラにしてしまう。
その時、サイの言っていたことを思い出した。
「懐かしい、と思ってました。僕はこの隊を追われるように出て来ましたが、この隊が好きだったんですよ。」
……急いで見付けてあげないと。
2階に上がろうと階段に足をかけたとき
「あははははははは!」
あれ、サイ⁈
やばい、殺すのはやばい!
「こっちにくるな仲間殺しが!」
「死ね!」 「ぎゃあっ!」
「サイ! 駄目だ!」
階段を登ると血だまりの中心で泣くように笑うサイがいた。
「サイ! 大丈夫?怪我は?」
「…僕は無いですよ。でも、皆は死んじゃいましたね。」
「サイ大丈夫だよ。あっちが襲ってきたんだから正当防衛だ。」
そう言ってもサイは首を横に振るばかりだ。笑ったまま。
ここは敵地なので長居することは出来ない。しょうがないから意気消沈して動けそうに無いサイを背負って出ようとした時に無線がなった。
「こちらクラスター。諜報部隊のやつは片付け終わったか?」
「う、うん。何とか。」
「じゃあ生きてるやつは最上階に入れとけ、敵が来た。こんだけ敵地でドンパチされれば気付くよな。」
「でも、今サイが戦える状況じゃ無いから私戻れないよ!」
「は⁈どんな状況だよ、それ!」
どんな風に説明するか考えるが思いつかない。するとロスが
「…分かった。じゃあ俺1人でいいや。そっち3人で守れ。もうすぐ援軍そっち行くようにもしとく。」
「こちらブレイド!隊長、いくらなんでも無理です。援護に行きます。」
「だー!それじゃアニータどうすんだよ。」
「…敵はこっちの方が遠いし入り組んでるからあまりこない。敵なら本気で殺せる。」
「⁈……アニータ、いいんだな?」
「うん、ロスばかりに無理はさせられないからね。」
「話に全くついていけないんですが。」
「ブレイドお前はこっちの援護だ。殲滅開始だ!」
無線が切れる、敵が来たな。
さぁ、これからは本気ださないと。
サイバーとかを上の階に避難させて自分は刀を2本。
ドアを全て閉めて爆弾を設置。絶対に入らせない。
瞬間、右に飛び上がる。
パンッ!
「ぎゃあっ!」撃ってきたやつを刀で心臓にひとつき。
其処からは私の独壇場。右にふらり左にふらりと避けながら敵を殺す。きらりと妖しく光る刀が血を吸う。敵は80人近くいる。ってことはあっちはこの倍近くだ。2人だからいいか。また増援だ。
暫くすると敵も居なくなりこっちは終わった。
「こちらアニータ。殲滅完了。」
そして、任務完了を押す。
なんでサイバー攻撃のはずが殲滅してんだろ。 サイの様子を確認しよ。




