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第19話:勇者の降臨と、女神のベッドタイムストーリー

いつもお読みいただきありがとうございます!

第19話をお届けします。


絶体絶命の王都アクロシアに、あの男たちがついに駆けつける!

そして魔王城では、女神から明かされる世界の重大な秘密(?)が……。

緊迫の戦闘と、マイペースなベッドタイムストーリーのギャップをお楽しみください!

王都アクロシアの上空は、狂乱する『黒ワイバーン』の無数の群れによって暗雲と炎に包まれていた。

空を縦横無尽に飛び回る敵に対し、地上からの防衛戦は困難を極めていた。


「余の身はどうなっても構わん! 民の安全を最優先にせよ!」


国王の断固たる決断により、近衛騎士団や宮廷魔導師たちが総出で前線へと投入された。

広い玉座の間には今、国王を護衛するために残留した『騎士団長』と『宮廷大魔導師』の二人しか残されていない。


しかし、戦況は悪化の一途を辿っていた。

押し寄せる圧倒的な数の前に、兵士や冒険者たちが次々と倒れていく。

かつてSランク冒険者として名を馳せたガースギルドマスターも、老骨にムチを打ち、双剣を振るって巨大なワイバーンを切り伏せていたが、空を飛ぶ相手に対して近接職の彼では決定打に欠け、苦戦を強いられていた。


宮廷大魔導師が展開した大型の映像魔法——戦場の様子をリアルタイムで映し出すスクリーンの前で、国王は強く拳を握りしめた。


「騎士団長! 余の剣を持って参れ! 余自が出陣し、民を守る!」


「滅相もございません、陛下!」

「左様でございます! 陛下は我が国の精神的支柱、どうかお命をお大事に……!」


騎士団長と大魔導師が必死に押しとどめる、その時だった。


**——ズガァァァン!!**


映像スクリーンの中心、まさに激戦が繰り広げられている戦場の真ん中に、眩い光を放つ巨大な魔法陣が突如として現れた。

周囲を飛び交っていたワイバーンたちが、その圧倒的な魔力密度に圧迫されて墜落していく。


光が収まると、そこには過酷なダンジョンを攻略し終えたばかりの四人の姿があった。


**レオン、ロイ、エレナ、クララ。**


Sランクパーティが、ついに絶望の戦場へと降り立ったのだ。


◇◇◇


——一方、その頃の魔王城。


「ちょっとー! リンちゃんズルいよー! 嵌めコンボばっかり狙って、私全然動けなかったんだけどー!」


ゲームで連戦連敗を喫した女神が、ベッドの上をごろごろと転がりながら不満を爆発させていた。

コントローラーを手にしたリンは、ジト目の冷ややかな視線を向けながら、心の中で静かに呟く。


(……ただあなたがヘタクソなだけじゃないですか)


結局、その後も女神の愚痴を聞かされつつゲーム大会は終了し、二人は大きなベッドに入って消灯した。

しかし、まだ興奮が冷めないのか、隣の女神は寝返りを打ちながらリンに話しかけてくる。昔食べた美味しい料理の話や、何千年も前の失敗談など、どうでもいい自慢話を延々と語り続けていた。


リンは半ばウトウトしながら、「はぁ……」「そうですか……」と適当に相槌を打っていた。


すると、ふと女神が言葉を切り、静かな声で呟いた。


「ねえ……リンちゃん。知ってる? 昔ね……私の他にも『神様』がいたのよ」


---



ここまでお読みいただきありがとうございました!


ついに王都へ帰還したレオンたち! Sランクの実力を見せる時が来ました!

そして寝室で明かされた「昔は別の神様もいた」という言葉の意味とは……!?


続きが気になる!と思ってくだされば、

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次回もどうぞお楽しみに!

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