第7回
この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。
また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。
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闇探偵 西園寺 美園2(7) 相良 凌
1 美園 謎の依頼(7)
「分かりました・・・」
「遺産探しの糸口を少しでも掴みたいので、有栖川家について教えてください! この家には、使用人も含めて何人居るんですか?」
「はい。当主の只仁の娘と息子一人づつ、使用人が3人。そして私です」
「私を、ここまで連れてきてくれた方は?」
「富士田奈々子さんね?! 一番長く有栖川家に仕えてくれている人で、使用人のリーダーです」
「ありがとう御座います。早速、当主の書斎などを見せてもらえませんか?」
「分かりました」
と、小夜子が応じて、西園寺を引き連れ、邸宅の2階へ上がった。
先に書斎に入った小夜子が、書斎のカーテンを開ける。
「うあー! 海がきれい!」
西園寺は、窓から見える景色のよさに感嘆の声をあげた。
窓の外には、遠くまで太平洋が一望でき、更に、眼下には、小型クルーザーの船着場が望める。
青く澄み切った空。
さざなみを湛え、穏やかに揺れる紺碧の海。
「窓も開けますか?」
と、西園寺に訊く小夜子。
西園寺が、
「はい! お願いします!」
と、言うと、小夜子は、書斎の窓を開けた。
西園寺と小夜子の肌を潮風が撫でる。
潮の香りが、この書斎を包んだ。
西園寺と小夜子の二人は、窓際から離れると、書斎にある机に向かった。
「この机の引き出し、開けてもいいですか?」
との、西園寺の言葉に、
「ええ、お開け下さっても、構いません。」
と、応じた小夜子。西園寺は、引き出しを開けると、
「何これ!?」
と、引き出しの中身を見て、驚愕した。
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探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)




