閑話13 スカウト行脚
ネタ話です 本編には影響ないです。
「ソロモン(海)よ私は帰ってきた!」
テンション高くドヤ顔で叫んでいるのははつゆきである。
「あーそれ私が言う台詞ですぅー」と、
後ろで叫んでいるのはゆうだちだったりする。
ちなみに皆きりしまの船体の前部にある、速射砲の前での話である。
「ネタはやめろよ!て、言うかそのために来たんじゃないからな。」
正人はここにくればきっとやらかすだろうなと思っていたので、
覚悟はしていたが、ゆうだちならともかくはつゆきがやるとは思ってなかったらしく頭を抱えていた。
「正人さん、この中で一番やりそうなのははつゆきだと思いますよ、
見通し甘いですよ。」
と、冷静にしらゆきに言われては、正人もぐうの音も出ない。
「皆さんのんきですねえ、ここは多くの仲間の眠る地なんですよ。」
実は前世でここで沈んだきりしまが苦言を呈すると、皆ばつが悪そうな顔をした。
実際に前世ではこの二人はこのあたりで最後を迎えてるし、しらゆきもそう遠くない
ビスマルク海で沈んでいる。
「それにだな、ここらでスカウト出来そうなのは意外と少ないんだよ。」と
若林も話に加わる、
「護衛艦に転生してるのが多くてな、お前らもそうなんだけど。」
九州・沖縄から島伝いにスカウト行脚してきたが、ここでのスカウトは少ないようだ。
「まあ、まったくいないわけじゃないけどな、そういえばそろそろじゃないかな?」
サボ島と呼ばれる島の南あたりの海域に着いたようだ。
ちなみにきりしまの姿は周りから見えないように魔法で迷彩をかけているので
光学的にもレーダーでも捉えられない。
正人は召還を始めると、すぐに光が現れ人型になっていく、
現れたのははつゆきたちより幼い感じのする少女であった。
「私を呼び出したのはあなた?ていうか、皆どうしてここに居るの?」
彼女、綾波は昔の仲間たちのことは忘れていなかったようだ。
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「ちなみに綾波も護衛艦に転生してたんだよな。」
「ええ、その時の記憶もありますよ、もう昔にお役ご免になってまた眠ってたんですけどね。」
そのときに姉妹だったたかなみやおおなみが再度転生したのに彼女は転生していないのだ。
「まあ、そのうちお声がかかるとは思うけどな、こちらはそこまで待てないんだよな。」
異世界への旅立ちが迫ってきているのであった。
訳を聴くとあやなみは即決で付いていくことを決めた。
「みんなが行くんなら私も行くよ。」
さすがに思い切りがいいな。
「でも、兵装が少し古いかな?」
その辺は大丈夫、やりようはある。
それを聞くと、うれしそうにしていた、君たち新兵器スキーだね。
「とりあえず、ここが終ったら後は帰るだけですね」
「途中幾つか寄って終わりだな。」
そうして、俺たちはソロモン海の穏やかな海を眺める。
この風景も見納めになるのだ。
「さよなら・・・みんな、さよなら・・・私たち。」
誰が言ったのか、その声はソロモンの海に消えていった。
最初の一言が言わせたくて書いたものです orz
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