閑話12 プラチナの憂鬱 その2
なかなか後半が難しかった
その後はそう・・・まさに怒涛の展開だった。
歓迎会が行われて皆でわいわいやった、
私は正人さんとお話したかったのに会長が迫るので出来なかった。
そして若林さんと正人さんは二人でどこかに行ってしまった、
ホテルで私たちは一つの部屋に集まってお話をしていた、
ガールズトークってやつかしら?
話題は正人さん関連の話ばかりになっていた。
亜由美ちゃんは不機嫌だ、正人さんが好きなのに、
式神のはつゆきちゃんに先を越されてしまってるからだ、
私はそれよりまだ遅れている、周回遅れ位かも、
美月さんにはこう言われた、
「そういう場合は、思い切って行かないと追いつけないねぇ。」
そうかなと思っていたら眠気が襲ってきて気が付いたらベットで寝ていた。
寝ている間になにか起きたらしい、皆教えてくれない・・・酷い。
正人さんは戦力強化のためにY市に行くことになり若林さんと出かけて行った。
そして帰ってきた時には正人さんは何人もの新しい式神さんと一緒だった。
なんか、あの娘たちとも・・・涙が出た。
美月さんが頭をポンポンとして慰めてくれる、ありがたかった。
亜由美ちゃんがアタックしたのはその晩だった、
本部に呼び出してのことだったらしい、
やはり亜由美ちゃんはすごい、
私はどうしても行動に移せない・・・
もっと強くなりたい・・・もっと・・・?・・・あれ?
ここのところ毎日訓練場でトレーニングしている。
変身しても暴走しないようにブーストは抑えている。
抑えすぎると戦闘できないので毎日その限界を見極める練習だ。
上がって、シャワーを浴びる、
「うまくいかない・・・」
ブーストを抑えすぎて、肝心の戦闘力が落ちてしまっているのだ。
着替えていると、訓練に付き合ってくれた、装備課の娘がやってきた。
「うまくなじめてないみたいだね。」
「・・・・・・」
「普段から慣らしていくしかないかもね、これを使ってみて。」
と、変身リングを渡されました。
「これは?」
「これは試作品でね、精神を鍛えるためのリングなんだ、変身機能は付いてないよ。」
つけると変身した状態と同じ精神状態になれるそうです。
早速付けてみます、・・・ほんとだ、変身した時と同じ高揚した気持ちになれる。
なんでも出来るようなあの感じ。
これなら・・・
私は、正人さんを家に招待した、マンションに一人暮らししてて良かった。
理由はうまい理由が無かったので美月さんに相談した。
「美奈ちゃんがそういうんならうまいことやりますかねぇ。」
どうやってか知らないが三人で手料理を食べようということにして連れて来てくれた。
そして楽しく食事をしてお茶でもというところで、
「急な用事でねぇ、先に帰るね。」
美月さんが帰り、送って玄関まで来た私に、
「うまくやるのよー」と含み笑いをして言った。
なぜかサムズアップまでして。
部屋に戻ると正人さんがテーブルに突っ伏していた、
美月さん・・・盛ったのね。
私は試作リングを装着して魔力を通した。
精神が高揚して何でも出来る気がした。
身体強化で正人さんを抱えると、寝室へと連れて行った。
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薔薇 「最近プラチナ安定してるわね。」
美月 「そうでしょー暴走もしなくなったし。」
「何か心境の変化でもあったの?」
「ふふふ、いいことでもあったんじゃない?」
「?」
後半少し短くなりました
誤字・脱字などありましたらお知らせください。




