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All For Love ~Serious love never ends?~  作者: 犬
第一冒険譚 ーInceptionー 《Suit ♡》
25/46

第24話 The Wonder of You

話の内容が思い出せない方へ…

こちらを振り返って見ては…?

*特にこちら。


*ティモシー誘拐→第23話参照

*影藍鏡、サイファー→第20話参照

*ラオンとニアとの出会い→第17、19話参照

*コールマンと対戦→第22話参照

アストロは愕然し、ショックて声が出なかった。

「ティモシーが… 誘拐…?」

アストロはやっとの思いでそう声に出したが…

その事実を受け入れたくなかった。

それにアストロには考えられなかった。

なんで、ティモシーが誘拐されるのかが。


アストロがそのことを知ったのは、家に帰宅してからだった。

その時にニュースで報道されていて、初めてそこで知ったのだ。

彼女はきっと帰ったのだろうと思っていたが、そうでは無かった。

アストロは、急いで御伽神社に駆けつけた。

裸足で家を出たため、足に砂利が刺さりとても痛かったが、そんなこと気にしてる暇はなかった。

妖狐なんだから、狐に変身できる。そうすれば少しは痛みも和らいだかもしれない。

しかし、アストロはそんなことも考えられなかった。

それだけ急いでいたのだ…



アストロが到着した頃にはすでに捜査が始まっていた。

落ちていた髪の毛は、すでに鑑識官が所持していたが…

それ以外の手がかりは掴めていないようだった。

もちろん、アストロも犯人のことは知らないので、大人しく帰ることにした。


[もし早く来れてたら… 彼女を助けることができたかもしれない。

でも何もできなかったかもしれない。

これは、決められた運命だったのか…?]

アストロは、どんどん悲しくなっていった。

自分の無力さ。自分の醜さ。それが嫌だった。

でも、それは受け入れるしかなかった。

ティモシーが誘拐されてしまった事実も…



アストロは、影藍鏡(えいあいきょう)と呼ばれている高架下を歩く。

外は暗くなってきていたが、アストロにはどうでもよかった。

まだ、ティモシーは死んではいない。そう信じるしか無いのだが…

アストロは諦めきれずに歯を食いしばる。

[今までの人生、不幸なことしかなかった…

いじめや不登校。最悪なこと続きだった。

そして、最終的には仲が良かった彼女が誘拐された。

神は僕を嫌っているのか?なんで僕だけこんな目に…

おかしいだろ…?]


「なんでだよぉ…

 この僕からぁ、何も奪うなよ…!

 僕が何したって言うんだ!」

気づいたら、アストロはそう叫んでいた。目に涙を浮かべながら。

不満が抑えきれずに、声が出てしまった。

感情が昂ってしまったのだ。


「おい… 大丈夫か…」

そこでアストロは何者かに声をかけられたので、振り返った。

悲しかったが、それ以上に声をかけられたことの安心感で落ち着いたのだ。

そしてアストロは冷静に返答した。

「大丈夫だよ… 嫌なことがあっただけさ。

 君は誰?何者なの?」

「俺、?俺はサイファーしてるんだ。

 ここ影藍サイファーって言うんだぜ。」

その少年は、優しくアストロに話してくれた。

ここがどんな場所なのか。どんなことをしているのか。


アストロがサイファーに参加したのは、このことがきっかけだ。

弱い自分を変えるため。悪運を断ち切るため。

それがこのサイファーに参加した理由だった。

それからアストロはどんどん変わっていった。

一人称が変わり、性格も微妙だか変わった。

ティモシーのことを考えることが無かったわけではない。

けれどアストロは、ティモシーが自分に向けていってくれた言葉を信じ…

ネガティブ思考を捨てた。



それから、数年が経ち…

久しぶりにアストロは、彼女がいた場所。御伽神社に向かった。

神社は昔から何も変わっていない、綺麗なままだった。

アストロは神社の本堂へ向かうため、ゴンドラに乗ることにした。

その時だ。ラオンとニアに会ったのは…



アストロはそんな過去を思い出した。

そしてアストロは決心する。

過去の自分から脱却する為にも…

ここでコールマンを倒さなければ。

次回はコールマンとアストロの対戦だ!

次回から執筆が難しくなりそうだ…

今回のタイトルは

『Elvis Presley』の「The Wonder of You」

を参考にしています。

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