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All For Love ~Serious love never ends?~  作者: 犬
第一冒険譚 ーInceptionー 《Suit ♡》
22/46

第21話 真っ向勝負

話の内容が思い出せない方へ…

こちらを振り返って見ては…?

*特にこちら。


*御伽神社→第17、18話参照

*アストロ→第19、20話参照

*ルナ・マフィア→第8、9、10話参照

ニアとラオンは、先導するアストロに着いて行く。

3人は、高架下のサイファー。通称“影藍(えいあい)サイファー”を通過した後、

百絡段(ひゃくらくだん)“という階段を登り始めた…


この“百絡段”というのは、その名の通り、

『百本の糸が絡まって出来た階段』というのが由来である。

というのも、この階段はかなり昔に建設されたようで…

当時この国に、魔物が訪れ、人々を脅かしたらしい。

そのため、再び平和が訪れるように、この階段を建設したと言われている。

要は、成り立ち自体は、『御伽神社』と同じである。

因みに、百本の糸というのは、人々の願いとされていて…

『のどか』や『穏やか』、『優しさ』など百の願いで構成されている。


百絡段は、高架下エリア。通称“影藍鏡(えいあいきょう)”と、大通りである“西誄網(せいるいもう)”を結ぶ、巨大な階段であり、“西誄網“と同じくらい賑わっている。

段数は88段,横幅は約35mで、最大傾斜角は30°であり…

意外と辛そうだが、御伽神社に徒歩で向かうよりよっぽどマシである。


「もう少しで着くよ。ほら。

 あそこの標識に残り段数が書いてあるから…

 残り20段で“西誄網”に到着だね!」

アストロは後ろを振り返り、二人で並んで歩いている、ラオンとニアにそう言った。

ラオンとニアは静かに頷き、その後、また視線を隣に向ける…

アストロはそんな様子を見て、

[なんで、声を出さずに頷いたんだ…?

私の考えすぎかもしれないけど…

なんか、そんなに緊張することあるの?]

と思っていたが、すぐに二人の隣を見て何かを察した。


そう。ラオン達の隣にいたのは、明らかにアウトローな雰囲気を漂わしている人だった。

集団ではないものの、威力は絶大で…

近くにいるだけで体が硬くなるような、いかついオーラを放っている。

煙草(非合法…?)を吸っていて、全身のほとんどがタトゥーで覆われていて…

その全てが、ギャングであることを物語っている。

そんな緊張感の中…


「よぉ嬢ちゃん?元気してたか。」

そう声を発したのは、ギャングだった。

しかも、なぜかニアに向かって発言した。

一瞬にして、周囲の人たちが沈黙し…

通行人の視線が集まる。

そんな様子を見てた、アストロは困惑と恐怖に駆られて、階段を下り…

二人の元に駆け寄った。


そこで、アストロと同じように、困惑と恐怖に駆られていたラオンは、

何かを思い出して、硬化しているニアに囁いた。

「あ…もしかして、“ルナ・マフィア”じゃないぃ…」

そのお陰か、ニアは冷静さを取り戻し…

ラオンの発言を踏まえて、一度考えることにした。


[とにかく落ち着いて…

近くには仲間がいるから…

よし。

えっと… この人は誰だ?

なんで、私にだけ声をかけた…?

いや、まさか“ルナ・マフィア”な訳ないよね…

ラオンがそう言ったけど、まさか、ね。

いや待って… そういえば、宇宙船が墜落する前に何かあったような…

あ、あぁ… そうか…]


そこまで、思い出したニアは、自分でも青ざめるのが分かった。

そして、もう一つのことも理解した。

それは…

ラオンの予想が的中していた事だった。


ニアが思い出したのは、宇宙船が墜落する前にあったこと。

それが、この人が“ルナ・マフィア”であることの証明だった。

宇宙船が墜落する前、ニアは誘拐犯に体を縛られていた。

そんな、危機的状況であったにも関わらず…

ニアはそんな時に“フィール・インテリジェンス”で情報を得ていた。

その時に一瞬、送られてきた情報にある人の名前があった。

それは、宇宙船にいた誘拐犯の一人が、通話をしていた相手。

通称“ルナ・マフィア”のボスのことだ。

名前は、コールマン・ジェノサイド。それがこのグループのボスだった。


そして…!

さっき声をかけてきた、このギャングのような男。

拳にあるタトゥーを見ると…

コールマン・ジェノサイドとある。

そこでニアは、全てを察して青ざめたのだ…


「ニア!行くよ!」

次の瞬間、ラオンはニアの手を握り、階段を駆け上がった。

青ざめたニアを見て、本能的にそのような行動を取ったのだ。

ニアとラオンは、残り20段あった“百絡段”を登りきり、“西誄網”に出た。


そこで…

取り残された、アストロはというと…

「おい!置いてかないでよ…

 まぁ、いいけどさ。」

といいつつ、コールマンを睨みつける。

そんなアストロを、コールマンは軽蔑して…

突如、右ストレートを繰り出した。

そんな絶望的な状況で、アストロは決心する。

自分の超能力を使うしかないと…

数ヶ月ぶりです。

投稿がかなり遅れてすいません。

でも、久しぶりに執筆してみたら、楽しかったので…

できる範囲で、投稿していきます。

できれば、次あたりで妹ちゃんを出したいな…

なんて思ってますw

今回のタイトルは

『KEN THE 390 feat.MC⭐︎ニガリ a.k.a 赤い稲妻,KOPERU,CHICO CARLITO,晋平太』の「真っ向勝負」

を参考にしています。

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