第18話 Lucky Comes True!
話の内容が思い出せない方へ…
こちらを振り返って見ては…?
*特にこちら。
*超能力の説明→第8話参照
*ニアの能力説明→第8、9、10話参照
鳥居をくぐったラオン達は、目を見開いた。
御伽神社の美しさと、大きさに驚いたためだ…
まず、本殿がとにかく大きい。
ラオン達の城の1/10ほどの大きさで…
とにかく作り込まれている。
そして、装飾が凄い…!
いつも喋っているラオン達が、言葉を失うほど綺麗で、
細かいパーツ一つ一つが、煌びやかである…
まず、ラオン達は、本殿に参拝した。
ニアはラオンの隣で、参拝する。
どちらも作法がしっかりしていて、マナーがある。
ラオンは王族だから、“そういう知識“があるのだろう…
ただ、ニアはなぜか、“そういう知識”があったのだ。
もしかしたら、ニアの国では常識なのか…
少なくとも、ラオンの国では、神社なんて珍しいものはなかったので…
ラオンは、内心、興奮していたらしい。
次に訪れたのは、“解放状”が取得できる、授与所に向かった。
本殿からあまり距離はなかったが、この“解放状”取得には意外と時間が掛かる。
そのためニアは、ラオンが“解放状“取得の手続きをしている間。
近くの由緒看板を眺めていた…
『御伽神社の成り立ち
ー時は今から1000年前に遡ります。当時この地は、泥と草木しかないただの山でした。
その頃、ここはグレースと呼ばれていて、麓には集落が栄えていました。
しばらく平和でしたが、ある時、事件が起こります。
なんと、何処からか魔物が訪れたのです。その魔物は、強靭かつ狡猾で…
この国の人々を脅かしました。
その為、人々は魔物が消滅するように、再び平和が訪れるように願い、
この神社を建立したとされています。
名前の由来は、その頃に流行ったものが関わっています。
「御伽」とは、グレースで流行していた「御伽噺」のことです。
人々は、魔物に脅かされていた時、この「御伽噺」を読んで、気を和らげていたそうです。
だから、昔の人々は、『その「御伽噺」のように平和であって欲しい』という願いを込め、
「御伽神社」と名付けました。
今では、魔物も消え去り、平和な世界になっています。
因みに、この国の名前「グレイシャー」は、当時のこの国の名である、
「グレース」から発展したものらしいです。』
由緒看板を眺めていた、ニアは読み終わった後に考えていた。
[魔物って何?もしかして…]
「ニア〜!終わったよー」
そこで、ニアは首を横に振って、自分の考えを否定し、ラオンに視線を戻す。
「由緒看板見てた。ごめん、気づかなくて。
んで、次はどこに行くわけ?」
ニアはそう尋ねると、ラオンは笑顔で答える。
「緑弦洞に行こう!って言いたいところなんだけど…
その前に行きたい場所があって… 少し寄ってかない?」
それに、ニアが怪訝そうな表情を浮かべたが、とりあえず頷いた。
そして、ラオンはニアが頷いたのを見てから、目的地へ向かった。
「あぁ、そう言うことね…」
すぐにニアは、ラオンの気持ちを察した。なぜなら、ここは絵馬が飾ってある場所だから。
そしてラオンは、流れるような動きで、絵馬を2体買って、片方をニアに渡した。
それでラオンは、少し困惑してるニアに話した。
「やっぱり、魔王討伐するんなら、神様には祈っておかないとね…」
「絵馬、ありがとう…?じゃあ、書こうかしら?」
ニアは、若干まだ困惑していたが、ラオンは気にせずに話を続けた。
「絵馬って“合格祈願”がメインみたいになってるよね〜
でも、俺が書く内容は一つって決めてるけど。」
「私も一つだけ。決めてあるわ。」
お互い、無言で絵馬を書き…
数分後、絵馬を飾るときに、お互いの書いたことを言い合った。
先に、喋ったのはラオンだった。
「内容は『知り合いがみんな平和であり続けますように。』だよ〜」
「ラオンらしくて、良いと思う。
私は『この旅が終わりませんように。』だよ…」
そして、ニアも内容を話した。それを聞いたラオンは、
[えっ、てことはやっぱり俺のこと…?]
と、一瞬、キモい考えをしたが、首を振って誤魔化した。
そのせいか、ニアに疑いの視線を向けられたので、慌てて口を開いた。
「まぁ、知り合いが無事かどうかはわかるんだけどね… ははっ…」
ラオンのその言葉のお陰か、ニアはラオンを疑わなくなった。
ただ、今度は、ラオンに食いついて質問した。
「なんで分かるの?離れてるのに?」
その質問に、ラオンは頭を掻きながら喋った。
「僕もニアと同じで、この大陸で生まれてるから、超能力の持ち主なんだよね…
しかも魔術で補えないやつ。ニアのやつと似てるんだけどね…
ニアの能力は、確か“フィール・インテリジェンス”だよね?
そして、僕の能力は…“フレンド・バイタル”って言うんだけど。
能力を簡単に説明すると、自分が、一回でも見たことある人の生命信号が分かるっていうやつ…」
それを聞いたニアは、関心をしつつ、ラオンを見つめた…
なんか、ストーリー進んでねぇよな…
すいません、反省しています。
そんなことより、投稿がかなり遅れてしまって…
本当に申し訳ないです。
いろいろあってですね。(言い訳)
まぁ、とにかく、これから投稿はなるべく頑張りますわ…
今回のタイトルは
『マチカネフクキタル(新田ひより)』の「Lucky Comes True!」
を参考にしています。




