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All For Love ~Serious love never ends?~  作者: 犬
第一冒険譚 ーInceptionー 《Suit ♡》
18/46

第17話 和風ブルース〜337〜

話の内容が思い出せない方へ…

こちらを振り返って見ては…?

*特にこちら。


*スート、エリアなど…→第14話参照

*回廊巡り→第4話参照


『グレイシャー』は、スート:ハート、レベル:K(キング)、エリア:ファンタジーである。

人口は、“王都ライカルル“の2/3ほどで、ライカルルに比べたら、少し劣っているように感じるが…

スート全体で見たら、大都市に分類されるほどだ。

まぁ、とにかく、この国も大都市であり、人口も多い。

平和で安全な国である…


「やっと着いたのね…?

 あれ… なんで…!?」


そこでニアは、一つの疑問が生じて、言葉を詰まらせた。

どうして…?といった表情で、考え込んでいたところに、

答え合わせをするように、ラオンは言った。


「えぇっと、多分疑問に思っているよね…?

 “なんで、エリアが同じなのに、雰囲気がこんなにも違うのか?”って…

 なぜかというと、ここらへんの国は、エリアが『ファンタジー』っていう

 広い括りだからさ…

 ファンタジーって種類たくさんあるでしょ?

 だから、僕の国とここの国は、こんなにも差が出るのさ。

 因みに、僕の国は“西洋ファンタジー”で…

 グレイシャーは“和風ファンタジー”だよ。」


それを聞いたニアは、納得して頷き、歩き出したラオンについていった。



あたりは、和風の建物が覆い尽くしている。

街は、硫黄の匂いや、旅館特有の匂い。

いろんな匂いが充満していた。

道行く人は、皆、和服を着ていて…

人間もいれば、妖狐もいたりと、いろんな種族が共存している。

たまに、(かぶ)いた服装をしている人がいたが…

それは、おそらく“神さま“なのだろう。


そんな中、ラオン達は、一つの場所を目指していた。

それが、この国の“冠麓山(がんろくさん)”という山の頂上にある、

“御伽神社”だった。

参道は、山の麓から続いていて…

山を登り切ると、巨大な鳥居が出迎えてくれる。

でも、数km歩いてきたラオン達に、残された体力は少なかった。

そのため、徒歩で登るのではなく…

ゴンドラで、“冠麓山”の頂上まで行くことにした。


ニアに、事情を説明しながら、ここまで来たラオンは、

予定通り、ゴンドラに乗ることにした。

ゴンドラは無料で乗れるが…

“自分の足で冠麓山を登りたい”と思う人が、半数以上いるようで、

無料なのにも関わらず、あまり混んでいない。

なので、あまり待たずに、ラオン達はゴンドラに乗ることができた。


そもそも、ラオン達はなぜ、

この“御伽神社“に行かなければ行けなかったのか?

疑問に思うだろうが…

その理由は、“回廊巡り”にある。


この国の、刻印が置いてあるのは、2ヶ所で…

一ヶ所目は、国王がいる、“晴冥城(せいめいじょう)”で、

もう一ヶ所は、巨大温泉施設である、“緑幻洞(りょくげんどう)“にある。

だが… 問題はそこにある。

城に入るのは、難しいため…

普通なら、緑幻洞の方の刻印を使うだろう。

しかし、この緑幻洞は、ある条件があり、

その条件を満たしていないと、入ることすら出来ないという。

その条件というのが…

「“御伽神社”の“解放状”を所持している」

というものだった。


この“解放状“というのは、“御伽神社”で貰える札だ。

特に、意味なんてない。

これを持っていると、魔物から身を守れるとか、そんなのはない。

ただ、この国の特定の施設に、入れるようになる。とか。

そんな感じのやつだ。

しかし、この解放状の取得にも条件がある…

まず、一つ目が、同じエリアに1年以上滞在していた人であること。

住人だったり、仕事で滞在してた人は貰えるということ。

そしてもう一つ。それは、満10歳以上ということ。


幸い、ラオンは、どちらの条件も満たしている。

しかし、ニアは同じエリアに1年もいない。そのため…

解放状を貰うことが出来ない…!

まぁ、しかし、人生は意外とうまくいくもので…

解放状で入れる施設は、基本、

“解放状1枚につき2人の入場が可“

とされているので…

実は、ラオンが持っていれば、それでいいのである。


話は戻って…

ラオン達は、快適なゴンドラで、山頂まで辿り着いた。

ゴンドラ乗車途中、子供が泣き喚いたり…

神さま同士の会話を聞いたり…

妖狐の尻尾に触ったり…

今まで、したことのない体験にワクワクしながら、ここまで来た。

そのためなのか、2人は笑顔で巨大鳥居の前に立った。

先に鳥居をくぐった、“尻尾を触らせてくれた“妖狐に手を振りつつ、

ラオン達は、歩みを進めた。

巨大鳥居をくぐる直前、ラオン達は、一言。


「行こうか」

「行こうか…!」


同時のタイミングで、そう言った。

そう決意した、ラオン達は、

巨大な鳥居をくぐったのだった。

和風ファンタジー、執筆楽しい!

今、短編小説執筆中です…!

短編小説は4部構成にしようかな?

短編じゃなくなるかも…?w

今回のタイトルは

『KICK THE CAN CREW』の「地球ブルース〜337〜」

を参考にしています。

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