ジル、エリー クロードの街に
王城のお仕置きを済ませ、支部に帰ると、両親は大分落ち着いていた
「この人が私の旦那様」
両親に紹介された、歳の差の事を言われないか、冷や冷やしながら
「栄太です、了解いただく前に、シルビーと結婚させてもらいました、申し訳ありません」
素直に謝っておく
「とんでもない、聞けばシルビーとリリーの、命の恩人だと聞きました、その上、今まで手厚く守ってくれて、本当にありがとうございます、また、今回も私たちを助けていただいて、お礼の仕様もありません、どうか私達を、どのように使ってくれても構いません、一生かかって恩返しいたします」
そんな風に理解してくれると嬉しいが
「恩返し何て、これからは家族になるのですから、何も心配しないでください」
「そう言うわけには」
この夫婦検挙過ぎない、こういうの嫌いじゃないけど
「本当に気にしないでください、俺にシルビーを妻にする事を許してくれただけで充分です」
「そういう事なら、有難く行為をいただきます」
何とか終わりそうだが、事のついでに、思いついた、傍で聞いていたロイドに
「ロイド、ジルさんもエリーさんも鍛冶師、と言う事は、工場の責任者は決まっているか」
「いや、まだだ」
「じゃあ決まりだ」
「そうだな」
話が見えなくて、他人事のようにしているジルさんに
「ジルさん、実はお願いがあるんですが」
と、きりだすと
「何でしょう」
「度始める工場の責任者になって貰えませんか」
「さっきから聞いていて、何の話をしているか、分からないんだが、どういう話ですか」
「シルビーが全てわかっていますから説明して貰ってください、納得いったら返事を下さい」
シルビーに
「ルビー頼むな」
と声をかけると、分かってますと
「はい」
いい返事をしてくれた、そんな話になって、もう少し両親が落ち着くまで、と言う事で食事をとりながら談笑して過ごした、後は帰るだけになった
もう救出も終わったし、いちいち門を通るのは面倒、シルビーの両親は門を通るのも難しい、答えは一つ
着陸した小さな森の中の広場に直接転移した
「シルビー、お前たちは人間だよな」
「お父さん、何言ってるの、人間に」決まってるでしょう」
ロイドの部下も
「瞬間移動何て、実際出来る人がいるなんて、もう、驚く事は無いと思ったのに」
異空間から飛行艇を出す、全員で乗り込んだ、今回は定員満席になった、帰りも俺の操縦で帰る、飛行艇が上昇を始める、ジルが
「シルビー、お前の旦那は人間じゃないよ、絶対」
小声で言って居る、お父さん俺の耳は地獄耳だから、聞こえているんだけど
「お父さん、驚くかもしれないけど、栄太さんの妻になったら、私も同じような事が出来るようになったのよ、私も人間じゃないのかしら」
「ええ~おまえがぁ、そんな事有り得ない」
大声を出した、それっきり御夫妻はものをいわなくなってしまった、飛行艇は順調に飛行している、艇内は異常に静かだ
「お父さん、お母さん、大丈夫」
「大丈夫だ、驚き疲れる、なんていう事があるとは、本当に疲れた」
「私も」
二人でぐったりと椅子にもたれ掛かっている、その後工場で作るもの、大体の仕組み等、シルビーkから説明している
「そんなすごい事を考えているのか」
「考えているんじゃなくて、もう始まっているの、だからその全体を見て、栄太さんや、ロイドさんを助けてやって欲しいの」
「勿論助けになるなら、何でもするよ、なっ、エリー」
「ええっ、返しきれない恩があるもの」
「返事はすぐじゃなくていいって言ってるから、二人で良く相談しておいてね
そう言ってシルビーは操縦席の隣に着て座った
「話しておいたわ」
「ありがとう」
そろそろ到着だ
「ギルド支部、こちら栄太、格納庫の上を開いてください」
「ギルド支部、了解、格納庫上部展開」
念を送り結界の一部を解除、通過後結界を張り、格納庫に降下着陸した
「本当にここはクロードの街か、何十年も過ぎていない筈だが」
ギルドを見て驚き、街並みを見て驚き、疲れるはずだわ、ウィンに両親を紹介、経過報告をする
「意外に早く片付いたな、よかった」
「ありがとうございました」
ギルドを出ると、、家に向かう、一緒に住んでもらうつもりだ、部屋はまだ余っている、家に着くと例のお迎えが待っていた、メイド全員先頭に執事ガルト
「旦那様、奥様、お帰りなさいませ」
「はい、ただいま」
俺は諦めて受け入れる事にした、要は慣れればいいのだ、無駄なあがきは止めて、気にしない事だ、ジルはシルビーに
「何だ此処は、何様の屋敷だ」
と聞いている
「私たちの家よ」
「家じゃないよ、こういうのはお屋敷って言うんだぜ」
「だって、栄太さんが屋敷って言うの嫌がるの、家って言えって」
「変わっているな、お前の旦那は」
全部聞こえているんだけど、しらないふりをしよう、出迎えの列を通り過ぎたとき、リビングのドアが開いて
「おかあさん~」
リリーが飛び出してきた
「りりー」
エリーが抱きしめる、その二人をジルが抱きしめている、三人とも泣いている、リリーは声を出して泣いている、それを見ながらシルビーもないている、メイドたちも涙している、ガルトがさりげなくハンカチで目元を押えている、俺はと言えばシルビーと抱きあって、泣いていた、
その夜は、ジルとエリー夫妻の、歓迎パーティーとなった、これからはリリーに淋しい思いを、させなくて済みそうだ、リリーはエリーの傍を離れない、思いっきり甘えると良い
よくじ




