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栄太の漫遊記  作者: ベン マウント
39/61

ジル、エリー クロードの街に

王城のお仕置きを済ませ、支部に帰ると、両親は大分落ち着いていた

「この人が私の旦那様」

両親に紹介された、歳の差の事を言われないか、冷や冷やしながら

「栄太です、了解いただく前に、シルビーと結婚させてもらいました、申し訳ありません」

素直に謝っておく

「とんでもない、聞けばシルビーとリリーの、命の恩人だと聞きました、その上、今まで手厚く守ってくれて、本当にありがとうございます、また、今回も私たちを助けていただいて、お礼の仕様もありません、どうか私達を、どのように使ってくれても構いません、一生かかって恩返しいたします」

そんな風に理解してくれると嬉しいが

「恩返し何て、これからは家族になるのですから、何も心配しないでください」

「そう言うわけには」

この夫婦検挙過ぎない、こういうの嫌いじゃないけど

「本当に気にしないでください、俺にシルビーを妻にする事を許してくれただけで充分です」

「そういう事なら、有難く行為をいただきます」

何とか終わりそうだが、事のついでに、思いついた、傍で聞いていたロイドに

「ロイド、ジルさんもエリーさんも鍛冶師、と言う事は、工場の責任者は決まっているか」

「いや、まだだ」

「じゃあ決まりだ」

「そうだな」

話が見えなくて、他人事のようにしているジルさんに

「ジルさん、実はお願いがあるんですが」

と、きりだすと

「何でしょう」

「度始める工場の責任者になって貰えませんか」

「さっきから聞いていて、何の話をしているか、分からないんだが、どういう話ですか」

「シルビーが全てわかっていますから説明して貰ってください、納得いったら返事を下さい」

シルビーに

「ルビー頼むな」

と声をかけると、分かってますと

「はい」

いい返事をしてくれた、そんな話になって、もう少し両親が落ち着くまで、と言う事で食事をとりながら談笑して過ごした、後は帰るだけになった

もう救出も終わったし、いちいち門を通るのは面倒、シルビーの両親は門を通るのも難しい、答えは一つ

着陸した小さな森の中の広場に直接転移した

「シルビー、お前たちは人間だよな」

「お父さん、何言ってるの、人間に」決まってるでしょう」

ロイドの部下も

「瞬間移動何て、実際出来る人がいるなんて、もう、驚く事は無いと思ったのに」

異空間から飛行艇を出す、全員で乗り込んだ、今回は定員満席になった、帰りも俺の操縦で帰る、飛行艇が上昇を始める、ジルが

「シルビー、お前の旦那は人間じゃないよ、絶対」

小声で言って居る、お父さん俺の耳は地獄耳だから、聞こえているんだけど

「お父さん、驚くかもしれないけど、栄太さんの妻になったら、私も同じような事が出来るようになったのよ、私も人間じゃないのかしら」

「ええ~おまえがぁ、そんな事有り得ない」

大声を出した、それっきり御夫妻はものをいわなくなってしまった、飛行艇は順調に飛行している、艇内は異常に静かだ

「お父さん、お母さん、大丈夫」

「大丈夫だ、驚き疲れる、なんていう事があるとは、本当に疲れた」

「私も」

二人でぐったりと椅子にもたれ掛かっている、その後工場で作るもの、大体の仕組み等、シルビーkから説明している

「そんなすごい事を考えているのか」

「考えているんじゃなくて、もう始まっているの、だからその全体を見て、栄太さんや、ロイドさんを助けてやって欲しいの」

「勿論助けになるなら、何でもするよ、なっ、エリー」

「ええっ、返しきれない恩があるもの」

「返事はすぐじゃなくていいって言ってるから、二人で良く相談しておいてね

そう言ってシルビーは操縦席の隣に着て座った

「話しておいたわ」

「ありがとう」

そろそろ到着だ

「ギルド支部、こちら栄太、格納庫の上を開いてください」

「ギルド支部、了解、格納庫上部展開」

念を送り結界の一部を解除、通過後結界を張り、格納庫に降下着陸した

「本当にここはクロードの街か、何十年も過ぎていない筈だが」

ギルドを見て驚き、街並みを見て驚き、疲れるはずだわ、ウィンに両親を紹介、経過報告をする

「意外に早く片付いたな、よかった」

「ありがとうございました」

ギルドを出ると、、家に向かう、一緒に住んでもらうつもりだ、部屋はまだ余っている、家に着くと例のお迎えが待っていた、メイド全員先頭に執事ガルト

「旦那様、奥様、お帰りなさいませ」

「はい、ただいま」

俺は諦めて受け入れる事にした、要は慣れればいいのだ、無駄なあがきは止めて、気にしない事だ、ジルはシルビーに

「何だ此処は、何様の屋敷だ」

と聞いている

「私たちの家よ」

「家じゃないよ、こういうのはお屋敷って言うんだぜ」

「だって、栄太さんが屋敷って言うの嫌がるの、家って言えって」

「変わっているな、お前の旦那は」

全部聞こえているんだけど、しらないふりをしよう、出迎えの列を通り過ぎたとき、リビングのドアが開いて

「おかあさん~」

リリーが飛び出してきた

「りりー」

エリーが抱きしめる、その二人をジルが抱きしめている、三人とも泣いている、リリーは声を出して泣いている、それを見ながらシルビーもないている、メイドたちも涙している、ガルトがさりげなくハンカチで目元を押えている、俺はと言えばシルビーと抱きあって、泣いていた、


その夜は、ジルとエリー夫妻の、歓迎パーティーとなった、これからはリリーに淋しい思いを、させなくて済みそうだ、リリーはエリーの傍を離れない、思いっきり甘えると良い


よくじ


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