表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[書籍化]もふつよ魔獣さん達といっぱい遊んで事件解決!! 〜ぼくのお家は魔獣園!!〜  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
85/118

84.パパのいっぱいのゴミ、変なヒットベアーさん達とキックモンキーさん達

「……」


『『『……』』』


「ゴミ、いっぱい」


『うん、いっぱいだね』


「にばしゃ、1つじゃなかったねぇ」


『うん、1つじゃなかった』


「もう、おわりかなぁ」


『おにいちゃ、ちゅかれちゃ。おんぶ』


「ははは、まぁ、そうもなるよな。これだけのゴミ、パパも久しぶりに見たからな。みんな額に皺が寄ってるぞ」


 パパの声に、みんながバッ!! ってパパの方を見ます。そうしたらパパがちょっとビックリしたよ。


「な、何だ?」


「パパ、ゴミおわり?」


「あ、ああ、終わりだぞ。全部綺麗にして、ちゃんと全部荷馬車に乗せたからな」


「ほんと? ぜったい?」


『もうすぐ終わるって、何回も言ったよね。本当に絶対に終わり?』


『うん、何回も言ってた。ちーちゃん、はい、おんぶ』


『おにいちゃ、ちゅかれちゃねぇ』


 ブルーノおじいちゃんがみんなのお話しを、パパに伝えてくれます。


「そう言っているのか?」


「はい」


「そうか。本当にゴミの片付けは終わりだぞ。見てみろ、ゴミを片付けている奴はいないし、ゴミの袋もないだろう」


 じっとヒットベアーさん達の小屋と、キックモンキーさん達の小屋を見る僕達。パパのお話し、本当に本当かな? 本当にゴミを片付けている人は居ない? ゴミの袋、その辺に置いてない?


「ずいぶんみんな疑うな。本当にゴミは終わりだぞ?」


「もう、あなたが何回もこれで終わりだって言いながら、何回も、お、これもゴミだった。あれもゴミだったなんて、ゴミを増やすから。みんな疑っちゃってるのよ。最初からまだまだ、頑張れって言えば良かったのに」


 あのね、僕達はちょっとずつだったけど、一生懸命ゴミを運んで。グーちゃん達もゴミを運んでくれて。どんどんゴミのお山は小さくなってね。最初にできたゴミのお山と、次にできたゴミのお山は、全部綺麗にしたんだ。


 それで僕達はパパに、これで終わり? って聞きました。そうしたらパパが、ああ、これで終わり、ってそう言ったから。僕達は、次は藁を敷くか地面を整えるかだと思って、道具が置いてある場所へ行こうとしました。でも。


 あ、これもゴミだったな。あっちのもゴミか。向こうのもそうかって。パパが小屋の中へ入って行って、そうしたらまたゴミがまた増えちゃったんだよ。

 急いで僕達はまたゴミを運んで。また綺麗になったから、パパにこれで終わり? って聞いて。それで……。


 パパね、その後3回もおなじことしたの。終わりって言ったのに、ゴミを3回も増やしたんだ。


 今もまた綺麗になったけど、パパがまたまた同じことを言うかもしれなでしょう? だから何回もパパに聞いているところです。


「もう、みんな額に皺が寄っちゃって、みんなの可愛い顔が台無しよ。アルフ、みんなも、ママも確認したから本当に終わりよ。みんな頑張ったわね。よく最後までゴミを運んだわ」


「おわり、ほんと?」


「ええ、本当よ。もう、あなたのせいで疑い深くなっちゃったじゃない。そうだわ!! 1回休憩しましょう!! これだけのゴミを片付けたんだもの。1回休憩よ。そしてまたお昼のご飯まで頑張りましょう!!」


「おやすみ!!」


『うん、お休みしよう!』


『ちーちゃん、お休みだって』


『おやしゅみ? ねりゅの?』


『違うよ。うんとね、今ゴミの袋を運んで疲れたでしょう? だからみんなでちょっとだけゴロゴロして、元気になるんだよ』


『ゴロゴロ、ちーちゃんゴロゴロ、だいしゅき!!』


 ママにくっついて行って、ゴミが乗っていない荷馬車に乗って、ママが休憩のお菓子を出してくれました。クッキー1枚と飴1個です。

 魔獣さんも食べられるお菓子だよ。木の実で作ってあって、魔獣さんが食べちゃいけない物は入っていないから、食べても大丈夫なんだ。


「ゴミ、いっぱいだったねぇ」


『いっぱい過ぎるよ、おかしいよ』


『ねぇねぇ、おにいちゃ』


『なぁに?』


『ちーちゃたちがはこんだごみ、ちーちゃのあち、なんぼんかなぁ?』


『ちーちゃんの足!?』


『足じゃ大変だよ。何本あっても間に合わないよ。アルフが何人分の方が分かりやすいんじゃない? う~ん、アルフを寝かせて縦に並べて、そこの大きな柵を、ぐるっと1回周りくらいじゃない』


『わぁ~、いっぱい!? にばしゃにいっぱいだから、よくわかんなかっちゃねぇ』


 荷馬車には最初からいっぱいゴミだったけど。途中からぎゅうぎゅうにゴミを荷馬車に押し込んでいたから。ちーちゃん、l途中からよく分かんなくなっちゃったんだって。ぎゅうぎゅう、どれくらい? って。


 やっと片付いたゴミ。あんまりゴミが多すぎたから、今トロイとブルーノおじいちゃんが休憩の間に、ゴミを捨てに行ってくれています。帰りにみんなの荷馬車に乗れなくなっちゃうもんね。


 僕達がゴミを運んでいる時、パンチの練習とキックの練習をしていた、ヒットベアーさん達とキックモンキーさん達は。コケコおじさんから、ゴミの分け方と、集め方を教えてもらっていました。今、コケコおじさん達も休憩しています。


 休憩が終わったら、次は地面を平らにします。ワイバーンのせいで色々壊れちゃって、綺麗に直したけど。地面はみんながゴロゴロしたり、練習をしたり、色々なことをするから、直ぐに凸凹になっちゃうんだ。


 地面を直したら、最後は小屋の中へいっぱいの藁を敷きます。ウササ達の小屋みたいに、綺麗に敷かなくて良いんだって。みんなが好きなように、後から動かすみたい。だから色々な場所に藁のお山をつくるんだって。


 そして藁のお山が終わったら、最後。ご飯をご飯入れに入れて終わりです。そうしたら僕達、みんなと遊べるんだ。


 僕は荷馬車から顔を出して、柵の方を見てみます。そうしたら子ヒットベアー達と子キックモンキー達が、僕達の方を見ていて。僕はブンブン手を振ってみんなに言いました。


「もうすこし! がんばる!! あそぼね!!」


 そうしたらみんながニコニコ、ー手を振ってくれました。ん? あれ? 


 あのね、僕が遊ぼうねって言ったら、1番大きなヒットベアーさんとキックモンキーさんが立ち上がって、みんなから離れたんだ。それでなんか準備運動みたいなのを初めて。それから変な格好をしたんだよ、何であんな変な格好してるのかなぁ? 


 それに若い大人のヒットベアーさん達とキックモンキーさん達が、ソワソワし始めたし。みんなどうしたの?


      *********


『……あ奴らは本当にやるつもりなのか?』

 

『そうなんだろう』


『我は見たくないのだが? いや我のことはいい。あれを見て、アルフの目が悪くならないだろうか』


『アルフが少しでも嫌そうにしたら、すぐに止めなければ』


『そうだな。しっかりアルフのことを見ておこう』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ