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私の妹は私より身分が上なんです。  作者: アオサマ


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歪な子

私とお父様とアナが街に着いた時、とある貴族の子たちがアナに聞こえる音量で話していた。

「何よ、偉そうに、あんないい馬車に乗っちゃって…」

「元は農民との間にできた子なのに…」

正直、苛立つ自分がいることに不思議な感覚を覚えながらも、この子達に一言言ってやりたいと思った。

アナは立派な猊下なのよって。

しかし、アナがそれをとめた。

悪口を言っていた子たちに近づき、手を握った。

「怪我はないですか?」

「だ、大丈夫です」

そりゃ戸惑うよ。

「皆さん、陛下には昨晩の火事のこと伝えました。

リーレ家以外の支援も次期に来ます。

もう、大丈夫ですよ」

その言葉に街の人たちは全員跪き、涙を浮かべた。

やっぱりアナは猊下なのだ。


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