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優秀
小学校に上がった私は、アナが優秀なことをすぐに察した。
小学校のお兄様お姉様、いや、先生方でも知らない知識をもう既に身につけていた。
十貴族の一人ウォール卿はチェスが強いことで有名だ。
そのウォール卿が遊びに来るとアナはいつもチェスを教えてもらっていた。
そして、いつしか勝てるようになった。
「神のお告げって本当なんだね」
私はアナの横で呟いた。
不思議そうな顔をするアナ。
「アナは頭いいし、人望もある」
項垂れる私にアナは優しく話し始めた。
「神のお告げはあくまで肩書。
本当にそうなるには、これから。
一緒に頑張りましょう」
それが、一層ムカついたけど、微笑みを止められなかった。




