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本当の妹
10歳になる前、私に本当の妹ができた。
身分も同じ正真正銘の私の妹だ。
その頃、アナは王宮で過ごしており、私は本当の妹を清々しい気持ちの中で可愛がった。
言葉を覚え始めてすぐ、妹が「お姉ちゃま」と呼んでくれたときには飛び上がって喜んだ。
それでもなぜかアナのことが気になった。
王宮暮らしで不自由はしてないか…
殿下やウィラ様と喧嘩はしていなか…
両親のことを思い出して泣いていないか…
なぜか、ふとした瞬間気になるのだった。
しかし、そんな日々は3年で終わった。
他国との戦争で国の情勢が悪化し、王宮は危険と判断されアナはまた私たちの屋敷で過ごすことになった。
屋敷に戻ってきたアナは私達と遊ぶことはせず、いつも難しい顔をしていた。




