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命令です
実習最終日。
「リュウ、お父上と話してきなさい」
「えっ、いや…ですが…」
戸惑うリュウ。
「これは、命令です」
「はい。
失礼します」
アナ酷い!
リュウのお父様はリュウのことを認めてないのよ。
でも、命令と言う言葉を出したため、私は口出すことはできなかった。
でも、心配になり、リュウのずっと後ろを着いていった。
「父さん!」
「リュウ…
この前はすまなかった」
これにはリュウも後ろで隠れて聞いていた私も驚いた。
「この1ヶ月でわかったよ。
お前が執事としてどれだけ優秀なのか。
そして、何より猊下がお前のことをどれだけ信頼しているのか…
おめでとう」
「…ありがとう、父さん」
リュウはお父様に笑顔を見せた。
私もホッとした。
アナはこうなることをわかっていたのだろうか?
そうなら確かに猊下だ。




