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珍しく緊張している
この年、リーレ家は各業界の実習生を受け入れた。
執事、兵士の実習生が来る前の日、アナはそわそわしていた。
「どうしたの?」
「エダは緊張しないのですか?」
珍しく緊張しているアナが可愛かった。
「普段通りの生活をしていればいいと、お父様も言っていていたでしょう?」
「それはそうなんだけど…」
うつむくアナ。
「何かあったらフォローしてあげるから」
私はアナの背中をぽーんと叩いた。
少しだけアナは笑顔になった。
そして実習生がやってくる日が来た。
とりあえず最初は猊下としての対応。
みなが跪き、挨拶をした。
思ったよりも堂々と、と思ったけど、手は震えていた。
と、一瞬だけアナがリュウと、実習生兵士たちの教官に目を向けた。
それからはいつも通りアナとして、姉妹として生活が始まった。




