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12人の少女 最終計画  作者: ヤマネコ
異変(2)
97/164

2020 9/11(7)

理科「私は人間だよ」


楓「…」


楓の手からいつの間にか小さなカードが出てきてそれを見ている。見た後に首を傾げて


楓「…」


奈那子に目を合わせると、横にいた奈那子はため息のようなものをついて


奈那子「…まぁ、今はいいわ」


そういうと後ろにいた誰かが首に刃物を当てるのをやめて遠ざかるのが見えた。


一体誰だったのかと思い、後ろを振り返るとそこにいたのは星名メアだった。


相変わらずの無表情で一体何を考えているのかさっぱり分からないが、星名は手に持っているカッターナイフの刃を閉まってポケットにしまう。


理科「…」


まぁいつも保健室にいるから星名がここにいるのはそこまでおかしくないが、もう1人以外な人物がいた。その人は右手にプラスチック棒を持っていて、棒の上には飴がついている。いわゆるチュッパチャプスだ。


それを小さな下で転がしながら、理科に近づいてくる。


伊藤「…」


体調が悪そうにしていた以降ほとんど接点が無かった伊藤。彼女の表情は星名同様に無表情だ。理科と一瞬目を合わせた後、特に何も言わず鞄を持って保健室から出て行く。


奈那子「何か一言いってもいいのにね~」


楓「そういう人なんでしょう」


星名「…」


星名もカバンを持って保健室から出て行く。


理科「あれ…」


星名「今日は私教室に行ってみる」


楓「お願いします」


星名も保健室から退出していった。


保健室に残るのは理科・奈那子・楓・保健室の先生だけだ。保健室の先生は相変わらず忙しそうに書類を見ている。


ここずっと書類整理ばっかりのように見えるが、本当に保健室の先生なんだろうか。いくら何でも多すぎるような…。


理科「なんで星名さんが私に刃物を向けるの?」


楓「星名さんも朝倉さんを気にしていましたから」


奈那子「本当にこの12人の集まりに何か心当たりは無いのよね?」


楓「嘘ならその首フッとばします」


理科「本当に知らない」


楓「…」


奈那子「…分かった。自習をしましょう」


楓は納得しない、奈那子はしぶしぶ理科の返事を聞いて椅子を元に戻して自習を始めると、丁度1限目のチャイムが鳴った



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