表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12人の少女 最終計画  作者: ヤマネコ
異変(2)
98/164

2020 9/11(8)

スマホの中身を見られたくなければ、指紋認証はおすすめしませんよ(^^♪


寝ている時に勝手に指を使われて中身見られるなんてこともあり得ますので。今後もよろしくお願いします。

そんなこんなで放課後。いつもと違うメンバーでの自習は最初の方は違和感があったが、いざ集中すると自分のことしか気にならず、そこまで不快な気分を抱かず終えた。


昼休みも特に何事も起きず、楓・奈那子と一緒に昼食を摂った。


奈那子と楓が話していて、理科は何も言わずラジオ感覚で聞く。


理科(別に? 会話に混ざるなという雰囲気を感じたからじゃないよ?)


誰に言い訳をしているのかも不明だが、放課後にもこの2人は付いてくるのかと思ったら


奈那子「当然でしょ?」


楓「そうですけど、何か問題でも?」


どうやら理科に決定権も拒否権も無いようだ。どこかに寄るのかと聞いてみたらまっすぐ帰るとのこと。何か手がかりが無いかなと思いながらスマホを弄って2人の話を聞き流しながら周囲を見るとあることに気付く。


全く人影がない。


立ち止まった理科を奈那子が注意する。


奈那子の言葉に従ってホテルに向かってそのまま歩き始めると突然視界が真っ黒に染まった。


理科「っえ?」


手や何かの布・紙で眼の方にかぶせてきたというよりは、突然視力を失ったような感覚だ。


突然のことでスマホを落としていまいそうになるものの、なんとかキャッチ。しかし次の瞬間、何かに自分の両腕を抑えられスマホを持っている左手と操作していた右手が自由に動かせなくなった。


そして隣の奈那子と楓の息遣いを聞こえてきて、指を勝手に動かされる。スマホの画面を触っている感触だ。


どうやら理科の手を勝手に動かして中身を見ようとしているのだろう。抵抗しようにも後ろからさらに誰かに組み付かれて動けなくされる。


「これじゃない?」「そこをタップして」という会話が聞こえて自分の手を勝手に使われて、自分の意思で動けなくされると頭にある光景が浮かぶ。「スマホの中身を見られたら死亡する」光景が見えた。


なんとか振りほどこうにも、地面に足がくっついたように動かすことが出来ない。そして誰かが驚いたような声を上げた瞬間、突然バタンと倒れる音が複数聞こえた。


しばらくすると徐々に視界が戻ってきた。


何度も瞬きをして落ち着くと、倒れている人の姿が見える。


倒れていたのは、椿・奈那子・楓の3人だった。3人とも瞳が淀んでいて、呼びかけてみても身体が全く動かず、何も反応が返ってこない。


少し経つと3人の姿が茅野の時と同様で姿が無くなってしまった。試しにスマホを開きグループを確認すると


『柊椿が退出しました』


『柊奈那子が退出しました』


『柊楓が退出しました』


『伊藤ルキが退出しました』


『星名メアが退出しました』


『瀬奈来夏が退出しました』


『明坂絵美が退出しました』


『宮永美玖が退出しました』




理科「……」


3人は茅野の時と同じことが起きていたが、他の人達も退出している。この3人と茅野が倒れているところを見るに、おそらく他の5人も…。


理科「あれ…」


良く見ると1人の名前だけまだ退出していなかった。


その1人にチャットで連絡をしようとしたら突然、背中に激痛が走る。


理科「っ!」


激痛で前に倒れてしまう。一体何があったのかと後ろを振り返りたかったが、痛みのあまり身体を動かすことが出来ない。


???「…」


誰かがいるのはわかるのだが、その存在の顔を見ることは出来ない。もがいていると首に何かを当てられた後に、激痛が走ったかと思うとその後理科の瞳に映ったのは、理科と同じ制服のスカートだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ