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12人の少女 最終計画  作者: ヤマネコ
普通の女子中学生を目指そう
158/164

2020 9/18(5)

評価ポイントも…お願いします。

星名と一緒に歩きながら学校に向かう。


星名「それで話の続きで、私の主観的な11人の評価が聞きたいって本当?」


理科「…まぁ、参考程度に」


星名「じゃあ…伊藤から話す」


理科「うん」


星名「伊藤は飴が大好き、見ている限りでも舐めていないことがないくらい。ただ飴が好きだからという理由ではないみたいだけど、理由は詳しく教えてくれなかった。足も結構速い。ご飯は沢山食べないけど、全く食べないってわけでもない」


理科「…それだけ?」


星名「この短期間なら多い方だと思うけど?」


理科「はい、そうですね」


星名「次は椿」


理科「うん」


星名「椿は妹の奈那子と楓を好いているけど同時に嫌っている」


理科「え、そんな風に見えないけど?」


星名「私の主観だから」


理科「…そうだったね」


星名「妹に執着していて、他の人にはあまり関心が無い。妹が何か大変な目に遭うととても戸惑うような感じがある」


理科「…」


もしかして3回目のことを今覚えている?


星名「好きな食べ物はスイーツで、嫌いな食べ物はない。得意なことはない、苦手なことものが多いらしい」


それは楓も言っていた。全体的に出来ないことが多いと。


星名「奈那子はギター大好き、起きてギター、休んでギター、暇な時ギター、ギターに関心を大きく向けていて、椿同様に人にあまり関心がない」


理科「この前のトランプの時、最後に伊藤がキスをしたという言葉にとても興奮していたけど?」


星名「あれは伊藤がキスをしたというのではなく、キスをしたことがあるということで興奮したと思っている。誰がしたのかではなく、したかどうかの経験で興奮したんじゃないかな」


理科「…あれってそういう反応なの?」


星名「私から見たら」


理科「…続けて」


星名「楓、こいつも奈那子同様に占いにしか関心を向けて居なくて、人を攻撃するのに全く躊躇しない人」


それは理科も知っている。今まで何度も襲われたことがある。そして自分の顔をした黒楓を平気で攻撃していた。それは椿もだが。


星名「自分の占いを絶対と信じていて、それを否定してくる奴らには躊躇をしない。そのあまりの熱意にからかわれたことがあるみたいで、それから人と接するのをやめたよう」


理科「…」


星名「自分が唯一信じている物を否定してくる害虫どもを相手する必要はないと思ったと思っている」


理科「それは星名も?」


星名「そうだよ、自分の信じている物を否定してくる存在なんて害虫に等しき存在」


理科「そこまで言う?」


星名「朝倉も、熱中できる何かを見つけたら分かる」


理科「…そういうものなのかな」


星名「明坂はスイーツが大好き。12人の中では比較的温情にあふれる人。人に関心を向けていて、結構誰かを心配していることが多い」


1回目で襲われたことがある理科にはその考えを肯定することが出来なかった。


星名「スイーツを馬鹿にされると怒る。けど怒るだけ。まだ良心的」


理科「…うん」


星名「茅野は12人の中で上位に入るくらいの手を出すのが早いと思っている。発言的に人を襲うことに何の躊躇もなく、暴行することに何の疑問を抱かず、落ち着いて攻撃してくる人だと感じる」


全く持ってその通りです。本当に落ち着いて攻撃する人です。


星名「緋色はアニメ・ゲーム・漫画が好き。少し好戦的な感じもある」


理科「うん」


星名「…それくらい?」


理科「他の比べると少ないような」


星名「…12人の中では比較的優しい方だと思う。といっても怒ると茅野位に手を付けられなくなるくらいに荒れそう」


理科「…」


それは……そうかな?


星名「宮永は…基本的に誰にも対応を変えずに接している。けど誰にも同じ距離感で接しているからあの中の人に他より強い気持ちを抱いている感じはない。八方美人みたいな感じ」


理科「…うん」


星名「瀬奈はファッションやデザインに関心がある。12人の中では比較的に優しい感じ。一応人のことは気にしているみたいだけど、気にしているだけで特に行動には起こさない。自分にとって大好きな物があって、それに熱中している点は好感持てる」


理科「…」


耳が痛い話だ。


星名「…」


理科「あれ…社巫女さんは?」


星名「…12人の中で一番面倒な性格をしていると思う」


理科「面倒?」


星名「自分のことを気にしてほしいけど、気にしてほしくない。気にしてほしくないけど、気にしてほしい。気持ちを言いたいけど、言いたくない。言いたくないけど、言いたい。分かってほしいけど、分かってほしくない。分かってほしくないけど、分かってほしい」


理科「え」


星名「求めたいけど、求めたくない。求めたくないけど、求めたい。求められたいけど、求められたくない。求められたくないけど、求められたい。見つめてほしいけど、見つめないでほしい。見つめないでほしいけど、見つめてほしい。一緒にいたいけど、いたくない。いたくないけど、一緒にいたい。自分の物にしたいけど、自分の物にしたくない。自分の物にしたけど、自分の物にしたい…それから」


理科「ちょっと待って」


星名「?」


理科「何その矛盾だらけの表現は」


星名「矛盾だけど矛盾じゃない」


理科「そんななぞなぞみたいな言い回しはいらない。どういうこと?」


星名「矛盾…というか、自分の気持ちに素直になれない感じ。他の10人も自分に素直になっていないところが多々あるように見えるけど、清水がぶっちぎりで素直ではない」


理科「…そうかな…」


星名「…私の主観だから、何度も言うけど」


理科「それは分かってはいるけど」


星名「着いた。急ごう」


星名がそう言うとチャイムが鳴った音が聞こえた。急いで2人で、下駄箱で上履きに履き替えて保健室まで走ることになった。


これからもよろしくお願いします。

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