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12人の少女 最終計画  作者: ヤマネコ
普通の女子中学生を目指そう
157/164

2020 9/18(4)

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食堂に行くと、既に食事を摂り終えている者が食器を洗って乾燥機に置いて出ていく。


椿「朝倉さん、清水さんおはよう」


明坂「あら、2人ともどこに行っていたの?」


理科「散歩です」


茅野「散歩ですか、健康的ですね」


奈那子「急がないと遅刻するわよ~」


そんな感じで2人を置いて出て行く。食堂に残っていたのは星名・瀬奈の2人だけで他の人達は出て行ってしまった。2人は食卓の席について、食後のコーヒーを飲んでいた。


瀬奈「清水、おはよう」


星名「朝倉もおはよう」


理科「あ、はい、おはようございます」


清水「…おはよう」


瀬奈「2人の朝食はあっちに置いてあるから」


理科「ありがとうございます」


清水と一緒に朝食を取りに行って、食卓に皿を置いて座る。瀬奈と星名はコーヒーを片手に何か話をしていた。


瀬奈「~というわけなのよ。どう思う」


星名「どうも思わない」


瀬奈「はぁー、あんた本当に無関心ね。私よりも無関心すぎない?」


星名「実際どうでもいい」


瀬奈「私も同感だけど、それだと必要なコミュニケーションすらまともに取れないわよ?」


星名「…別に良い」


瀬奈「…朝倉はどう思う?」


理科「え、私ですか?」


瀬奈「朝倉はあなただけでしょ」


理科「すいません、聞いていませんでした」


清水のことばかり考えていて、全く聞いていなかった。


瀬奈「…清水さんはどう思う?」


清水「そうねー」


瀬奈「…聞いていた?」


清水「そうね」


瀬奈「…」


瀬奈が何かを怪しむような目で理科を見る。清水はただ黙々と食事を摂っているだけで、それ以外は特に何もしていない。話しに加わることもなかった。


清水「…ご馳走様」


瀬奈「お粗末様でしたー」


清水は食器を洗って乾燥機に置いた後に食堂を出て行く。理科はまだ食べ終わっていないのでまだ残っていた。


瀬奈「朝倉」


理科「はい」


瀬奈「なんであんなにどんよりしているのあいつ」


理科「いや…その…」


星名「いつから?」


瀬奈「昨日一緒に遊んでいる時、朝倉を見て気まずそうにしていたのは気付いていたけど、今みたいにどんよりはしていなかったわよ」


星名「じゃあ今朝?」


理科「…」


瀬奈「一緒にお風呂に入って話をしたけど、その時まではまだましだったわ」


星名「深夜か今朝か…」


理科「…どうすればいいんですかね?」


星名「どうしたいの?」


理科「…分からない」


瀬奈「ここにいる連中って半分以上他の人のこと無関心よね」


星名「瀬奈がそれを言う?」


瀬奈「…っは」


瀬奈は飲んでいたコーヒーを飲み終わると食器を洗って出て行った。





星名「…」


理科「ここにいる連中って無関心なの?」


星名「間違ってはいない」


理科「…そんなもんだよね」


星名「そんなもん」


理科「なんか確信めいた言い方だけど、経験談?」


星名「…見ていればなんとなくそう思うと思ったけど、朝倉は違うの?」


シナリオで誰が怪しいかという目で見たことはあるが、単純に1人の人間として見ていなかったような…?


理科「…星名さんから見たら私達11人ってどう見えるの?」


星名「…そろそろ出ないと遅刻する」


星名は飲み終わったコーヒーカップを洗って乾燥機に置く。時計を見てみると、そろそろ出ないと本当にギリギリの時間だった。


急いで食器を洗って乾燥機に置いて、素早く歯磨きをして制服に着替えて鞄に必要なものを入れてエントランスに出ると、清水と瀬奈が一緒に出て行くところが見えた。


星名「来た」


横から声が聞こえたので、そっちを見てみると星名は読んでいた本をパタンと閉じてカバンの中に入れて理科に近づいてきた。


星名「行こう」


理科「…待っていたの?」


星名「さっきの話の続き、歩きながら話そうと思って」


理科「…」


星名「遅刻するよ?」


理科「分かった」


星名と一緒に登校することになった。


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