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第5話 新たな旅路


        〜〜2日後〜〜


犬塚は、5社の採用結果を心待ちにしながら、朝起きた。 今日から、学校の授業が再開する。


あのDGAビルでの面接は、きっとヘマをやらかして

面接を台無しにしてしまったのだろう。 と思い採用結果は、そこまで気にしていない。


朝ご飯を食べ、着替えるといつも通り佐藤がいる。


佐藤 よっ! 犬塚


犬塚 尊おはよう


佐藤 面接どうだった?犬塚


犬塚 結構良かったと思うよ。佐藤は?


佐藤 俺は、ヘマしちゃったよー。けど採用されると思うなー。


佐藤は、気楽そうな感じで、そう言った。


そうして佐藤とは、面接の日以外の休み何をしていたかなどで、盛り上がったりした。


教室に入り、ホームルームが始まるのを待つ。


最初は、少しホームルームをやり そこから1限目がスタートする。


山本先生が、教室に入ってきた。


山本先生 皆、面接お疲れ様。今日から授業が再開するぞー 4時間授業だが、気持ちは、切り替えて行けよー


犬塚は、時間割を見る。


1限目 数学 2限目 国語 3限目 世界史 

 4限目 体育だった。


犬塚は、順調に、数学と国語を勉強していく。


3限目を担当しているのは、山本先生だ。


山本先生 世界史始めるぞ。今日はエジプトについて教えていく、まず、エジプトは謎が多い。 特に、謎なのが三角の巨大な遺跡だ。先住民族が、何故これを作ったのかどうやって建てたのか 分かっておらず発掘調査をしてみるも、何も出てこない。

 さてここで質問だ。一番有力な説はなんだと思う?


クラスメイトが、手を挙げる。


山本先生が、クラスメイトに言ってみろと言う。


クラスメイト 先住民族が、権力と人民が豊富な事を、示すために作られたと言うのが、有力な説です。


山本先生 正解! ではエジプトを見つけ 国を興した人物は誰か答えられる人は、いるか?


別のクラスメイトが、手を挙げ答えを述べる。


別のクラスメイト エッジ・プットだったはずです。


山本先生 これは簡単だな


そうして質問が、終わり時間が、過ぎて行く


4限目も終わり、犬塚は、佐藤と談笑しながら帰った。



12月に差し掛かった頃 採用通知が届く。


犬塚は、学校の期末テストの勉強やらで、忙しくしており すっかり採用通知が来る事も忘れていた。


目が覚め 自室の扉を開け朝ご飯を食べるために、キッチンへ向かうと自分宛の封筒が6枚まとめられて届いていた。


田中先生が、犬塚くん封筒来てたわよ。とニコニコしながら言う。


犬塚 ありがとうございます。田中先生


自室で開けようと犬塚は思い 早めに、朝ご飯を食べ食器を洗い自室に戻る。


どこからだろうと宛名を見る。そこには 10月と11月に、面接をした会社と観音寺 充から送られてきた封筒

だった。


1社目と2社目 5社目は不採用と書かれており

 そして3社目と4社目だけ採用となった。


6枚目の封筒を開けると、そこには一枚の地図と、採用と書かれた紙が、入っていた。

地図を見るとそこに行けと 言わんばかりに 一箇所集中的に赤の円が、グルグル描かれていた。

 その赤の円の近くに 何か文字が書いてある。


「この場所に、4月1日の13時に荷物をすべて持って来い!遅れたら不採用だ!」by観音寺 充 と書かれていた。


犬塚は、田中先生と山本先生に、6枚目の封筒の事をどうしようか考える。


考えた結果 ちゃんと これまでの経緯を話して謝ろうと、決めた。


昼ご飯を食べた後、すぐに 採用結果の事と6社目の面接を、受けた事を伝えに、田中先生の元へ行く


犬塚は、採用結果と6社目の事を意を決して言った。

 すると返ってきた言葉は、きっと怒られると思って  いたが 意外にも優しかった。


田中先生 犬塚くんが、行きたいと思ったなら、私は、学校の先生が反対しても、応援するからね。

 それにしても、不思議ね 先生が電話しても繋がらなかったのに犬塚くんが、電話すると繋がるなんて


犬塚 それは、僕も不思議に思っています。


田中先生 きっと運命の導きよ そういうことにしましょ 明日学校だから、先生に見せに行くんでしょう?


犬塚 そうです。田中先生


そうして無事に、会話が終わり自室に戻る。

その後は、いつも通り夜ご飯の手伝いをし、ご飯を食べて歯磨きをして寝た。


        〜〜〜翌日〜〜〜


佐藤と一緒に会話をしながら、学校へ登校する。


佐藤 犬塚採用結果どうだったー?


犬塚 3社落ちて2社受かったよ。実は、内緒で、もう1社受けたんだ。


佐藤 へぇー犬塚いつも真面目だから、そういうのしなさそうなのに、どうしたんだ?


犬塚は、求人の事から、面接までの経緯を話す。


佐藤 あのすげーとこか 山本先生には、どう説明するんだ? やめときなさいって言われたんだろ


犬塚 ちゃんと話して謝るよ


佐藤 犬塚度胸あるなー すげーよ 俺なら言わないもん。


犬塚は少し恥ずかしくなり 話題を変える


犬塚 佐藤は、採用結果どうなの?


佐藤 俺はー 1社だけ受かった!

嬉しそうに、ニコニコしながらそう言った。


そうして、他愛のない話をして教室に着く。


4時間授業が終わり 山本先生に、話したい事が ありますと伝える。


人のいない教室に、入り山本先生と向かい合って座る。


山本先生 話ってなんだ?


犬塚は、緊張しながらも採用結果の事や6社目の経緯を伝える。


山本先生 話したい事って そういうことか

 まず、質問だ。

  何故無視して電話を掛けた?答えによっては、先生として怒らなければならない

  

犬塚 どうしてもそうしなければいけない気がしたから電話をかけました。


山本先生 そうか 犬塚は、いつも真面目だからな

 今回ばかりは、許そう で6社目に、行くのか?


犬塚 はい 行きます。


山本先生 まあ好きにしろ 


そう言って山本先生は、教室を出る。


犬塚は、佐藤と一緒に会話をしながら帰る。


佐藤 山本先生怒ってたか?


犬塚 いや 真面目だから許すって


佐藤 犬塚命拾いしたなー 山本先生怒らすと怖いし


児童養護施設に犬塚は、帰り 佐藤は、自分の家へと帰って行った。


そうして授業とテストをこなし18歳になり 無事に、卒業式を迎える。


     〜〜〜3月8日 卒業式〜〜〜 


犬塚は、学校へ行き席に座る。

 すると山本先生が、少し泣きながら入ってくる。


山本先生 クラスメイト誰一人欠ける事なく卒業式を迎えれて俺は、すごく嬉しい

 卒業しても、ここで、過ごした時間を忘れるなよ

  それじゃあ体育館へ行こうか


そうして卒業式は、つつがなく終わる。


帰り道佐藤と話す。


佐藤 卒業しても仕事の休みの日遊ぼうな!  

 はいこれ お前携帯買ったら絶対最初に、入れろよー


佐藤は、メールアドレスが書いた紙を犬塚に渡す。


犬塚 ありがとう 必ず最初に入れるね


児童養護施設が近づいてくる


佐藤 犬塚それじゃあなー!


犬塚も、別れの挨拶をする。


児童養護施設の中に入るとパーティが始まった。


皆と先生が同時に、犬塚くん卒業おめでとう!と声を揃えてクラッカーを弾けさせながら言った。


目の前には、ピザやチキン ローストビーフなど豪華な食事が並んでいる。


犬塚は、皆ありがとうと嬉しそうに言う。

そして食べ始めた。どれも美味しい


パーティが、終わり幸せな気分で、眠りにつく


      〜〜〜4月1日〜〜〜


犬塚は、早めに起き服などを、スーツケースに仕舞う

 児童養護施設最後の朝ご飯を、食べ準備した。


田中先生 そろそろ行かなきゃならない時間ね。

 いろいろと犬塚くんが小さかった頃を思い出すわ。

  あの頃は、ママとパパはどこ?って言って泣いていたわね。泣き止ますのが、とても大変だった。

 でも段々としっかりしてきて私も嬉しかったわ

と泣きながら言う。


犬塚は、泣きそうになるのを堪えて今までありがとうございましたと言った。


皆は、犬塚行っちゃうの?寂しいよーと言う。


犬塚は優しい声で、皆ごめんね 行かなきゃならないんだ と言いドアに手をかける。


そうして、児童養護施設を出て、地図の場所へと歩き出した。    

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